北海道&東日本パスと立席特急券で新幹線に乗車!新函館北斗から新青森へ|2024 旅行記6

北海道

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今回は「2023年→2024年 年末年始 北海道の旅」その6をお届けします。

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北海道&東日本パスの旅

2024年1月2日、この日は東室蘭駅からスタートし、岩手県の北上駅まで移動します。

まずは7時27分発、室蘭本線の普通列車「長万部行」に乗車。長万部駅までは北海道&東日本パスを利用します。

左手に室蘭の工業地帯を眺めながら、列車は噴火湾(内浦湾)沿いを走ります。長万部駅までの所要時間は約1時間50分です。

室蘭駅を出発してから10分ほどで、線路上から雪が消えました。この辺りは冬でも雪が少ない地域のようです。

海沿いの無人駅・北舟岡。室蘭市から伊達市に入りました。

伊達市の海沿いは比較的温暖で雪も少なく、海水浴場もあることから、「北の湘南」というキャッチフレーズが掲げられているそうです。

一方こちらの雪山は有珠山でしょうか。

8時08分、有珠駅。

8時13分、洞爺駅。

8時30分、礼文駅。列車は引き続き噴火湾沿いを走っていますが、先ほどよりもホームに積もる雪の量が多いです。

トンネルとトンネルの間に小さなプラットホームが見えてきました。

8時36分、日本一の秘境駅として有名な小幌駅に停車。周辺に道路や民家はなく、停車する列車は1日に6本しかありません。

8時55分、長万部駅に到着。

先ほど「北の湘南(伊達市)」を通過したばかりですが、すっかり雪景色となりました。

地図を見ると、この辺りは日本海に近く、標高の高い山も無いため、空知地方と同様に、大陸(北西方面)から吹き出す寒気の影響を受けやすいのでしょう。

■ 参考:空知地方の雪が多い理由

特急列車で新函館北斗駅へ

長万部駅では一旦改札の外へ。「おしゃまんべ温泉郷」の看板も出ていますが、温泉に入る時間はありません。改札を出たのは特急券を購入するためです。

長万部駅から新函館北斗駅までは特急列車で移動します。なお、北海道&東日本パスで特急列車に乗ることは出来ないので、乗車券と自由席特急券がセットになった切符を購入

9時10分発、特急北斗4号「函館行」に乗車。

自由席でしたが、空いていたので余裕で座ることが出来ました。新函館北斗駅までの所要時間は約1時間10分、料金は3,250円です。

列車は海のすぐそばを走ります。

道南、渡島半島のシンボルともいえる駒ヶ岳が見えてきました。森町・鹿部町・七飯町にまたがる標高1,131 mの活火山で、かつては富士山のような円錐形の山だったそうです。

9時54分、駅弁「いかめし」で有名な森駅に到着。

そして、駒ヶ岳のすぐ横を通過。もともとは富士山のような円錐形をしていましたが、度重なる噴火により、いくつもの急峻な峰と、なだらかな裾野を併せ持つ山容へと変化しました。

10時13分、大沼公園駅。

函館山も見えてきました。

10時24分、終点の新函館北斗駅に到着しました。この先は北海道新幹線に乗り換えて、本州へと渡ります。

立席特急券で新青森まで新幹線に乗車!

北海道&東日本パスを利用して青函トンネルを通過する場合、「新函館北斗~新青森」間内相互発着に限り、別途特定特急券を購入することで、新幹線を利用することが出来ます

ということで、一旦改札を出てみどりの窓口へ。

そして、立席特急券をゲット。別途料金は4,000円です。窓口では、「北海道&東日本パスで新青森駅まで行きたい」と伝えるとスムーズかもしれません。

これで新幹線ホームに入場することが出来ます。乗車するのは10時56分発のはやぶさ22号「東京行」です。

はやぶさ号は全席指定席ですが、新函館北斗駅から新青森駅間は、立席特急券でも空いている席に座ることが出来ます。一方、開いている席が無なければ、車両と車両の間の空間で立ちっぱなしです。

車内はガラガラで、開いている席に座ることが出来ました。途中の停車駅はなく、新青森駅までの所要時間は約1時間です。

さらば北海道。新幹線は青函トンネル(総延長53.85km)へと入ります。

20分ほどで青函トンネルを通過し、青森県に上陸しました。こちらは青函トンネル入口広場(今別町)です。

12時前、新青森駅に到着。

接続する普通列車に乗り換えて、虹の架かった青森駅にやって来ました。ここからは青い森鉄道、IGRいわて銀河鉄道、東北本線と乗り継いで、この日は北上駅(岩手県)までの移動です。

15時14分、八戸駅。青春18きっぷで青森駅から盛岡駅まで移動する場合、青い森鉄道とIGRいわて銀河鉄道を利用することは出来ず、秋田駅を経由する必要があります。

金額だけでなく、八戸駅経由で盛岡駅まで移動出来るのが、北海道&東日本パスの特徴と言えるでしょう。盛岡駅には17時半前に到着しました。

北上駅に到着したのは18時半。この日の移動はここまで。そして、【2023年→2024年 年末年始の旅】はこれにて終了です。

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今回はここまで。本日もありがとうございました。

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