ロイヤルプリンセス&コンチェルトに乗船!食事なしで楽しむ神戸港クルーズ|2022 旅行記14

2021年→2022年 年末年始の旅

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今回は【2021年→2022年 年末年始の旅】その14をお届けします。

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神戸港クルーズへ

2022年1月4日の15時過ぎ、神戸駅にやって来ました。すでに夕方ですが、御船印をゲットするため、2つの船に乗ります。

最初に乗船するのは神戸ベイクルーズ。神戸港内をぐるっと1周する観光船です。船が出る桟橋はポートタワーの麓にあるため、神戸駅から約1km歩きます。

中突堤中央ターミナル「かもめりあ」に到着。こちらで乗船券を購入します。空きがあれば、予約無しでも乗船出来ますが、今回は念のため午前中のうちに予約を入れていました。最新の運航状況や混雑状況は、神戸ベイクルーズ社のTwitterで確認することが出来ます。

乗船券と一緒にロイヤルプリンセス号の御船印もゲット。もう船に乗る必要はありませんが、せっかくなので15時45分発の船に乗船します。料金は1,400円です。

ロイヤルプリンセス乗船

「神戸」というお洒落な街の港をクルージングするロイヤルプリンセス号ですが…

船内の第一印象は「病院の待合室」。華やかさはありません。1993年に就航した少々古い船で、もともとはハウステンボスと長崎オランダ村の間で運航されていましたが、2005年から神戸港に活躍の場を移しています。

2階も含めて、昭和時代を生きていない私でも、昭和の面影が感じられます。食事の提供などもありません。

ロイヤルプリンセスの隣に停泊していた「御座船安宅丸」も神戸ベイクルーズ社が所有する船。外見は綺麗ですが、ロイヤルプリンセスよりも早い1986年に瀬戸大橋観光船として就航しました。2011年からは東京湾で運航され、2017年に水戸岡鋭治氏によりリニューアル。2021年から神戸港で活躍しています。

この日は海技教育機構(JMETS)の練習船「銀河丸(手前)」と「海王丸(奥)」も停泊していました。

こちらは宮崎カーフェリー。19時(日曜日は18時)に神戸港を出港すると、紀伊水道から太平洋へ抜けて、翌朝9時に宮崎港へ到着します。

45分のクルージング

ロイヤルプリンセスは約45分かけて神戸港を周遊します。

神戸といえば「造船の町」。川崎重工業と三菱重工業という2つの大きな造船工場が、神戸発展の基礎を築きました。第一次世界大戦後の不況時、川崎重工業の神戸工場で発生した労働争議をきっかけに『8時間労働制』が導入され、これが全国に広がったことから、神戸港には「八時間労働発祥之地」という記念碑も置かれているそうです。

川崎重工業には、2014年に現役を引退した東海汽船のジェットフォイル「セブンアイランド 夢」が置かれていました。船体には「東海汽船」と書かれており、引退からしばらく経った今も保存されているようです。

三菱重工業では巨大な潜水艦が建造されていました。海上自衛隊の潜水艦は、三菱重工と川崎重工が交互に建造しているそうです。

揺れはほとんどありませんが、デッキには冷たい海風が吹き付けるので、寒さ対策は必須です。                          

うっすら見えているのは淡路島の一部と思われます。

淡路島と本州を結ぶ明石海峡大橋も見えました。

ロイヤルプリンセスは神戸空港の滑走路が見えた辺りでUターンし、出発地点へと戻ります。

いつの間にか、船の後方に多数のカモメがいました。

船内売店で「カモメのごはん」も販売されているため、餌をもらえるものだと思って、いつも船に集まって来るのでしょう。

帰りはポートアイランドのそばを航行します。このお洒落な建物は神戸学院大学ポートアイランドキャンパス。ドラマのロケ地にもなっているそうです。

ラストはポートアイランドと本州を繋ぐ「神戸大橋」の下を通過。

こちらは1906年にイギリス人貿易商A.E.ヘイガー邸として、神戸の異人館街・北野町に建設された、いわゆる明治時代の洋館です。1981年にこの場所へ移築され、現在は「みなと異人館」として公開されています。

神戸ポートターミナルを通過。神戸にやって来た豪華客船はここに接岸することが多いようですが、この日は神戸に本社を置く井本商運の船が停泊していました。

続いては、こちらのコンチェルトという船のナイトクルーズに乗船します。

コンチェルト 食事なしで乗船

こちらがコンチェルトの乗船券販売窓口。「モザイク」という商業施設の1階に併設されています。神戸港周辺をクルージングしながら、食事を楽しむことが出来るレストラン船ですが、私の目的はあくまで御船印

そのため、食事無しプランで乗船します。ホームページには、食事なしプランの金額が出ていませんが、当日空きがある場合は利用出来るようです。今回はお昼に電話で予約をしており、料金は2,750円でした。

船の出港時間までは、乗船券販売窓口にあるベンチで待機。ここではお土産も多く販売されていますが、御船印は船内売店でしか買うことが出来ません。

恐らく古い航路図です

コンチェルトには4つの航路があり、ランチ・トワイライトクルーズは明石海峡大橋の手前まで行くようです。私が乗船するナイトクルーズは神戸ベイクルーズとほぼ同じ。乗船時間は1時間45分もありますが、神戸空港の手前で折り返します。

1時間45分のクルージング

乗船しました。船は4階建てで、私が割り当てられた「ルビー」という区画はBデッキにあります。

船内の雰囲気はこんな感じ。周りの皆さんは食事を楽しんでおり、「乗船のみ」という乗客はほとんどいません。座ってじっとしているのも気まずかったので、荷物を置いて船内を散策します。

壁に敷き詰められたゴールドのタイルにはコンチェルトで結婚式を挙げた人たちの名前が記されています

と言っても、食事がメインで、その食事のお値段もやや高め船なので、歩き回って見ることが出来る場所は少ないです。ロイヤルプリンセスとは、船内の雰囲気が全く異なります。

皆さんのお食事中、また下船の時には、ピアノの生演奏がありました。

■ 参考:東京湾クルーズ シンフォニーに乗船

冬の夜ということで、デッキで過ごすのは寒過ぎて厳しいです。出港の様子だけ見届けて、再び船内へ避難。

船内売店へやって来ました。品数はそれほど多くありませんが、船内限定グッズなども手に入れることが出来ます。

そしてここで御船印をゲット!

デッキは寒く、船内をうろうろしているのも怪しいので、座席で待機。ナイトクルーズは残り1時間半近くあります。

ドリンクはその場でも注文することが出来ましたが、ここは我慢。いつかこうした場所で、ゆったりと食事を楽しむことが出来る大人になったら、またリベンジしたいと思います。

こちらはデッキに出て撮影した写真ですが、私がいた「ルビー」という部屋は3方に窓があり、食事をしながら外の景色も楽しむことが出来ました。

動く船から夜景を撮るのは難しい

ただ、この船、動きが少ないです。同じ場所を何度もグルグルと回っているような感じがしました。食事なし乗船だとかなり退屈です(笑)

21時、モザイク前に戻って来ました。航行中に揺れることもほとんどないので、優雅な雰囲気でゆったりとした時間を過ごしたい方には、食事なしプランもおすすめです。

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今回はここまで。本日もありがとうございました。

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