青ヶ島を歩いて観光!大凸部展望台から二重式カルデラを見る ひんぎゃも体験|2015 旅行記2

東京都

ブログをご覧いただきありがとうございます。

今回は2015年「八丈島・青ヶ島旅行記」その2をお届けします。

★前回の記事は こちら

青ヶ島を歩いて観光

2015年8月31日、あおがしま丸で東京都の秘境・青ヶ島に上陸。港には宿の方がお迎えに来てくれていました。

「荷物は持っていくから、歩いて来たら」と言われ、渡されたのがこちらのおにぎり。素泊まりの予約でも、こうしたおもてなしをいただけるのは本当にありがたいです。

翌日の船まで約24時間の滞在。予定は特にありません。港から集落までは少し離れていますが、宿までのんびり歩きながら、島を観光することにしました。

歩く道は都道236号線「青ヶ島本道」。ここも一応東京都なので「都道」です。アップダウンが激しいので、歩いてみると結構ハード。

青ヶ島ではディーゼルによって発電された電気が使われており、電柱や電線はあります。ちなみに、携帯はどのキャリアでもつながりますが、電波は弱いようです。

■ 参考:ドコモの電波状況

こちらは「オオタニワタリ」。伊豆諸島や沖縄では普通に見られる植物で、八重山諸島では新芽を天ぷらにして食べたりもしますが、絶滅危惧種に指定されています。

道沿いにはヤシの木が立ち並び、まるで熱帯のジャングルのような光景です。

岩の間から生えている雑草に、よく見るとアロエが混ざっていました。さすが上陸難易度S級と言われる青ヶ島。手つかずの自然が残されています。

一方で、360度を海に囲まれた小さな島にいるはずなのに、海が全く見えません。

青ヶ島は周囲を外輪山に囲まれているので、島を歩いていても「緑の壁(山の斜面)」しか見えないのです。

ひんぎゃを体験する!

青ヶ島は火山活動度ランクCの活火山。山の斜面をよく見ると、地面から湯気(水蒸気)が立っていることが分かります。

翌日撮影

こうした噴気孔を「ひんぎゃ(語源:火の際)」と呼び、昔から青ヶ島ではこの噴気を様々な形で活用してきました。

こちらは蒸気を利用して蒸し調理が出来る「地熱釜」。誰でも無料で自由に使っていいそうです。

網は常設されているので、これに蒸かしたい食べ物を入れてしばらく放置します。今回は宿の方から生卵を頂いていたので、「ゆで卵」になるか試してみましたが、しばらく経ってから取り出してみても、生卵のままでした(笑) 自然の熱なので、常に熱いわけではないようです。

ひんぎゃの蒸気を利用したサウナもあります。ここもやはり自然の熱なので、日によって温度が変わり、だいたい60度前後になるそうです。300円で利用することが出来ますが、今回は時間が無かったので通過。

青ヶ島村製塩事業所で作られているのは、青ヶ島の海水を地熱蒸気で温めた「ひんぎゃの塩」。青ヶ島の定番お土産のひとつとなっています。

死ぬまでに見るべき絶景13選

青ヶ島は標高1,100mの山の頂上部にあたり、見えていない部分は海面下にあります。

こちらが青ヶ島を代表する景色。周囲を崖に囲まれた中にもうひとつ、プリン形の小さな山があり、この地形を二重式カルデラといいます。数千年前の噴火で誕生した青ヶ島。1785年の大噴火によって形成されたのが丸山火砕丘(プリン形の山)です。

2014年、アメリカの環境保護NGOが発表した「死ぬまでに見るべき絶景13選」に日本で唯一選ばれたことで、世界的にも有名になりました。

ここまで歩いて来たのは内輪山の周辺。山を登り、外輪山の上までやってきました。

外輪山から海方向へと延びる道からは、絶景が広がります。

絶壁になっているので、海へ降りることは難しいです。島の人は港で海水浴をするようですが、観光で訪れた人が遊べるような海はありません。

ちなみに、港(外輪山の外)と外輪山の内側は、こちらのトンネルでつながっています。

大凸部展望台から二重式カルデラを見る

「死ぬまでに見るべき絶景13選」に選ばれた青ヶ島の二重式カルデラを一望するには、ヘリコプターか、大凸部という展望台が一般的。今回は往復とも船なので、ヘリではなく、大凸部展望台からの景色をご紹介します。

集落を抜けて山の中へ。展望台までは遊歩道が整備されています。

こちらが標高423mにある大凸部展望台からの景色。二重式カルデラの頂上部、つまり青ヶ島の最高地点にあたり、島の特徴的な地形を見ることが出来ます。

振り返ると太陽に照らされた青海原。イスもあるので、ここで太陽が沈んでいく様子を眺めます。

大凸部は海に面していますが、標高が高いためか、波の音などは聞こえません。もちろん、車や人の生活音もなく、トンボが羽を羽ばたかせるときの「パチパチパチ」という音だけが響きます。

水平線に雲があるようで、太陽はゆっくりじわじわと沈んでいきました。真っ暗になると危険なので、明るいうちに宿へと戻ります。

ちなみにこちらは翌日午前中の大凸部。どうしても内側が影になってしまい、写真では暗めに映ります。大凸部の景色が最も美しいのは、太陽が真上に来る夏の正午前後でしょう

.

今回はここまで。本日もありがとうございました。

★続きはこちら★

コメント

タイトルとURLをコピーしました