神戸港クルーズ!ロイヤルプリンセス号の御船印ゲット|2021年→2022年 年末年始旅行記40

2021年→2022年 年末年始の旅

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今回は【2021年→2022年 年末年始の旅】その40をお届けします。

★参考:前回の記事★

神戸ベイクルーズの御船印ゲット

仙台から太平洋フェリーに乗船し、約22時間かけて名古屋に到着。

名古屋から青春18きっぷを利用し、15時過ぎ、神戸までやって来ました。この日は朝目覚めた瞬間から、午前中もずっと船に乗っていましたが、さらにあと2つの船に乗船します。

まず乗船するのは神戸ベイクルーズ。船が出る桟橋までは、神戸駅から約1km離れています。

乗船券は中突堤中央ターミナル「かもめりあ」で購入します。空きがあれば、予約が無くても乗船することは出来ますが、今回は名古屋に到着した時点で、念のため予約を入れていました。

神戸のシンボル・ポートタワーはリニューアル工事中。上にクレーンが付いている状態のタワーは、今しか見られない光景かもしれません。

15時45分発の船に乗船します。最新の運航状況や予約が必要であるかどうかは、神戸ベイクルーズ社のTwitterで確認することが出来ます。

そして今回、私がこの船に乗る目的は観光ではなく御船印です。乗船券と一緒に窓口でゲット出来たので、もう船に乗る必要はありませんが、せっかくなので乗船しておきます。

ロイヤルプリンセス乗船

神戸港内を40~45分間かけてクルージングするロイヤルプリンセス号。料金は1400円です。

船内の第一印象は「病院の待合室」。華やかさはありません。元々はハウステンボスと長崎オランダ村を行き来する船として1993年に就航し、2005年から神戸で活躍しています。

2階も含めて、昭和時代を生きていない私でも、昭和の面影が感じられます。食事の提供などもありません。デッキに出て、船から見える神戸港の景色を眺めるのが、この船の楽しみ方のようです。

隣に停泊していたのは「御座船安宅丸」。こちらも神戸ベイクルーズ社が所有する船です。JR九州の観光列車のデザインなどで知られる、水戸岡鋭治氏の監修でリニューアルされたそうで、豪華な造りとなっています。2021年までは東京湾で活躍していました。

こちらは海技教育機構(JMETS)の練習船「銀河丸(手前)」「海王丸(奥)」。船乗りを目指す実習生が航海術などを習得するために乗船する船です。

こちらは宮崎へ向かうフェリー。18時~19時に出港すると、紀伊水道から太平洋へ抜けて、宮崎に到着するのは翌日9時前という航路です。

こちらは神戸ベイクルーズと同じく、神戸港内を周遊するコンチェルトという船。ちょうどティークルーズから戻ってきたようです。私も神戸ベイクルーズの後、ナイトクルーズに乗船します。

そして神戸といえば「造船の町」。川崎重工業と三菱重工業、2つの大きな造船工場が神戸発展の基礎を築きました。

第1次大戦後の不況時、川崎重工神戸工場で発生した労働争議を機に8時間労働制が導入され、これが全国に広がったことから、神戸港には「八時間労働発祥之地」という記念碑が置かれています。

川崎重工には、2014年に現役を引退したはずの東海汽船ジェットフォイル「セブンアイランド 夢」が置かれていました。船体には「東海汽船」と書かれており、引退からしばらく経った今も解体されず、保存されているようです。

一方の三菱重工で建造されていたのは巨大な潜水艦です。海上自衛隊の潜水艦は、神戸港で三菱と川崎が交互に建造しています。

約45分の神戸港周遊

船は神戸港の沖合でUターンします。揺れはほとんどありませんが、デッキには冷たい海風が吹き付けるので、寒さ対策は欠かせません。                          

明石海峡大橋と淡路島が見えました。

淡路島は佐渡島・奄美大島・対馬に次いで面積が大きな島です。うっすら見えているのも淡路島の一部であると思われます。

船は神戸空港の滑走路が見えた辺りでUターンし、出発地点へと戻ります。

神戸空港はポートアイランドという埋め立て島と橋で繋がった埋め立て島に造られた空港です。似たような空港には、宮古島から伊良部島へ渡ったさらにその先にある下地島空港や、慶良間空港があります。

★参考:下地島空港の様子★

いつの間にか、船の後方に多数のカモメがいました。

船内売店では「カモメのごはん」も販売されているため、餌をもらえるものだと思って、いつも船に集まって来るのでしょう。

帰りはポートアイランドのそばを航行します。

このお洒落な建物は神戸学院大学ポートアイランドキャンパス。ドラマのロケ地にも使用されていたりします。

ラストはポートアイランドと本州を繋ぐ「神戸大橋」の下を通過。

こちらは1906年に建設された貿易商を営むアメリカ人ヘイガーの自邸。いわゆる、明治時代の洋館です。1981年にこの場所へ移築され、現在は「みなと異人館」として公開されています。

神戸ポートターミナルを通過。神戸にやって来た豪華客船はここに接岸することが多いようですが、この日は海運の船が停泊していました。

ということで戻ってきました。数時間ここで待機して、続いてはコンチェルトのナイトクルーズに乗船!今度は夜の神戸港を周遊します。

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今回はここまで。本日もありがとうございました。

★続きはこちら★

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