さんふらわあ あいぼりで大阪から別府へ!12時間の船旅 船内の様子をご紹介|2021 旅行記2

御船印の旅

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今回は「御船印の旅(さんふらわあ編)」その2をお届けします。

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さんふらわあ あいぼりの御船印ゲット

大分・別府行きの「さんふらわあ あいぼり」に乗船するため、大阪南港へやって来ました。18時過ぎ、いよいよ乗船です。

さんふらわあ あいぼりより先に、似たような外装の船が出港していきました。こちらは「さんふらわあ さつま」。大阪南港から鹿児島・志布志へ向かう船です。

乗船してまずは御船印をゲット! ちなみに「あいぼり」という船の名前の由来は、調べても分からず。

大阪南港↔別府を運航するもうひとつの船の名前が「こばると」であることを考えると、色がテーマになっていると思われます(アイボリー=象牙色/コバルト=青)。

船内にあったこちらの航路図を見ると、途中松山にも寄港することになっています。1988年の瀬戸大橋を皮切りに、1998年に明石海峡大橋、1999年に来島海峡大橋(しまなみ海道)と、本州と四国が次々と橋で繋がったことで、さんふらわあの松山港利用者は激減。

1970年代には230万人が利用していたそうですが、2011年に松山寄港便は無くなり、現在は12時間かけて別府へ直行しています。

そしてこちらが、12時間を過ごす私の部屋(区画)。コロナ対策で、2人分のスペースが1人分として割り当てられていました。枕は病院のベッドのような形ではなく、マットレスも分厚く、コンセントも付いています。

19時、大阪南港を出港!定員が710名であるのに対し、この日の乗船人数は80名と、かなり少なめでした。

船内の様子をご紹介

続いては船内の様子をご紹介。

ウォシュレット付きのトイレは、最近のフェリーのスタンダードです。

大浴場は出港後から23時まで&翌朝5時過ぎから入港まで利用することが出来ます。もちろん無料で、シャンプーもボディソープもあり、窓からは瀬戸内海が見えます。

この辺が食事などをする共有スペース。地上波のテレビも見ることが出来ます。

船内Wi-Fiもばっちりつながります。一方で、スマホの電波は入ったり入らなかったりです。

こちらはキッズスペース的な場所。

マッサージチェア、隣には電子レンジが置かれており、持ち込んだ食料を温めて食べることも出来ます。

船内売店にやって来ました。軽食やおつまみ等に加えて、Tシャツやタオルなど、船会社のオリジナルグッズも販売されています。

上段には博多の「ひよこ」と「やまやの漬物」が、下段には大阪の「お好み焼きせんべえ」と、大分の「臼杵煎餅」が並んでいます。 こうして発着地のお土産が並んでいるのは、船内売店ならではのことです。

コロナ対策で、船内でアルコールの提供は行われておらず。船内売店のスーパードライもノンアルでした。

売店だけでなく、自動販売機にも種類が揃っており、料金も通常と変わりません。こちらにもアルコール専用の自動販売機がありますが、販売中止となっていました。

アイスやカップラーメンの自動販売機もあります。

船内レストランはコロナの影響で休業中。

その代わりに『A定食・B定食』という、まるで沖縄の食堂を思わせる名前の付いたお弁当が販売されていました。ちなみに、この日の私の夕食は持参したカップ麺です。

綺麗な船内に残るレトロさ

さんふらわあ あいぼりの就航は1997年ということで、全体的には綺麗ですが、レトロさを感じる部分もあります。

こちらはストラックアウト的なゲームでしょうか。100円で楽しむことが出来ます。

ピンポンもあり、こちらも100円です。

ストラックアウト的なゲームとピンポンは通路にありましたが、ゲーム専用の部屋(ゲームコーナー)もあります。

ここではUFOキャッチャーやスロットを楽しむことが出来ます。

大阪から別府へ 12時間の船旅

船内を散策しているうちに、出港から30分が経ち、船は神戸まで来ていました。間もなくこの船は明石海峡大橋の下を通過します。

明石海峡大橋は全長3911m、世界最長の吊橋です。ネットでは「夜間ライトアップが美しい」と紹介され、『パールブリッジ』の愛称も付いていますが、この日は真っ暗。写真を撮るためにデッキへ出てくる人も全くいません。

ちなみに、橋の麓できらめくのは神戸市の明かり。「明石」という名前が付いている橋ですが、本州側の起点は神戸市です。

この日は新月で天気がよかったため、星空を期待していましたが見えず。都市に近いことや、安全確保のため、デッキが隅々まで明るく照らされていることが影響しているのでしょう。

ただ、船内には星空案内の張り紙があり、船会社も星空をおすすめしている様子が伺えます。

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デッキで星を見られるお客様へのお願い】という注意書きには、「流星が見えないからといってすぐに諦めてしまわずに」「寒さ対策をお願いします」「風下での観測がおすすめ」など、なかなか粋な内容が書かれていました。

22時を過ぎ、船内へ戻ると、すでに消灯となっていました。しかしまだ寝るわけには行きません。船は小豆島の南を通過し、続いては「瀬戸大橋」の下を通過します。

これまで真っ暗だった船の進行方向左手に、明るい街並みが見えてきました。こちらは香川県高松市です。

23時半、瀬戸大橋の下を通過。続いて船は「来島海峡大橋」の下も通過しますが、翌朝7時には別府へ到着するため、早起きに備えて寝ることにしました。

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今回はここまで。本日もありがとうございました。

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