日本一美しい川 仁淀川(高知県)へ!仁淀ブルースポットを巡る1日ドライブ旅|2018 旅行記

高知・鵜来島の旅

ブログをご覧いただきありがとうございます。

今回は「2018年 仁淀川(高知県)旅行記」をお届けします。

日本一美しい川 仁淀川へ

まずは東京駅から約13時間、深夜バスで高知駅へやって来ました。

乗車時間はかなり長いですが、東京から高知まで6,500円で行くことが出来るのは、とてもありがたいことです。疲れはそれほどありません。早速、予約していたレンタカーを借りて、この日は1日ドライブ旅です。

高知市街地から車を走らせ、1時間もしないうちに仁淀川に合流しました。仁淀川は高知県を流れる四万十川、徳島県を流れる吉野川と並び、四国三大河川に数えられる川です。源流は愛媛県・石鎚山の山麓で、愛媛県側では「面河(おもご)川」という名で呼ばれています。

川沿いの道からも「仁淀ブルー」と称される、美しい川の様子が分かります。仁淀川は「綺麗な川」として、最近では広く知られるようになりました。国土交通省が行う河川の水質調査で、仁淀川は2018年から3年連続「水質が最も良好な河川」に選ばれています。

こちらは仁淀川に架かる沈下橋。川の増水で水没してもいいように建設されているため、欄干が無いのが特徴です。生活道路として使われているため、車も普通に通ります。

源流から海まで124kmを流れる仁淀川。その中でも「にこ淵(いの町)」で見る仁淀ブルーが一番美しいと言われています。

にこ淵に到着しました。ここまでの道中は、すれ違いも難しいような狭い山道を走りますが、にこ淵周辺にはいくつか駐車場があり、多くの人が訪れる観光スポットであることが伺えます。

道路沿いから階段を下りて、川の近くまでやって来ました。神秘的な青い池の先に、滝が流れ落ちています。

この時がちょうど正午ごろ。若干暗めですが、「仁淀ブルー」が最も綺麗に見えるとされる時間帯です。周囲を木々に囲まれているため、恐らく太陽の光が池の真上から差す「夏の正午前後」が、ベストだと思われます。

また、冬から春にかけては藻が繁殖し、青よりも緑に近い色になってしまうそうです。

ちなみに、にこ淵は水神の化身とされる大蛇が棲むと言われており、地元の方は立ち寄らない神聖な場所です。泳いだり、BBQをしたりすることは禁止されています。

仁淀ブルースポットを巡る1日ドライブ旅

ということで、ここからは他にもいくつか仁淀ブルースポットを巡ります。

続いて向かったのは、にこ淵から40分ほどの場所に位置する安居渓谷(仁淀川町)。

こちらも水の透明度が非常に高く、水中の岩までよく見えています。

安居渓谷の長さは10kmほどあるそうですが、今回は時間が限られているので、宝来荘の駐車場に車を止めて遊歩道をサクッと散策。

先へ歩いていくと、飛龍の滝や水晶淵といった人気スポットもあるようですが、少し歩いただけでも十分美しい川の様子を見ることが出来ました。

さらに、車が走る道路沿いには、紅葉する木々と一緒に「見返りの滝」も見られました。まさに日本の秋を象徴するような景色です。

安居渓谷からも仁淀川沿いを走り、次は中津渓谷(仁淀川町)へ。

小さな沈下橋、棚田と茶畑がある景色。有名な場所もいいですが、生活感のあるローカルな場所もまたいいものです。そういえば昼食を食べていませんが、途中にコンビニもないので、我慢することにしました。

道路沿いに川へ降りる獣道を見つけました。仁淀川では「鮎釣り」が人気で、漁協で遊漁券を買うと釣りを楽しむことが出来ます。私は釣りよりも「泳いでみたい」と思いましたが、さすがに寒いので、今回は見るだけです。

安居渓谷から30分ほどで「中津渓谷」に到着しました。ここにも川沿いに遊歩道があるので、駐車場に車を止めて少し歩いてみます。

遊歩道の長さは2.3kmほど。その先には中津渓谷のシンボル「雨竜の滝」があるそうですが、時刻はすでに14時半。そこまで行く時間はありません。

20時までに高知駅に戻り、レンタカーを返却しなければなりませんが、私にはもう1か所行ってみたいスポットがありました。

それは『四国カルスト』。山口県の秋吉台、福岡県の平尾台と並んで、日本三大カルストのひとつに数えられる地です。中津渓谷から愛媛県を経由し、1時間ほどかけて、標高約1,500mまで登っていきます。

「四国カルスト」に寄り道して高知駅へ

県道383号線を走り「四国カルスト」と呼ばれるエリアにやってきました。東西約25kmにわたりカルスト台地を縦断するこの県道は、日本百名道のひとつにも選ばれています

西の大野ヶ原から、姫鶴平、五段高原、そして東端の天狗高原へ、山の尾根に沿って「天空の道」が続いています。この日は他に車が全くいなかったので、ゆっくりと車窓からの景色を楽しみます。

真っ白な石灰岩の柱が林立する「カレンフェルト」と呼ばれる原野が広がります。この広大で開放的な雰囲気は、写真ではなかなか伝わりません。

酪農のために放牧された牛がいました。四国カルストは「日本のスイス」とも言われており、確かに「牧歌的」という言葉がそのまま当てはまるような景色です。

車の外に出ると、非常に強い風が吹いていて、何より寒い!標高が高い場所へやって来たことを実感します。今回は通過するだけですが、宿泊施設やキャンプ場もあるので、1泊2日で楽しむことも出来ます。

時刻は16時。夜は満点の星空が広がるそうですが、私はここで高知駅へと戻ります

途中、帰宅ラッシュの渋滞もあり、20時ギリギリでレンタカーを返すことが出来ました。この日は高知駅の近くにある「かつおゲストハウス」に1泊。雑誌などでも紹介される有名なゲストハウスですが、疲れ果てていた私はすぐに寝てしまい、記憶も写真もありません…

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今回はここまで。本日もありがとうございました。

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