ブログをご覧いただきありがとうございます。
今回は「DMMかりゆし水族館に行ってきた」その4をお届けします。
★前回の記事★
沖縄らしい水槽があった
ここまで熱帯の森やペンギン、ワニなど、沖縄を感じない展示が続いていましたが、ようやく沖縄らしい水槽が登場しました。

海の映像をバックにサンゴ礁の海が再現され、水槽には波が押し寄せています。

水槽の横はスロープのようになっており、水面を波打ち際から見ることが出来ます。
カラフルな熱帯魚たちが泳いでいます。これは沖縄の海でも見られる景色です。

しばらくすると背景の映像が切り替わり、スコールがやってきました。
こういう演出は面白いです。雷の音なども再現されています。

こちらも沖縄の海を再現した水槽です。
気持ち悪いですね(笑)
沖縄本島の海辺では、潮が引くと「イノー」という潮だまりが出来ます。ヒトデやナマコ、小さな熱帯魚たちはこうしたイノーで見ることが出来ます。

カワウソさんがいました。これは沖縄にいません。

泳いだり、麻袋に顔を突っ込んだりして、せわしくなく動いている様子が何とも可愛らしいです。
ジンベイザメがいる!?

少し分かりにくいですが、「靴を脱ぐように」と書かれたエリアがあります。

手を伸ばした先に魚がいますが、どのような状況か分かりますか?
この写真に写っている生き物。そのフォルムと模様から一瞬「ジンベイザメの子供?」と思ったのですが、これはトラフサメという種類らしいです。
もう一匹、似たような見た目のシノノメサカタザメというのも泳いでいます。

そしてここでは、ガラス張りの水槽の上に立つことが出来るます。
足元には魚たち、しかもサメやマンタなど、大きな生き物たちが泳いでいます。たまにサメが足元までやってきて、ガラスを突いたりもするので、迫力満点です。
しかもちょっとミシミシと音が…笑

ちなみにこちらが下の水槽です。
沖縄のサンゴの海

出口やトイレの場所を示すピクトグラムにはダイバーの絵が描かれていました。
入口からここまでは2階フロア。次はエスカレーターで1階へ移動します。

小さなショーケースがずらりと並んでいます。
ここでは沖縄の海にもいるような、サンゴや熱帯魚たちを見ることが出来ます。

こちらは紫色のサンゴ。世界には約800種のサンゴがいますが、そのうち約200種が沖縄の海に生息していると言われています。
サンゴは海中の二酸化炭素を吸収し酸素を作り出す、植物の「光合成」のような働きをしています。ただ、サンゴは植物ではなく動物に分類されます。
また、サンゴは自然の防波堤の役割も果たしており、沖縄には台風が来ても、高潮の被害が少ないのです。

色とりどりのサンゴ。これはなかなか綺麗です。
ちなみに【サンゴの色=褐虫藻の色】です。サンゴは動物ですが動くことが出来ません。
そのため、褐虫藻という植物を自分の体に住まわせることで、そこから栄養をもらっているのです。褐虫藻がいなくなると、サンゴは栄養を得ることが出来なくなり、やがて死んでしまいます。
色は白くなり、これが白化現象というものです。

イソギンチャクとクマノミとナンヨウハギが一緒のケースにいます。
「ファインディング・ニモ」の世界ですね。

ただ、こちらのドリーさんは大分弱っています。
水族館のオープンからまだ1週間程度。きっとまだ減価償却も…やめましょう。
チンアナゴとセミエビ

チンアナゴがいっぱいいます。
非常に繊細で警戒心が強い生き物のため、基本的には砂に潜って隠れてしまうそう。ここにいるチンアナゴたちはある程度人慣れしているようです。
ちなみに東京のすみだ水族館では、コロナによる休館の影響で人が来なくなり、スタッフさんが通りかかっただけでも隠れてしまうようになったそうです。
★参考:すみだ水族館★


ショーケースの隅でじっとしているのはセミエビ。
背中から見るとセミに似ていることが名前の由来だそうです。
普段は水深30mに生息しているとのことですが、このショーケースにいても大丈夫なのか…

この不思議な生き物はヘコアユ。
これは頭を下にして泳いでいる状態で、危険が迫ると体を水平にして、猛スピードで移動するそうです。
サメとマンタ

これはよくある「水槽のトンネル」です。
ですが、写真にすると分かりにくいので、天井に向かって手を伸ばしてみた写真です。紫色の綺麗な魚たちも綺麗です。

サメが泳いでいます。

マンタも泳いでいます。
アプリによるとアオウミガメもいたようですが、見つけることが出来ませんでした。

オオカマスの群れが泳いでいますが、こちらはバーチャル水槽、つまり映像です。
ジンベイザメやダイオウイカ、リュウグウノツカイを見ることも出来ます。
幻想的なクラゲたち

ここはまた不思議な空間です。
四方を鏡に囲まれ、柱にはクラゲが展示されています。
クラゲは刺されると痛いらしいので、海の中では絶対会いたくないですが、このように展示されていると幻想的に見えます。

光の色も常に変化しており、いかにも「バーチャル」という感じです。

このように、鏡を使った自撮りも出来てしまいます。
見学終了!

これにて見学は終了。感想はとしては、思っていた水族館と違って面白かったかなと。
かなりゆっくり巡りましたが、約1時間半で周ることが出来ました。

出てすぐのところにはお土産屋さんがあります。
「紅芋タルト」「ちんすこう」といった、空港でも売っている沖縄ならではの商品はなく、人形をはじめ、オリジナルのグッズが多いです。

ただ、また来るかと言ったら微妙ですね…
1回あたりの入場料も高いです。水槽を横で眺めていたご夫婦が「室内水族館だったら、サンシャインの水族館のほうがいいな」と話しているのも聞こえました。
沖縄へ旅行に来て、雨が降ってしまったときには、おすすめだと思います。
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今回はここまで。本日もありがとうございました。
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