所要時間7時間 小笠原・父島を時計回りに歩いて1周! コスパ最強の観光|2025 旅行記15

島旅

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今回は「2025年 小笠原諸島に育休移住してみた」その15をお届けします。

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小笠原・父島を歩いて1周

2025年4月25日、育休移住12日目は、ベビーを抱っこしながら、父島を時計回りに歩いて1周しています

8時半に宿を出発し、アップダウンの激しい夜明道路を歩いて、約4時間かけて中央山までやって来ました。そして、中央山には30分ほど滞在。時刻は13時になりました。

夜明道路にて(固有種のマルハチ)

父島の1周は約20km。まだ半分地点にも達していません。果たして暗くなるまでに宿へ戻ることは出来るのでしょうか。

ビニールハウスの骨組みらしきものがありました。父島の森の大部分は国立公園なので、今から開墾して畑にすることはできないはず。夜明道路沿いにある人工的な施設はすべて国のものです。ということは、これも国のハウスなのか、それとも昔から開墾されていた誰かの土地なのか……謎に包まれています。

■参考:小笠原諸島の歴史

扇浦~桑ノ木山ルート 納涼山周遊ルート』を紹介する案内板がありました。戦前に利用されていた旧道をもとに整備された遊歩道で、パンフレットやGoogleマップには載っていません。ここを通ればショートカットになりそうですが、今回は王道ルートを歩くことにします。

こちらは「巽道路」への分岐点。「巽」には東南の方角を示す意味があり、その名の通り夜明道路から島の東南方面に伸びている道路です。終点は行き止まりになっています。なお、看板では「巽」の上部が「己己」ではなく旧字体の「巳巳」で書かれていました。

長い坂道を下ると、久しぶりに道路沿いに電柱が現れ、今も使われていそうな小屋もあったりと、生活感のある景色に変わってきました。

こちらは恐らくコーヒーの畑。道の先にあるのは2002年竣工の「長谷トンネル」です。

そして、トンネルを抜けた先にはお店らしき建物がありましたが、これまた地図やパンフレットには載っておらず(2026年現在)、人もいなかったので、何のお店なのかは分からず。

13時40分、ついに夜明道路の終点に到着。中央山からここまでは下り坂が多く、寄り道するような場所もないので、それほど時間はかかりませんでした。ちなみに、この終点地点にあるのが、先日訪れた小笠原コーヒーを飲んだカフェ「グレース・島のお茶やさん」です。

■参考:グレース・島のお茶やさんで小笠原コーヒーを飲む

時計回りがおすすめ

夜明道路の終点はT字路になっています。左に行くと小港海岸や中山峠といった島の南部に出ますが、今回はそこまでは行きません。

ここからは港を目指して、二見湾沿いを歩きます。港までは約6km。夜明道路ほどのアップダウンはありません。

何よりいざとなったら村営バスに乗ることが出来ます。夜明道路の終点から最も近いバス停は「農業センター」。そんなわけで、父島を1周するときは時計回りがおすすめです。

■参考:村営バスで農業センターを見学

扇浦地区に入りました。標識には草が付着していたり、柱にはトカゲ(グリーンアノール)がいたりと、標識ひとつからも大自然を感じられます。

このT字路は右へ。なお、島を1周する道路は1本しかないため、この道を外れると最終的には行き止まりになり、同じ道を引き返すことになります。

海沿いに出ました。こちらは扇浦海岸。遠浅なのでシュノーケルをする場合は、他の海岸がおすすめです。

途中いくつかトンネルを通りますが、歩道があるので徒歩でも安心です。

こちらは道路沿いから見た境浦海岸の景色。島を1周する道中では随一の絶景スポットといえるでしょう。この美しい海で座礁し、戦時中からそのまま残されているのが「濱江丸」という船です。

かつてはもっと船の形が残っていたそうですが、今は錆びた船体にサンゴが生え、魚たちのすみかになっています。ビーチエントリーで沈船シュノーケルを楽しめるスポットで、日本では唯一、世界的にも珍しいのではないでしょうか。

コスパ最強の観光!所要時間7時間

14時半、二見港が近づいてきました。

こちらは小笠原海洋センター。通称「カメセンター」の名で親しまれており、小笠原におけるウミガメ保全の拠点となっている施設です。保護・飼育されているウミガメを無料で見学できるほか、餌やり体験も行われています。

■参考:小笠原とウミガメの歴史

ここまで来ればほぼゴール。人口約2000人の父島ですが、ほとんどの島民がこの辺りで暮らしています。というよりも、家を建てられるエリアがこの辺りに限られているのです。小笠原では住宅不足が課題となっています。

こちらが夜明道路の入口。今回、島を1周するのにかかったお金は0円です。ちなみに、水分は宿の蛇口から汲んだ水を持参、昼食も宿で購入したおにぎり(300円)でした。

離島の掲示板で、ここまで掲示物が多く、かつ日付も最新のものになっているのはかなり珍しいです。島の活気が感じられます。

小笠原水産センターは港から歩いて5分ほどの場所にある、無料の水族館です。小笠原周辺の海域や父島・母島の河川、貯水池に生息する生物が飼育されており、気軽に見学できます。

港周辺の木々には、先ほど扇浦の標識にもいた外来種のトカゲ・グリーンアノールを捕獲するための、通称「アノールホイホイ」が設置されています。ちょうど捕まっているアノールを見ることができました。

15時半ごろ、父島を歩いて1周し二見港に到着しました。所要時間は7時間。小笠原の絶景・自然・歴史・生物多様性を無料で楽しめる、コスパ最強の観光です。

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今回はここまで。本日もありがとうございました。

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