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今回は「沖縄のパイナップル農園を見学」をしてきたので、その様子をお届けします。
★前回の記事は こちら ★
沖縄のパイナップル農園へ
ナゴパイナップルパークを見学した際、『日本で本格的なパイナップル栽培が行われているのは沖縄だけ』ということを知り、沖縄のパイナップルに興味を持ちました。
知り合いにパイナップルの農家さんを紹介していただき、農園を見学させていただけることに。そして、やってきたのは住宅街のそばにある藪の中。
こちらがパイナップル畑。ここにはおよそ200株のパイナップルがあるそうです。一般的にパイナップルは、酸性度が高い赤土の土壌でしか収穫出来ないと言われており、沖縄でも栽培されている地域は沖縄北部や石垣島、西表島などに限られています。
こちらの畑があるのは、ジャーガルというアルカリ性の土壌が広がる沖縄本島中部。赤土以外の土壌でもパイナップルが育つということは、沖縄のパイナップルにはまだまだ可能性がありそうです。
基本的には1つの苗から1つの果実が実ります。何となく木からぶら下がっていると思われがちなパイナップルですが、実は地面から生えていることはあまり知られていません。
こちらはパイナップルの花。
花が大きくなると、毒々しい色をした果実になります。
もう少し大きくなるとこんな感じ。
果実が一定の大きさに育つと、日焼けを防ぐため新聞紙を巻いて日焼けを防ぎます。
パイナップル収穫を体験
そしてこちらが収穫出来るサイズに育ったパイナップルです。
収穫はひとつひとつ手作業。果実を両手でしっかり掴んで…
ポキっとひねるだけ。収穫作業は簡単ですが、苗を植えてから果実が実るまでには2年かかります。
せっかく大きな果実が実っても、油断をすると、アリなどの虫に食べられてしまうこともあるそうです。
こちらの畑では、栽培したパイナップルを近くのファーマーズマーケット(産直市場)に出荷。1つ1,000円で販売しているそうです。
沖縄県産パインが美味しかった
この日は農家さんがあらかじめカットして、冷やしておいてくださった沖縄県産パイナップルを試食させていただきました。
パイナップルの産地である沖縄県東村のホームページによると、パイナップルは輸送や貯蔵に弱く、もともと缶詰など加工原料用が主流だったそうです。現在は栽培されるパイナップルの約7割が、生食向けに出荷されています。
芯も柔らかく、皮のギリギリまで食べることが出来ます。今まで食べたパイナップルの中で一番美味しかったかもしれません。しかし、スーパーで沖縄県産パイナップルが販売されているのを見たことはありますか?
日本で販売されているパイナップルはほとんどが外国産。国産は全体の5%(ほぼ沖縄県産)しかありません。沖縄らしい貴重な体験を楽しむことが出来ました。
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今回はここまで。本日もありがとうございました。
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