本場の味は違うのか?東京から日帰りランチで仙台へ!牛たんを食べに行く|2023 旅行記

宮城県

ブログをご覧いただきありがとうございます。

今回は「仙台へ牛たんを食べに行く旅」の様子をお届けします。

東京から日帰りランチで仙台へ

2023年7月9日、東京駅へランチにやって来ましたが…

牛たんを食べたくなったので、急遽新幹線に乗り仙台へ!片道601km未満(東京駅から仙台駅までの距離は片道約350km)なので往復割引は対象外。自由席を利用した場合の料金は片道10,560円でした。

乗車するのは12時00分発のやまびこ137号「仙台行」。仙台到着は14時2分です。なお、この列車は途中の福島駅で、後から来るはやぶさ・こまち23号(東京駅12時20分発)の通過待ちがあります。

仙台到着は「はやぶさ・こまち23号」が先ですが(13時53分着)、全車指定席のため、やまびこの自由席よりも850円高くなります。今回は旅行で仙台へ行くわけではななく、あくまでランチなのでここは節約です。

乗車しました。仙台までは約2時間の旅。ちなみに、東京駅周辺にも厚切りの牛たんを食べることが出来る専門店はいくつかあります。

宇都宮駅に停車

私が旅先でグルメにこだわりがない理由はこれです。今の時代、東京都心では全国各地の名物を食べることが出来て、ネットショッピングでも日本全国でご当地グルメは手に入ります。それでもグルメを楽しみに旅をしている人は多いようです。

図3

こちらは2023年1月にORIX HOTELS & RESORTSが行った『旅の目的に関する消費者調査』の結果。「美味しいもの食べたい」が旅行で得たいコトの1位となっています。こういった類の調査は色々な場面で行われていますが、食事関連は大抵上位にランクインするものです。

■ 参考:沖縄で人気の体験を調査してみた

仙台到着。果たして本場の味は違うのでしょうか。

仙台の牛たんを食べる

仙台駅の周辺で牛たんを食べられるスポットといえばこちら。

仙台駅の3階。新幹線中央改札口のそば(改札の外)にある「牛たん通り・すし通り」です。

仙台の有名な牛たん屋さんとお寿司屋さんが並んでますが、どのお店がいいのか分からず。というのも、仙台が牛タンで有名なのは、牛の舌(tongue:発音「タン」)を食べる文化発祥の地だからであり、肉は外国産である場合がほとんどです。

牛たん通りにて

お店によって肉の仕込み方法や焼き方は変わりますが、基本的な工程や食べ方はパターン化されています。戦後に牛たん焼きの提供を始めた佐野啓四郎氏の生まれは山形。東京で料理の修業をしていた20代の頃、フランス人のシェフから牛たんの味を教わったそうです。

牛たん通り・すし通りにある伊達政宗像

経緯は不明ですが、佐野氏が仙台に牛たん焼きのお店を構えたことが、「仙台=牛たん」という今に繋がっています。仙台は出張で訪れるサラリーマンも多く、そうした人たちの口コミで全国区となりました。佐野氏が地元・山形でお店を始めていたら、山形が牛たんで有名な地になっていたかもしれません。

14時過ぎにも関わらず、牛たん通り通りのお店はどこも行列が出来ていたので、東京駅にも店舗がある「利久」というお店の牛たんをテイクアウト。帰りの新幹線で食べることにしました。

こちらがゲットした牛たん4枚8切。一緒におみ漬け(青菜と人参のお漬物)と南蛮味噌も付いています。肉は厚切りで美味しそうですが、お値段は2,420円(=1切あたり約300円)と、本場といえども安くはありません

本場の味は違うのか

ということで、東京へ帰ります。

乗車するのは15時23分発のやまびこ64号「東京行」。

仙台での滞在時間は1時間半程度。駅構内から外にも出ていません。しかも、ランチに牛たんを食べに来たはずが、お昼の時間も過ぎて、結局テイクアウトです。

日曜日の夕方ということで、東京方面へ向かう仙台駅のホームは混雑。さらにこの新幹線は盛岡始発なので、すでに車内には人が乗っています。これで座ることが出来なかったら最悪です(笑)

無事に座席を確保。牛タンと一緒にNEWDAYSで購入した牛たんおにぎり・サッポロクラシック、そしてずんだ屋さんでゲットしたずんだパンを頂きます。

肝心の牛たんのお味は… 東京の利久で食べるのと変わらない美味しさでした。旅先のグルメで重要なのは、味よりも物珍しさや雰囲気なのかもしれません。この学びが今回の旅(ランチ)で得た収穫です。

17時半前、東京駅に到着。これにて日帰り仙台牛たんランチの旅は終了です。

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今回はここまで。本日もありがとうございました。

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