高知県 柏島上陸!沖縄みたいな海と話題 大堂山展望台からの景色もおすすめ|2018 旅行記

旅の思い出

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今回は「2018年 高知・鵜来島旅行記」最終回をお届けします。

★前回の記事は こちら

高知県 柏島に上陸

2018年11月2日、朝早い路線バスに乗り、高知県南西部に位置する柏島へ上陸しました。周囲約4kmの島ですが、集落は1か所に集中しており、島を1周するような道路もありません。

2020年の国勢調査によると、柏島には約300人が暮らしており、島民の4人に1人が75歳以上という小さな静かな島です。そんな場所に今回やってきた理由は…

この海です!温暖な黒潮が流れ込む影響で、柏島の周囲にはサンゴが広がり、1000種類の魚が棲息すると言われています。日本沿岸で確認されている魚種が約3500種なので、およそ3分の1を柏島で見ることが出来てしまうのです。

足摺宇和海国立公園にも指定されており、これまでも柏島はダイバーに有名な島でした。私もダイビングしようか悩みましたが、寒そうかつ値段も高いので今回は断念。

最近はダイビングよりも、SNSで「(陸から)沖縄みたいな海が見られる」ことが話題になり、人気を集めています。

SNSで話題!沖縄みたいな海

確かに透明度が高く、沖縄で見られるようなコバルトブルーの海が広がっていました。

柏島と四国本土は柏島新大橋で繋がっているため、離島ではありません。船に乗らず、車で訪れることが出来るのも人気の理由のひとつでしょう。もちろん今回の私のように、電車と路線バスを乗り継いで訪れることも出来ます。

これでも十分綺麗ですが、海は高い所から見る方が綺麗な場合が多いです。

近くに「大堂山展望台」というスポットがあるので、次はそちらを目指して歩くことにしました。

柏島ではクロマグロの養殖が行われています。全国で初めてクロマグロ養殖に挑戦し、現在では国内の養殖マグロの中で最も高い評価を受けているそうです。

2020年国勢調査より

島の産業を見ても、漁業と観光が中心であることが分かります。

途中で車が通るような道から山道へ入り、観音岩展望台に到着。

ここから見えるのは「観音岩」。言われてみると確かに、大きな観音像を斜め後ろから見ているような感じがします。もちろんこれは人工ではなく、波や風で自然に削れて出来たものです。 

また、周囲には切り立った崖が並び、ダイナミックな景色を楽しむことが出来ます。ただ、目的地の大堂山展望台はまだこの先です。もう少し山道を歩きます。

野生のサルがいる 大堂お猿公園

道端に野生のサルが現れました。

しかも、1匹ではありません。道を塞ぐほどたくさんいます。今のところ皆さん穏やかですが、野生のサルは人を襲う可能性もあるので、少し緊張感が高まります。

展望台があるのはこの先なので、避けては通れません。サルさんたちをびっくりさせないよう静かに歩きます。

幸いサルさんたちは私に見向きもしません。どうやらここは『大堂お猿公園』というスポットで、約200匹の野生のサルに、1955年から餌付けが行われています。人にも慣れていて、私が餌を与える気が無いのを感じて、興味を示さないのでしょう。

大堂山展望台からの景色もおすすめ

柏島から山道を歩くこと約1時間、大堂山展望台に到着しました。

標高は約250m。周辺で最も高い場所にあるため、360度を見渡せる絶景スポット。島の右側が太平洋、左側が豊後水道です。

上から見た柏島新大橋。やはり下から見る海の色とはまた違います。

柏島の向こうに見えているのは沖ノ島です。

■参考:2013年 沖ノ島旅行記

崩落した展望台への道

帰りは山道ではなく、コンクリートの道を歩きます。展望台には駐車場もあり、そこまでの道もありますが、写真の通り、狭いうえに崩落している場所もあるので、車で大堂山展望台を目指すのは厳しいと思います。

展望台から県道43号線に降りてきました。ここから宿毛駅までバスで行くことも出来ますが、時間に余裕があったので歩きます。

途中では全長1923mの大堂トンネルも通過し、結局10km以上歩いて、道の駅大月からバスに乗車しました。

宿毛駅に到着。ここから列車を乗り継いで高知駅へ向かいました。これにて高知県の旅は終了です。

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今回はここまで。本日もありがとうございました。

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