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今回は「道の駅いとまん ファーマーズマーケットに行ってきた」ので、その時の様子をお届けします。
道の駅いとまん・ファーマーズマーケットを観光
私が沖縄に移住してから3度目の冬がやってきました。沖縄ではこの時期、野菜の収穫シーズンを迎えます。
今回私が訪れたのは道の駅いとまん・ファーマーズマーケット。道の駅いとまんは、トリップアドバイザー社が行った『旅好きが選ぶ!日本人に人気の道の駅ランキング2019』で、【日本一の道の駅】にも選ばれています。
那覇市街地や空港から車で約20分の場所にあり、日本最南端の道の駅でもあります。
こちらは沖縄移住当初に撮影した写真。冬の時期はこうして、キャベツが山になって販売されています。
値段はなんと2玉で120円。しかし、沖縄旅行のお土産でキャベツを買う人はいないはず。日本一の道の駅でありながら、買い物で訪れる地元の方が多く、ローカルな沖縄の雰囲気を楽しむことが出来ます。
「沖縄の冬野菜は北海道の夏野菜」とも言われており、1月にも関わらず、沖縄県産のナスが山積みになっています。値段も安く、サイズも比較的大きめの2本セットで150円前後です。
夏野菜の定番・トマトも輸入されたものではなく、沖縄本島で収穫されたものがどっさりと並んでいます。
人参は品種によって旬が異なるそうです。ここでは様々な品種が販売されていますが、冬のおすすめは美らキャロット。
冬の沖縄で出回る品種で、一般的な人参の糖度は4度と言われるのに対し、美らキャロットはなんと9度。実際に食べたこともありますが、本当に甘いです。
沖縄ならではの野菜
美らキャロット以外にも、沖縄県外ではあまり見られない、珍しい野菜も並んでいます。
こちらは「福耳」という名の唐辛子。沖縄ならではの品種かと思いましたが、サカタのタネから「ジャンボとうがらし」という名前で販売されているようです。沖縄の唐辛子と言えば「島唐辛子」が有名ですが、県全体の生産量は全国11位(2018年)と、特別生産量が多いわけではありません。
島らっきょうは沖縄の伝統野菜のひとつ。塩漬けや天ぷらになって、沖縄居酒屋のお通しでよく出てくる品ですが、通常は根の部分の3cm程度しか食べないので、全体像を見たことがある人は少ないのでは。ちなみに沖縄のらっきょう生産量は全国4位です(2018年)。
紫色の葉をしたこちらの野菜はハンダマ。栄養が豊富であることから、沖縄では古くから「血の薬」や「不老長寿の薬」と言われています。私もおひたしを頂いたことがありますが、栄養豊富な野菜にありがちな苦みや臭みは少なく食べやすかったです。加熱すると粘り気も少し出ます。
冬瓜(方言名:シブイ)は沖縄県が生産量全国1位。汁物や煮物など、沖縄料理には欠かせない野菜です。人の顔より大きなこの緑の塊が、あちこちで山になって販売されているのを見ると「冬が来たな」と思いますが、冬瓜も本来は夏野菜。常温で冬まで保存できることがその名の由来となっています。
ひょうたんのような形をした南瓜(かぼちゃ)は沖縄で古くから作られてきた在来種で、「島かぼちゃ」として通常のかぼちゃとは区別されているそうです。
野菜だけでなくフルーツも!アテモヤゲット
冬はフルーツが少なめですが、夏のパイナップルやマンゴーの時期は、店内に入るとふわっと甘い香りが漂います。
冬に並ぶのはオレンジ色のシークワーサー。シークワーサーと言えば「青切り」という、緑色で酸っぱい果実が知られています。緑色からこの色になるまで熟すと、酸味が抜け、ミカンのように皮をむいてそのまま食べることが出来ます。
■ 参考:沖縄のシークワーサーが抱える課題
知る人ぞ知るフルーツ・アテモヤを見つけました。その糖度は20~25度にもなり、マンゴーよりも甘く、「森のアイスクリーム」とも言われています。
沖縄県が生産量全国一位。糖度は20~25度。日本一甘いらしい。だけどあまり知られていない。ミステリアスな果物「アテモヤ」を買ってみました。森のアイスクリームと言われるそうですね。常温で追熟させるといいらしいですが、食べ頃がいまいち分からない…まだ固いです。#沖縄移住 pic.twitter.com/V7lKwlSlcF
— Jovislander@沖縄にいる国内旅行マニア (@jovislander) January 15, 2021
ということで、お土産に買ってみました。小ぶりですが2つで500円は恐らく格安です。柔らかくなるまで常温で保存するそうですが、寒さの影響からかなかなか柔らかくならず… 結局、硬いまま茶色くなってしまい、食べることは出来ませんでした。
肉も米もある
野菜と果物以外にも、沖縄県産のものが販売されています。
いい香りがする方へ来てみるとソーセージの試食がありました。沖縄県産の豚肉が使用されているそうで、「島とうがらし味」があるのも沖縄ならではです。
こちらの試食は沖縄県産ではありませんでしたが、沖縄県産のお米も販売されています。沖縄では古くから米栽培が行われている一方で、収穫量は東京の次に少ないです。
米の二期作が行われている沖縄。県外ではあまり流通しませんが、6月から「日本一早い新米」が販売され、11月にも収穫が行われます。
お土産選びにもおすすめ
普通のお土産屋さんには売っていない、超ディープなお土産が並んでいるのも、ファーマーズマーケットならではのことです。
汁物料理は沖縄で古くからある郷土料理のひとつ。「あぐー豚汁」「山羊汁」「牛汁」「イカ汁」「なかみ汁」など、様々な種類の汁が並び、家でも手軽に作ることが出来るようにパックされています。
こちらはドレッシングですが、その味を見ると「パイン」「シークワーサー」「たんかん」「島唐辛子」というような、変わり種しかありません(笑)
ドレッシングと同じように、沖縄の果物を使ったジュースも色々とあります。
ずらっと並んだ「西崎そば」。沖縄で「そば」と言えば、そば粉ではなく、小麦から作られた「沖縄そば」のことを指します。製麺所の場所によって「○○(地名)そば」として販売されることが多いため、スーパーにも様々な種類の麺が並びます。
沖縄の弁当は知る人ぞ知る名物。午前中の沖縄を歩くと、あちこちでお弁当が販売されています。
こちらは手作りのサーターアンダギー。他にも泡盛をはじめとした定番のお土産や、物産センター 遊・食・来もあり、さらにお魚センターでは海の幸を楽しむことも出来ます。道の駅いとまんは、ローカルな沖縄を感じたい方に欠かせないスポットです。
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今回はここまで。本日もありがとうございました。
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