爆走!揺れる高速船・タクマ3乗船 那覇から本部町へ 船酔いとの闘い|2021年 沖縄旅行記

南国日記~沖縄移住の記録~

ブログをご覧いただきありがとうございます。

今回は「沖縄の高速船・タクマ3」に乗ってきたので、その時の様子をお届けします。

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那覇から高速船に乗る

沖縄本島のメインストリート・国際通りにやって来ました。

2021年4月14日 お昼の国際通り 編集なし10分

沖縄一とも言える観光地のお昼前ですが、車も人もほとんどいません。

今回はここから、沖縄本島北部・本部町まで移動します。本部町と言えば、沖縄の定番観光地「美ら海水族館」のある町です。

通常はレンタカーかバスを利用するのが一般的ですが、私が利用するのは高速船!まずは国際通りから2kmほど歩いて、港へ向かいます。

泊大橋の下へやって来ると、乗船券販売所という看板があり、ここから本部町までの高速船「タクマ3」が出ています。

離島へ向かう船が出るターミナル・とまりんのすぐ近くですが、とまりんでは乗船券を買うことが出来ないので、注意が必要です。

★参考:とまりんとは★

この時の運賃は3000円でしたが、2022年7月からは1000円、ネット予約をすると500円という破格のお値段となっています。もちろんこれは、那覇から本島北部へ移動する際の最も安い交通手段ですが、その存在はまだまだ知られていません。

★参考:沖縄観光の定番はレンタカー★

こちらが今回乗船する、第一交通産業株式会社・タクマ3。船体にはジンベイザメが描かれています。

タラップがかけられて船の2階から乗船。自転車を停めておくスペースも用意されているので、北部をサイクリングする時にも、この船が便利です。

こちらが船内。定員は180名ですが、現在は間を空けるように座席が設定されているので、それよりも少ないと思われます。

ただ、この便の乗客は私1人だけ。きっと乗客ゼロで運航されていることもあると思われます。

15時に那覇を出港する第2便に乗船し、本部・渡久地港に到着するのは16時15分。約75分の船の旅が始まります。

荒波を突き進む高速船

那覇港に接岸するRKK(琉球海運)の船の横を通過すると、タクマ3はいよいよ外洋へと出ます。

そして案の定、船は大きく揺れ始めました。航行中はデッキの外に出ることは出来ず、シートベルトをして座席に座っておく必要があります。

船は時速50kmを超えるスピードで、荒波の中を突き進んでいきます。これはなかなか面白いやつです(笑)

※船酔い注意【時化】那覇→本部 高速船 乗客1人は私だけ ノーカット10分間

船に乗る前、スタッフの方に言われました。「今日は揺れますけど、体調大丈夫ですか」。私は本当に無意識で「楽しみです」と答えてしまいました。

本当に揺れる船は、アトラクションのようなので、船酔いを感じる暇がありません。

この辺は本島中部のリゾートホテルでしょうか。那覇から本部までは鹿児島航路も運航していますが、高速船は鹿児島行きの船よりも本島に近い場所を航行します。

船内ではWi-Fiもつながっていました。

が、ここで画面を見るのは命取り。一瞬で酔います。私も最初はアトラクション感覚で楽しんでいましたが、30分以上もそれが続くと、さすがに疲れてきて、若干船酔い気味に。

ちなみに今回私は、酔い止めを飲まず、この船に挑んでいました。船酔いの気配を感じてからは目をつぶり、気付いたころには、本部半島の手前まで来ていました。

鹿児島航路や伊江島行きのフェリーが利用する本部港を通過。

高速船は渡久地港に入港するので、利用する際は注意が必要です。

本島と瀬底島を繋ぐ「瀬底大橋」の下を通過。先日、橋の上からの景色を見たばかりですが、今回は橋の下から眺めます。

★参考 瀬底大橋の上からの景色★

途中激しい波に揺られながらも、タクマ3は定刻通り、本部・渡久地港に到着しました。ここからは水納島へ渡る船も出ていますが、鹿児島航路と伊江島フェリーが使う本部港に比べて、周囲は閑散としています。

渡久地港からはやんばる急行バスも出ていますが、路線バスを利用する場合は、少し歩いた場所にある「谷茶」が最寄りです。

谷茶から美ら海水族館までは、200円で行くことが出来ます。この時は次のバスまで時間があったので、お隣のバス停まで歩くことにしました。

味のある古民家とオリオンビールの提灯に、沖縄らしさを感じる居酒屋です。

屋根の右上にある銀色のタンクは、雨水を貯めておくタンク。沖縄の家ではよく見られますが、沖縄本島はダムの開発も進み、雨自体も多いので、水不足はあまり発生しません。中身は空である場合がほとんどだそうです。

桜前線発進の地…桜のふるさと本部町

一般に桜前線は「北上」するものと考えられていますが、実は最初、沖縄では南下するのです。毎年1月下旬頃、本部町の八重岳で日本一早い桜まつりが行われます。その後本島南部で桜が開花し、前線は九州から北海道へと向かっていきます。

結局、谷茶のお隣のバス停からさらにその先、15分ほど歩いて本部高校入口というバス停に到着しました。これだけでも、少しバス代の節約になります。

バスは5分ほど遅れてやってきました。

次は「メージャフ」。沖縄の路線バスには、たまにこうした変わった名前のバス停があります。メージャフは「谷の前」という意味になるそうです。

途中、美ら海水族館がある海洋博公園や、世界遺産の今帰仁城跡を通過し、「与那嶺」で下車。

ここからは歩いて、この日の宿「ゲストハウス結家」へ向かいます。

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今回はここまで。本日もありがとうございました。

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