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今回は【2020年→2021年 年末年始の旅】その2をお届けします。
★前回の記事★
フェリーターミナルで乗船券ゲット
名古屋港から、仙台を経由し、苫小牧(北海道)へ向かう太平洋フェリーに乗船します。

今回は金城ふ頭駅から歩いてきましたが、名古屋駅やあおなみ線・野跡駅から、港までの路線バスもあります。
★参考:名古屋港までのアクセス★

フェリーターミナルに入ると、まずは検温。
しかし、寒い中ここまで歩いてきたので、上手く体温が測定されず…
少し時間はかかりましたが、無事通過することが出来ました。

乗船券は事前にネットで予約をしてました。早割もあるので、乗船日が決まったら、早めに予約をするのがおすすめです。
乗船券には、乗船日12月26日・下船日12月28日と書かれています。
つまり、これから船で2泊するのです。

そして、太平洋フェリーでは、GoToトラベルキャンペーンの恩恵も受けることが出来ました。
通常、交通(飛行機・新幹線など)の予約だけはGoTo割引の対象外ですが、太平洋フェリーを利用する場合、「宿泊を伴う旅行」となるのです。
結果、この時の船代は、通常12,200円から35%引き、7930円になりました。

船の出港は19時。
乗船開始は17時半で、出港30分前の18時半くらいまでに乗船する必要があります。

通常であれば、船内でもWi-fi(有料)が使えるそうですが、このときは故障しており、受付の時点で、船内ではネットが使えないという案内を受けていました。
そのため、乗船時間ギリギリまで、フェリーターミナルで作業。Free Wi-fiはサクサクで助かりました。
二等和室 40時間の船旅
時間になったので、太平洋フェリー「いしかり」に乗船。
いよいよ名古屋~仙台~苫小牧、1,330km、40時間の船旅が始まりました。
名古屋港出港後、船は名港西大橋を下を通過し、コンテナの集積地を横目に見ながら、伊勢湾、そして太平洋へと抜けていきます。

こちらは船内に置かれていたパンフレット。
各ポイントの通過時刻が書かれており、どうやら翌日明るくなったころには、関東付近にいるようです。

この船は、途中、仙台に寄港します。
仙台到着は、翌日16時40分の予定です。

こちらが40時間を過ごす、2等和室の私の区画。
コロナ対策で通常よりも広くスペースが取られています。
部屋にはコンセントもあります。
色々な人のコンセントがつながっていくのは、船旅であるあるの光景です。

お手洗いはウォシュレット付きで、清潔感もあります。

洗面台は、まるでホテルのような作りで、ここが船内であることを忘れさせます。

太平洋フェリーは、ネットのクチコミなどで、「豪華なフェリー」として知られています。
船旅専門誌『クルーズ』の読者が選ぶ、クルーズシップ・オブ・ザ・イヤーのフェリー部門でも、太平洋フェリーの船が、29年連続で1位を獲得しています。
ここからは、そんな豪華な船内の様子をご紹介します。
日本で一番豪華なフェリー「いしかり」
今回乗船した「いしかり」は3代目になり、2011年から就航しています。

太平洋フェリーを代表するフラッグシップで、クルーズシップ・オブ・ザ・イヤーのフェリー部門で、10年連続第1位を獲得している、日本で一番豪華なフェリーです。

通路の雰囲気はこんな感じ。
イスがまるで飾り物のようで、座っていいものなのかと、少しためらってしまいます。

通路の壁に掛けられているのは骨董品の皿。

芸術的な絵画やガラス作品。
船が揺れたときに大変なことになるので、恐らくこれらは固定されているものと思われます。

記念撮影スペースにあったのは、芸術的なセンスが高い人でないと、よく分からないようなオブジェ。

グランドピアノもありました。
これは、誰でも弾いていいものなのかは不明ですが、下船の時まで、その音色を聞くことはありませんでした。
こちらは、船内を歩いた動画。
間違いなく、これまでに乗ったフェリーの中で一番豪華な内装です。
船内売店で夕食を選ぶ
船内を一通り散策した後は、夕食を食べて、お風呂に入って、シアタールームで映画を見てから、寝ることにします。

船内レストランもありますが、この日の夕食は、船内の売店で購入します。
さすが日本一豪華なフェリー、船の中にある売店とは思えない外観です。
もちろん外観だけでなく、商品も充実しています。

太平洋フェリーオリジナルのお菓子。

缶バッジなどもあります。

こちらは北海道のお土産たち。

こちらは寄港地・仙台(宮城県)のお土産。
これらのお土産はほんの一部で、なかなか豊富な品揃えです。

やきそば弁当は北海道、ほかのカップ麺は名古屋という感じで、カップ麺もご当地ものです。

お土産だけでなく、船内でつまめるような、一般的なおつまみもあります。
値段は、コンビニより40円から50円くらい高く設定されています。

今となっては北海道でしか販売されていない、さいころキャラメルもありました。
これは船を下りてからの「さいころの旅」を誘っているのでしょうか…

ということで、この日の夕食は「台湾ラーメン」。
「太平洋フェリー」と書かれた箸袋は、お土産にもなります。

こちらに熱湯が出る蛇口があり、電子レンジも置かれています。

旅の幕開けで「1杯飲みたい」と、かなり迷いましたが、ここは我慢。
まだ旅の初日。
ここで飲んでしまい、毎晩の習慣になってしまうのは、あまりよくありません。

自動販売機には、北海道名物「ガラナ」がありました。

夕食が整いました。
柿ピーは売店で購入、お茶は沖縄から持参したものです。

ちなみに、煎茶・ほうじ茶・お湯は、24時間飲み放題です。
展望風呂がある大浴場、風呂上がりの映画

夕食を食べ終えたらお風呂です。
フェリーいしかりには大浴場が付いています。

大浴場を出てすぐの場所には、マッサージチェアと…

昭和を感じさせるゲームコーナーもあります。

大浴場はこんな感じでした。
窓越しには青海原が広がるようですが、夜だったので、この時は何も見えず…
シャワーの数も多く、足を伸ばせるお風呂が2つあります。シャンプーやボディソープは備え付けのものがあるので、バスタオルだけあればOKです。
船の揺れは全く感じられず、しっかりお風呂で疲れを癒すことが出来ました。

お風呂から上がったら時刻は21時前。
やってきたのはシアタールーム。
ここで21時から映画の上映があり、無料だったので、鑑賞してみることに。

見たことも聞いたこともない映画でしたが、「船で映画を見る」という、非日常を体験出来たので満足です。
時刻は23時過ぎ、旅の1日目が終了です。
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今回はここまで。本日もありがとうございました。
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