フェリーみしま乗船!船内をご紹介 2泊3日 鹿児島三島村 黒島&竹島へ|2023 旅行記1

船旅

ブログをご覧いただきありがとうございます。

今回は「2023年 鹿児島県三島村 旅行記」その1をお届けします。

フェリーみしま乗船

2023年5月3日、鹿児島市・南ふ頭旅客ターミナルにやって来ました。

今回は2泊3日で鹿児島三島村の黒島と竹島を巡ります。

港の窓口には『 ≪新型コロナ対策≫ 検温・問診にご協力お願いします。」という注意書きがありました。

当時、三島村上陸にあたっては、乗船前の検温だけでなく【2週間前からの健康観察(1日2回の体温計測など)】と【コロナについての問診】に加えて…

乗船前3日以内に実施したPCR検査の【検査結果通知書】も必要でした。私は乗船2日前に東京でPCR検査を実施し、結果は陰性。

無事に乗船券をゲットすることが出来ました。鹿児島から黒島・大里港までの料金は3,660円です。

■ 参考:フェリーみしまの料金(三島村のホームページ)

こちらは港にあった硫黄島名物「ジャンベ」。硫黄島は以前に訪れたことがあるので、今回は上陸しません。

■ 参考:2017年 薩摩硫黄島旅行記

なお、鹿児島港⇔三島各島の運航は週4便。『1泊2日航海』と『日帰り航海』という2つの運航パターンがあり、いずれの場合も日帰りで島に上陸することは出来ません

私のスケジュールは以下の通り。

  • 5月3日:鹿児島港→黒島・大里(1泊2日航海)
  • 5月4日:黒島・片泊→竹島(1泊2日航海)
  • 5月5日:竹島→鹿児島港(日帰り航海)

上陸はしませんが、硫黄島には合計3回接岸することとなります。

ということで、船体にジャンベが描かれたフェリーみしまに乗船。黒島・大里港までは5時間20分の船旅です。

船内の様子をご紹介

フェリーみしまの就航は2020年。新しい船なので船内は綺麗です。

お手洗いはもちろんウォシュレット付き。

5階建てのそれほど大きくない船ですが、エレベーターの案内には様々な部屋の種類が表示されています。

2等和室にはマットレス・毛布・枕が無料で備え付けられており、コンセントも使用可能。

2等椅子室にもコンセントがあり、充電に困ることはありません。

テレビはBS放送に対応。

また、船首の様子も確認することが出来ます。

Free Wi-Fiの案内もありましたが、接続は不安定でほとんど使えませんでした。

共用のラウンジスペースも設けられています。

船内で係の方に声を掛ければ、サロンを利用することも出来るようです。

こちらは1等和室

1等には洋室タイプもあり、2等の倍以上の料金で利用出来ます。ただし、事前予約は出来ず、いずれも先着順です。

さらに、多目的用の1等寝室もあります。

2等の多目的室

2等の多目的用の部屋にはベッドが置かれていたので、身体が不自由な方向けのようです。

2等室Eは敬老席として設定されていました。島民の方への配慮でしょう。

ペットルームや多目的ホールも完備。

多目的ホールは定員40名ですが、果たしていつ利用するのでしょうか。

漫画も置かれており、ちょっとした時間つぶしにぴったりです。

こちらは自動販売機コーナー

自販機コーナーに置かれている冷凍庫は、個人向けではなく、船内の案内所で販売する「三島村特産品」を保管しているようです。案内によると、個人の冷凍品および冷凍品は「乗船前に貨物としてお預けください」とのこと。

電子レンジは自由に使うことが出来ます。

船内には他にもカップ麺やアイスの自販機がありました。

こちらは船内売店

お菓子やキーホルダー、Tシャツ、ギョサンなどが販売されていました。

3D地図ペン立てというマニアックなお土産や…

特産品の「みしま焼酎」も買うことが出来ます。

デッキの様子はこんな感じ。船内は一通り散策したので、出港はデッキから見届けます。

2泊3日 鹿児島三島村 黒島&竹島へ

9時30分、フェリーみしまは鹿児島港を出港しました。

こちらは喜界島~奄美方面に向かうフェリーあまみ

■参考

沖縄へ向かうマリックスラインとマルエーフェリーも停泊していました。

■ 参考

鹿児島港の堤防には「KAGOSHIMA」と書かれています。

この日の桜島の様子。山頂付近には、雲?噴煙?がかかっていました。

出港から約2時間、進行方向右手に見えているのは薩摩半島最南端の開聞岳

一方、進行方向左手には大隅半島最南端の佐多岬方面が見えています。

そしてこちらが三島村の硫黄島です。

12時半、フェリーみしまは定刻通り、最初の寄港地である竹島へ入港しました。

停泊時間は15分。荷役と乗下船を済ませて、定刻通りに出港。

船内のテレビでは、ちょうど韓国の国会議員が竹島(島根県)に上陸したというニュースが流れていましたが、三島村の竹島は全く関係がありません。

竹島を出港してから約15分、硫黄島が近づいてきました。

山肌の黄色くなっている部分が硫黄です。

山頂付近や山肌の所々から白い煙も上がっています。

船内にあった張り紙によると『現在の薩摩硫黄島 噴火警戒レベルは「2」』とのこと。気象庁によると、レベル2は火口周辺に影響を及ぼす(この範囲に入った場合には生命に危険が及ぶ)噴火が発生、あるいは発生すると予想されるということで、住民は通常の生活をしているものの、火口周辺への立入規制等が行われているようです。

港が近づいてくるにつれて、海の色が変わってきました。

13時25分、定刻通りに硫黄島へ入港。

相変わらず港の海は茶色いです。

船が出港する際は、ジャンベの演奏と島の子供たちの踊りによる見送りがありました。

そして、硫黄島出港から約1時間、こちらが私の下船する黒島・大里港です。

14時50分、定刻通りに鹿児島県三島村の黒島・大里港へ上陸しました。翌朝8時に黒島・片泊港を出港する船に乗るまで約17時間、島を歩いて観光します。この日は黒島で1泊です。

.

今回はここまで。本日もありがとうございました。

.

コメント

タイトルとURLをコピーしました