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今回は【2021年→2022年 年末年始の旅】その35をお届けします。
★参考:前回の記事★
日の出桟橋出港
御船印をゲットするため、東京湾クルーズ・シンフォニー のアフタヌーンクルーズに乗船しました。

15時、東京港・日の出桟橋を出港。ここからおよそ50分間のクルージングです。この船にはレストランが併設されており、景色を見ながら食事をするのが通常の楽しみ方ですが、今回私は「食事なし」で乗船。

終始デッキで景色を見ながら過ごしていました。船は早速レインボーブリッジの下を通過。出港直後は、皆さんまだ食事中なので、デッキに出ている人はほとんどいません。

こちらは台場公園沖に浮かぶ第六台場跡。こちらはペリー来航に脅威を感じた江戸幕府が建設した海上砲台のひとつ。現在は無人島化して放置されているようです。
雪は降っていませんが、霜の影響か、木々も白っぽくなっており、冬を感じさせます。

こちらはフジテレビ。真冬のデッキには冷たい海風が吹き付け、なかなかの寒さになるので、乗船の際には十分な防寒対策が必要です。

レインボーブリッジやお台場海浜公園、夜は東京ゲートブリッジなど、いわゆる都心のデートスポットを見ながら、ハートの軌跡を描くことから、船自体が「恋人の聖地(サテライト)」に認定されています。

救命用浮き輪には、恋人スポットでありがちな「南京錠」が無数に付けられています。ただ、スペースに限りがあるので、スタッフの方の手によって外されてしまうことでしょう。
レインボーブリッジを通過したらUターン

お台場を通過すると、品川ふ頭や大井ふ頭のキリンたち(ガントリークレーン)が見えてきます。

様々な種類のコンテナが積まれているのを見ることが出来ます。

沖にうっすらと見えている島らしき影は、千葉県の木更津や袖ケ浦のあたりです。

位置関係としてはこんな感じ。アフタヌーンクルーズは航海時間が短いので、大井ふ頭の手前でUターンしてしまいます。

船の船首が左を向きました。

伊豆諸島や小笠原諸島へ行く船は、このまままっすぐ進み東京湾の外へ出ます。この先の景色を知っている身として、「これからが本番なのに、もうUターンか…」と、なかなか切ない気持ちになります(笑)

完全にUターンしてしまいました。ここから同じ航路を通り、日の出桟橋へと戻ります。
揺れない お手軽な船旅
風はありますが、船は全く揺れません。時間的にも金額的にも、お手軽に船の旅を楽しむことが出来ます。

大きな船と都会のビル群、上空には羽田空港を離陸した飛行機。これぞ東京!というような景色です。

レインボーブリッジと東京タワー、さらに船の正面には東京スカイツリーも見えています。見ごたえのあるいい景色ですが、レインボーブリッジの下を通過したら、クルージングは終了。

それはシンフォニーに限らず、伊豆諸島や小笠原諸島に行った時も同じです。船旅をするものにとって、レインボーブリッジは日常と非日常を隔てる境界のような役割を果たしています。

私はこの時、おがさわら丸が竹芝桟橋に到着する直前に流れる船内放送を聞きながら過ごすことで、長い船旅から帰ってきたような感覚で、感傷に浸っていました。
★参考:おがさわら丸の船内放送★

食事を終えられた方々が、続々とデッキへ出てきましたが、もうこの船での旅は終わり。皆さん何を想い、最後の時間を過ごしているのでしょうか。

船内では生歌ライブも行われていました。どうやらシンフォニー専属の歌手の方がいらっしゃるようです。

時間調整のためか、ゆったりと航行するシンフォニーの横を、東海汽船のジェット船・セブンアイランド愛が、爆速で駆け抜けていきました。

セブンアイランド愛が接岸しているあちらが竹芝桟橋。

一方、シンフォニーはこちらの日の出桟橋に接岸。予定通り、ぴったり50分で戻ってきました。

日の出桟橋にあった「ご乗船ありがとうございました」と書かれたポスターに使われているのは、ザトウクジラの写真。恐らく小笠原で撮影されたものと思われます。

16時前に竹芝桟橋へ到着し、大きな荷物を持って浜松町駅へ向かうシチュエーションは、おがさわら丸に乗って小笠原諸島から帰ってきた時と同じ。
「歩いていても揺れている感覚」が無いことで、短い船旅だったことを実感するのでした。
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今回はここまで。本日もありがとうございました。
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