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今回は「タクマ3 名護漁港就航記念便に乗ってきた」ので、その様子をお届けします。
名護から那覇へ
沖縄本島を移動する交通手段として、あまり知られていないのが第一マリンサービスが運航する高速船・タクマ3です。
2019年の就航以来、那覇・泊港と沖縄北部・渡久地港を直通していましたが、2022年4月29日からは1日1便、名護漁港にも寄港する便が登場。今回は就航初日、那覇行きの第1便に乗船します。
■ 参考:那覇からタクマ3で本部へ
名護漁港最寄りのバス停は名護十字路。人気の観光スポット・オリオンビール工場までは歩いて15分ほど(約1km)で行くことが出来ます。
■ 参考:オリオンビールの工場見学へ
名護漁港の目印といえば謎の建物・ニライカナイ。昔の名護ではイルカが水揚げされていたことから、イルカの看板?パネル?も設置されています。
ニライカナイを左手に行くと、タクマ3の乗船券販売所(兼待合室)がありました。私が名護漁港に到着したのは14時半。タクマ3の出港まで2時間ありますが、乗船券販売所は開いていたのでここで待機。
タクマ3が名護漁港にやって来るのは往路が9時45分、復路が16時25分。乗船券販売所にはお手洗いもありますが、待合室は小さく、Wi-Fiも飛んでいません(2022年現在)。名護漁港周辺も何もないので、待ち時間は少々退屈です。
乗船券販売所の手前には、名護漁港で水揚げされた水産物の直売所もあります。運がいいとイルカの肉が販売されているかもしれませんが、商品が完売次第、営業を終了してしまうようで、この日はもう閉まっていました。
■ 参考:名護でイルカを食べる
沖縄の高速船・タクマ3乗船!
私が到着した時間に乗船券を買うことが出来ませんでしたが、案内もなくいつの間にか販売がスタート。
乗船券と一緒に就航記念ボールペンとちんすこうを頂きました。今回は就航記念ということで、那覇までの運賃は500円。乗船券には予約番号が書かれていますが、予約はしていません。
船を待っている人たちに天ぷらの差し入れ(1人2つ)もありました。早くから待っていてよかったです。
タクマ3がやって来る頃には待合所の外まで人が溢れていました。初日でスタッフの方も慣れていないせいか、タクマ3が接岸しても案内がなかったため、皆さん「行っていいのか…」と様子を探りながら乗船口へ。
乗船券販売所から乗船口までは少し離れています。どうやら乗船券をゲットしたら、こちらで船を待つのが正しいようです。
那覇と本部の間に新しく「名護」と記されています。設定されている所要時間は名護漁港から那覇港までが75分、渡久地港(本部)までは25分です。
早くて安い移動手段
タクマ3に乗船しました。
定員180名の船内はガラガラのように見えますが、窓際はほとんど埋まっています。
そしてなんと定刻より数分早めに出港!ホームページにも「出港15分前までに乗船手続きを済ませるように」と書かれており、時間ギリギリだと乗船出来ないこともあるようです。
名護漁港発那覇行きの第1便にも関わらず、見送りやセレモニーなどはなく、タクマ3はあっさりと名護漁港を離れていきました。
名護湾を出ると沖縄本島西海岸を南下。一見この写真だと海は荒れてなさそうですが、高速で海上を爆走するためそこそこ揺れます。
船体が海に持ち上げられて…
どーん!と落とされる感じです。ザトウクジラがやって来る時期(冬から春)は、特に時化が多く、就航率はかなり低くなります。
沖縄本島中部の景色。船は揺れる一方で渋滞の心配がありません。また、通常でも料金は1,000円(2024年4月)なので、夕方に名護から那覇へ移動する場合はタクマ3が最も早くて安い移動手段でしょう。
定刻通り18時、那覇・泊港に到着しました。皆さんも是非一度、那覇と沖縄北部を高速船・タクマ3で行き来してみてはいかが。
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今回はここまで。本日もありがとうございました。
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