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今回は「2022年 夏 宮城の島々を旅した」旅行記その2をお届けします。
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深夜バスで東京から仙台へ
23時40分にバスタ新宿を出発する深夜バスで、仙台へ向かいます。

こちらが今回乗車するバス。桜交通と昌栄バスの共同運行便で、ST18Sという便名が付けられていました。

乗り場には長蛇の列が。先頭の様子が分からないので、これが本当にST18S便に乗る人の列なのかも分からないような状況です。そしてやはり、少しずつ列が進むにつれて、間違って並んでいたと気付き、列から抜ける人もいました。

乗車しました。私は4列シートの窓側で、カーテンは初めから閉められています。車内は満席。荷物を置くことが出来るスペースは限られているため、今回は財布・スマホ・飲み物以外、全てトランクに預けました。
深夜バスに多くを求めてはいけない

出発時刻を過ぎましたが、バスは出発することが出来ていませんでした。こうしたバスは、乗車時に、ドライバーさんと「私:○○(名前)です→5A(席番)です」というようなやり取りがあります。自分が座る席は、バスへ乗るときに、初めて知る場合がほとんどです。この日はドライバーさんが、何人かの乗客に間違った席を案内していたようで、全員が正しい席に付くことが出来るまでに、少し時間がかかっていました。

そのミスに対し、ドライバーさんへ文句を言う若者もいました。バス乗客時のやり取りは、バスのエンジン音が響く中、口頭で行われます。そのため、乗客が聞き間違えたという可能性もゼロではありません。さらに、今回は満席ということで、恐らく50人くらいの乗客を、ドライバーさん1人で、10分以内に車内へ案内しなければならない状況です。この程度のミスで文句を言う人がいる、これが格安深夜バスの民度でもあります。
★参考:旅行者の民度について思うこと★

今回の料金は4500円。所要時間は6時間と、新幹線の4倍かかりますが、その分料金はちょうど4分の1程度。まさに「時は金なり」を体現したような料金設定です。バスは15分ほど遅れてバスタ新宿を出発し、間もなく首都高に入りました。
サービスエリアで2回の休憩
深夜バスに多くを求めてはいけません。安全に仙台へ着くことが出来れば、それでいいのです。

午前1時過ぎ、最初の休憩ポイントである、東北自動車道・佐野SAに到着しました。首都高に入ったタイミングで、車内は消灯となりましたが、なかなかぐっすりとは眠れません。寝たり起きたりの繰り返しです。混んでいるため、横に足を延ばしたり、リクライニングを倒したりすることも出来ません。身体を伸ばすため、外へ出ると雨。傘はトランクの中。雨に濡れて、完全に目が覚めてしまいました(笑)

まあ、深夜バスで眠ることも、初めから期待していません。アイマスクや枕、耳栓など、様々な対策をして乗り切ろうとする人もいますが、私は身ひとつで闘っています。さらに、連休前の金曜日の夜ということで、夜の渋滞を想定し、到着時刻にも期待していませんでした。ただ今のところ、目立った渋滞は発生していないようです。

それから約2時間後、福島県・安達太良サービスエリアで2度目の休憩。「休憩だから起きなきゃ!」と意識しているわけではありませんが、高速で走っているはずのバスがバックし、「プッシュゥー」という音を立てて止まるので、起きてしまいます。

ただし、放送での案内はありません。ドアが開いたら、各々外へ出るという感じです。駐車場も暗いので、「ここがどこかよく分からない」というのも深夜バスならでは。 深夜バスが休憩に利用するようなサービスエリアは、大抵深夜でも、お土産屋さんは営業しているので、ご当地の名産品で現在地が分かります。
定刻通り仙台到着、しかし
所要時間が長いと、身体も慣れてくるせいか、途中からしっかり眠れる場合が多いですが、仙台や名古屋など、所要時間5~6時間くらいが一番辛いです。

4時半過ぎ、バスはいよいよ宮城県に入りました。定刻通り、5時半頃に仙台駅へ到着することが出来そうです。そう、慣れてきて、やっと深い眠りに落ちたところで到着するのです。
ちなみに、今回の旅のテーマは「宮城県の島めぐり」。あまり知られていませんが、日本三景で有名な松島から石巻・女川の周辺に、いくつか有人島があります。バスが仙台に到着したタイミングで、乗れる電車に乗り、松島の方面へ向かう予定でしたが…

ちょうどこの時、Yahooニュースのトップに、松島町の名前が出ていました。大雨の影響で、町内のあちこちで冠水が発生しているとのこと。JRの運行状況を見ると、仙台駅を発着するほとんどの在来線が、始発から運転を見合わせていました。

朝5時半の仙台駅前に到着!仙台は雨が降っておらず、事前に懸念していた渋滞による遅れはありませんでした。しかし、ここから先、私は身動きが取れなくなってしまいました。
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今回はここまで。本日もありがとうございました。
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なお、メインである、島を巡る様子については、公開がかなり先になる予定です。
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