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今回は【2021年→2022年 年末年始の旅】その10をお届けします。
★参考:前回の記事★
石垣島から島へ 時間・料金も同じ2社が運航
黒島を半日歩いて旅して、石垣島へ戻ります。

こちらは安栄観光の船。

そして、安栄観光と入れ替わるように八重山観光の船が入港しました。こちらに乗船します。2社の船はほぼ同時刻の出港で、黒島から石垣島間では、所要時間やサービスはほとんど変わりません。
そして料金も同じ。これは他の黒島へ渡る場合も同様です。2社とも、事前にホームページで乗船券の予約をしておくと、WEB割引が適用され、お得に旅をすることが出来ます。ただし、ホームページからの予約は、八重山観光の場合2日前まで、安栄観光は前日までとなっています。

今回は御船印をゲットする都合上、八重山観光のホームページから往復の乗船券を予約していました。料金は2800円です。
八重山諸島の船の歴史

現在八重山諸島の島々で運行されている定期船は、八重山観光と安栄観光の2社。また、石垣島ドリーム観光が自社のツアー専用で船を運航しています。

歴史があるのは1970年創業の安栄観光。安栄観光が創業した頃の八重山諸島には、他にも多数の船会社があったそうですが、本土復帰のタイミングで数社が統合されて誕生したのが八重山観光です。

島に近い場所を航行するので、船内でも電波が入ります。

石垣島が近づいて来ました。こちらはRKKこと琉球海運。第二次世界大戦終了直後、米軍統治下の沖縄において官民共同出資により設立され、沖縄県や自治体、日本郵船、琉球銀行、沖縄電力などが主要株主となっていますが、1978年に一度経営破たんしています。

ということで、旅の1日目はこれにて終了。
安栄観光と八重山観光の違い

翌朝8時、再び離島ターミナルにやってきました。

こちらは安栄観光の運行状況。小浜島が欠航表示となっていますが、八重山観光は終日通常運航だったので、何らかの天候・海況以外の事情があったものと思われます。

こうした場合でも、損をすることなく島へ渡ることが出来るのが2社運航のメリットです。2020年までは2社の共通乗船券があったそうですが、現在は廃止されています。

便数は少ないですが、安栄観光を利用すると竹富島から小浜島へ渡るなど、島間の移動も可能。八重山観光は1日1往復だけ西表島と鳩間島を結ぶ便がありますが、基本的には石垣島と各島を往復する便だけです。

また、波照間島は八重山観光が運航しておらず、安栄観光でしか行くことが出来ません。これが2社の一番の違いかもしれません。そのせいか、石垣島~波照間島間は他の島に比べて料金も少し高めです。
★参考:波照間島旅行記★

7時から8時にかけて、石垣島から各島へ向けて船が続々と出港するため、離島ターミナルは朝早くから多くの人で賑わっています。私は安栄観光を利用して鳩間島へ渡ります。
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今回はここまで。本日もありがとうございました。
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