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今回は【2020年→2021年 年末年始の旅】旅行記その2をお届けします。
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太平洋フェリー2日目
2020年12月27日の朝7時、旅の2日目は九十九里沖を航行する太平洋フェリー・いしかりの船内からスタート。船の揺れは全く感じられず、よく寝ることが出来ました。
まるで海上に雪山が現れたような、雲が不思議な焼け方をしています。こうした景色を見ることが出来るのも、船旅の楽しみのひとつです。
水平線の先に房総半島が見えました。
こちらは恐らく関東平野の最東端・銚子のあたりです。
朝焼けの時間が終わると虹が出てきました。いつの間にか時刻は8時過ぎ。デッキに出てから1時間が経っています。それほど寒さはなく、風もなかったので、じっくりと景色を楽しむことが出来ました。
船内で食べる朝食
船内レストランは7時半から9時までの営業。バイキング形式で、メニューも充実していますが、朝食に1,100円は少々お高めです。
8時から10時の間はヨットクラブという軽食屋さんも営業しており、こちらにはレストランよりもお手頃なモーニングセットがあります。
私の朝食はこちら。前日にGoTo商品券1,000円分を使って船内売店で購入した、宮城名物・ずんだの饅頭と北海道のミルククッキーです。
さらに、2等室の部屋で向かいにいたおっちゃんから、鹿児島の「丸ぼうろ」と野菜ジュースもいただきました。丸ぼうろはカステラをルーツにした九州の和菓子です。
揺れる?船内の過ごし方
朝食はこちらでいただきます。海見ながら、パソコンで作業しながら、全国の名産品をつまみながら… 船内も静かで、優雅な気分を満喫することが出来ました。
朝9時過ぎ、水平線の先に見えているのは筑波山でしょうか。陸に近い場所を航行しているため電波も入り、船内で電話をしている人もいました。
シアタールームで上映されていたのは昨晩とは違う映画。相変わらず船が全く揺れないので、午前中は引き続きパソコン作業をしていました。
昼食はバイキング
12時からは船内レストランのランチバイキングがスタートします。
料金は1,100円とお手頃なお値段です。しかし旅はまだ2日目。これから各地でこうした誘惑がやってくるはず。ここで負けたら今後も誘惑に勝てな…
はい、負けました。昼食はバイキングにします。太平洋フェリーで名古屋から苫小牧へ向かう場合、朝食と夕食は船内で2回食べることになりますが、昼食はこの1回だけです。
コロナ対策もばっちり。各自マスクとビニール手袋着用して、料理を皿に取っていきます。
こちらはサラダバー。貧乏旅をしていると栄養が偏りがちなので、野菜を沢山食べることが出来る貴重な機会です。
料理には寄港地の名物もあったりします。
こんな感じで整いました。左のお茶碗は豚骨ラーメンです。レストランの営業終了は13時半。約1時間半、のんびりと昼食を楽しむことが出来ました。
■ 参考:名門大洋フェリーのバイキングもよかった
フェリーいしかりと原発 東日本大震災
午後は廃炉作業が進む福島第一原子力発電所の沖合を通過。
私は2019年の年末にも、常磐線の代行バスですぐそばを通過しているため、図らずも2年連続で原発のそばを通過することとなりました。そして、私が乗船しているフェリーいしかりもまた、東日本大震災と関わりのある船です。
■ 参考:2019年 常磐線代行バスで行く原発
こちらは船内にあったフェリーいしかりのイラスト。左下には「2011-3-11」という、まさに東日本大震災当日の日付が記されています。震災当日のフェリーいしかりはまだ就航前。ちょうど東京で内覧会があり、その後に震災が発生したそうです。
2021年で震災から10年。もし今、この船に乗っている状況で、当時のような地震と津波が発生したらどうなるのだろう… そんなことを思いながら、青海原を眺めていました。フェリーいしかりは穏やかな東北沿岸を航行し、寄港地・仙台へと向かっていきます。
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今回はここまで。本日もありがとうございました。
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