高知の離島・沖の島上陸!日本一の海水浴場・うどの浜を目指して歩く|2013年旅行記その3

旅の思い出

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今回は「四万十川&高知の島を巡る旅 2013」旅行記その3をお届けします。

★前回の記事★

高知県の離島に上陸!

真夏の四万十川をサイクリングで旅した翌日、この日は高知県宿毛市の沖合に浮かぶ・沖の島へ渡ります。

船が出る片島港にやって来ると、巨大なエイが泳いでるのを見ることが出来ました。

宿毛市営定期船・すくもに乗船し、島へ渡る予定でしたが、お盆の帰省ラッシュで混雑しており、乗船することが出来ず

急遽チャーターされた漁船に乗ることとなりました。

漁船でしたが、船の上で犬も立っていられるほど海は穏やかで、ほとんど揺れませんでした。

今回上陸するのは「沖の島」という離島ですが、「おきのしま」と言えば、島根県の「隠岐の島」が有名です。

高知県の有人島は沖の島と、その隣に浮かぶ鵜来島の2島しかないこともあり、高知県に離島があること自体あまり知られていません。

沖の島へ到着する前に、船はもうひとつの有人島・鵜来島へ寄港。

★参考:この5年後、鵜来島に上陸★

そして出港から約1時間半、沖の島・母島(もしま)港に上陸しました!

★参考:すくも観光ナビ「沖の島」★

沖の島(離島) – すくも観光ナビ
宿毛湾の離島、沖の島・鵜来島は、黒潮がながれ亜熱帯の植物や魚がおよぐ楽園の島。約1,000種もの魚種が生息し、サンゴ礁のなかを色とりどりの熱帯魚や、チヌやグレなど大物の魚が泳ぎまわっています 。

沖の島の産業と人口

沖の島には母島ともうひとつ・弘瀬という集落があります。

周囲約20kmの小さな島ですが、江戸時代には母島が宇和島藩(愛媛県)に、弘瀬が土佐藩(高知県)に属したことから、文化や風習などは異なるそうです。島全体が高知県となるのは、明治時代の廃藩置県から数年経ってからのことです。

島を1周する道路はなく、夕方の船で宿毛へ戻るため、それぞれの集落を巡る時間はありませんでした。

母島港の周辺には山の急斜面に沿って家々が並んでいます。太平洋戦争末期には、軍事要塞化が進み、全島民に強制疎開命令も出ましたが、Wikipediaによると、1950年代には千数百人が島で暮らしていたそうです。

港の近くで発見しました。こちらは防空壕でしょうか。

沖の島 人口推移

高度経済成長期を経て、人口減少・過疎化が進み、2020年の国勢調査による人口は母島集落が50人、弘瀬集落が69人。島全体で119人しか暮らしていないことになります。

こちらは2020年における沖の島の人口ピラミッド。今島に住んでいる人の7割以上が60歳以上である一方で、小学生・中学生もおり、母島集落に沖の島小中学校があります。

島で働いてる人自体少ないですが、宿泊業・飲食サービス業と教育・学習支援業に従事している人が4割近くを占めています。観光で訪れる人はほとんどいないと思われますが、公共工事関係者や釣り客が島に宿泊するため、宿は数軒ありますが、飲食店はありません。

商店ぐらいあるだろう」と思い、昼食を持参していませんでした。確かに商店はありましたが、缶詰やレトルト食品が多く、その場で食べることが出来るものはお菓子ぐらいだった気がします。

日本一の海水浴場・うどの浜へ

1周道路がなく、アップダウンも多いので、自販機も無いような島を、真夏にあちこち歩いて巡るのは現実的ではありません。

この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は IMG_1928-1-1024x768.jpg です

急な斜面に住居や耕地を確保するため、沖の島には石垣や石段が多く、石垣・石段とともにある暮らしは、島の宝100景(国土交通省)に選ばれています。

ただ、今回私が沖の島を訪れた目的のメインは海です。早速、港から透明度の高い海に驚かれされます。

港から歩いて目指すのはうどの浜海水浴場

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うどの浜海水浴場のことを知っている人はほとんどいないと思いますが、実はダイヤモンド社が集計した「水がきれいなのに人が少ない海水浴場ランキング 2020」では、日本一に選ばれています。

港だけでなく、歩き始めてから見える海の景色も美しいです。当時はまだ、沖縄などの南の島へ行ったことがなかったので、これだけ綺麗な海を見るのも初めてでした。

港からうどの浜までは歩いて約30分。

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途中には看板もありますが、コンクリートで整備された道は途中で無くなり、この手作り感満載の石階段を登ります。

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木々に囲まれた遊歩道を歩き…

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また石の階段。本当にこの先にうどの浜があるのでしょうか。

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ただ、木々の間から「沖の島ブルー」が見えると期待が高まります。

ちなみにう

山道を抜け「うどの浜」に到着!

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透明度は非常に高いです。

ひと休みしてから、持参していたシュノーケルセットを装着し泳いでみると、熱帯魚の姿を見ることも出来ました。

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港からの渡し船もあるようです。つまりうどの浜は、山道を歩くか、渡し船でしか行くことの出来ない海水浴場ということです。

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海の家もあり、かき氷やビール、レンタル品などもありました。ここでお手伝いをしていたのは5歳と7歳の兄妹。ちびっ子2人がビールを渡したり、グラスを洗ったり… 海の美しさはもちろんですが、沖の島で私が一番印象に残っているのはこの兄妹です。

沖の島に上陸するまで、修学旅行で訪れた広島の宮島しか、離島に足を運んだことはありませんでした。たまたま地図で見つけて上陸した、観光地化されていないこの島で、私は有人島の面白さを知ってしまったのです。

島は面白い、一方で…

午前中をうどの浜で過ごし、午後には集落へ戻ってきました。

宿毛へ戻る船の時間は15時過ぎなので、まだ時間はありますが、あまり遠くへ行くことは出来ません。

港の近くに綺麗な海があったので、ここで時間を過ごすことに。

そして帰りの船がやって来ました。途中「弘瀬」と、鵜来島を経由し、宿毛へ戻ります。

さらば沖の島。写真は残っていませんが、集落に戻ってきてから、ダメ元で民宿に「昼食だけいただくことは可能か」と聞いてみたところ、500円でカレーを出していただきました。これもありがたい経験です。

もうひとつ集落・弘瀬の港に寄港。

帰省から帰る人が多かったからでしょうか。テレビなどで見たことがある、島を離れる船から紙テープが投げられる、感動的な(エモい)シーンです。

続いては鵜来島に寄港。ここで私と友人しかいなかったデッキに、鵜来島から乗船してきたおじさんがやって来ました。

翌日に撮影した写真

話をしてみると、その方は宿毛生まれで、なんと、私たちが通っていた埼玉の高校の近くで会社を経営している社長でした。

翌日に撮影した写真

そこから話は盛り上がり、船を降りたあとは、カツオをはじめ、何軒か食事をご馳走していただきました。

翌日に撮影した写真

人口減少」や「高齢化」で、島が無くなるのも時間の問題という話も聞きました。島の面白さを知ったまさにその日に、こうした話が聞けたのも何かの縁でしょう。この時、「もっと島や田舎の面白さが知られたらいいのに」と思ったことが、私の今に繋がっています。

沖の島から帰ってきた日は宿毛のビジネスホテルに泊まり、翌日は1日かけて高知駅へ移動。その翌日は青春18きっぷを利用し、高知から東京まで、1日かけて帰りました。

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今回はここまで。本日もありがとうございました。

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