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今回は「沖縄移住の手順」についてご紹介します。
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沖縄移住3か月前:移住が決まる
2018年9月22日、私の沖縄移住が決まりました。

私の場合、沖縄移住に憧れていたわけではなく、たまたま見つけた面白そうな仕事の勤務地が沖縄でした。つまり、移住が決まった日=沖縄での仕事が決まった日ということになります。

ただ、いつから沖縄に行くのかは明確に決まっていなかったので、目標は「年内移住」としました。
まずは仕事を辞めなければなりませんが、「年内(2か月後)に辞めます」と伝えて「そっか」で辞められるような環境ではなく…

2018年10月中旬のとある朝、誰にも相談せず、職場の支店長に 「もう無理です。辞めさせてください」と直談判、その結果、一旦休職ということで話がまとまり、自由な時間を確保しました。

その翌月には沖縄の職場へ下見に行きましたが、これは旅行と全く違う感覚でした。やはり、沖縄で生活・仕事をするうえでの「負の部分=現実」を、自然と意識していたからでしょうか。
それでも、東京に帰ってきてすぐに、「沖縄に戻りたい」と思うことが出来ました。
3つの条件で沖縄の家を探す
2018年11月12日。沖縄に下見へ行ったときには、家探しをしませんでした。

ネットで調べると、沖縄に親戚がいたり、保証人が沖縄にいなくてはならないなど、暗黙のルールがあり、どうやら「沖縄で家を借りるのはなかなか面倒だ」ということが分りました。
実際は、沖縄本島でそうした暗黙のルールは存在しないようですが、当時の私はそんなことは知らず。全国チェーンの不動産なら、全国共通のルールがあるので、沖縄の物件も借りられるはずです。

さっそく、埼玉の自宅近くにあった全国チェーンの不動産屋さんへ行き、3つの条件を提示しました。
その1. 職場まで10km以内

沖縄は車社会ですが、車を買う気はさらさらありませんでした。固定費がかかるだけでなく、すぐに錆びてしまいます。職場まで、原付で通える範囲内の物件が希望でした。
その2. バス・トイレ別

こだわりがほとんどない私ですが、これは譲れない条件でした(笑)
その3. 家賃45,000円

「地方都市の家賃は安い」という勝手なイメージがありましたが、ネットで沖縄の物件情報を見ていると、そうでもありませんでした。あまりに低い基準を設けて、怪しい物件を紹介されても困るので、とりあえずの予算は45,000円でお願いしました。
沖縄の家が決定

これらの条件にヒットした物件2件。グーグルマップで場所を確認し、より海に近い方の物件に決めました。
10分程度でお部屋探しは終了(笑)
その日のうちに契約を済ませ、飛行機の値段を見て、航空券が安い日から入居予定日まで決めてしまい、同時に埼玉の部屋の解約手続きもネットで済ませました。
航空券は11月16日に購入し、沖縄への移動日は12月19日に決定。バニラエアで片道4760円、機内持ち込み手荷物料金で2000円、合計6760円となりました。
沖縄に引っ越す
埼玉の家の退去は12月11日の昼に決定。契約年数より早い退去なので、違約金等で約10万円かかりました。

2018年11月26日、郵便の転居届を出しました。手続きは以下のサイトに入力するだけで簡単に済みます。

2018年11月27日、公共料金の利用停止を申し込みました。これもまたネットで申し込むだけですが、ガスは立ち合いで閉栓の手続きが必要なので、退去日の午前中に指定。

2018年11月28日、退去予定日は12月11日ですが、この日荷物を一旦全て実家に移動させました。荷物を運ぶのには業者は使わず、レンタカーを1日借りるだけで十分。
部屋は念入りに掃除してもぬけの殻状態になったので、ここから沖縄へ移動するまでの約3週間は、実家で過ごしました。

2018年11月30日、いつの間にか、東京の職場を退職する日になっていました。休職中は1度も出社することなく、退職届などは郵送でやり取りし、確認などは全てメールだけで終わりました。

2018年12月11日の午前、いよいよ退去の日です。退去には立ち合いの手続きがありましたが、特に問題もなく、あっさりと終了。
午後は役場へ行って転出届を提出。これも印鑑と本人確認書類があればOKなので、簡単に終わります。役場の総合受付で「転居したいです」と伝えると、一連の流れは教えてもらえます。ちなみに、転出届は引っ越しをする前後14日以内に提出必要があります。
引っ越しはゆうパックがおすすめ
2018年12月14日、いよいよ移住まで1週間。沖縄に送る荷物を箱詰めすると合計9箱になりました。

そして、ゆうパックに集荷を依頼。これもまたネットで注文出来ます。

料金は20130円。沖縄にこれだけに荷物送った割に、安く済んだなという印象です。沖縄の家に到着する時刻を見込んで、時間の指定もしました。
沖縄の家に到着!住民登録をする
2018年12月19日、沖縄に移動する日となりました。

大きなボストンバックだけを飛行機の手荷物で預けました。見た目は普通の旅行者と変わりません。
その日はゲストハウスに宿泊し、沖縄の家には翌日12月20日の正午頃に到着しました。下見などもしないで決めた家でしたが、お店なども揃っているとてもいい場所でした!
★参考:移住当日の詳細はこちら★

ゆうパックで送った荷物も無事届き、入居翌日は住民登録をするために市役所へ。市役所では、転出の時と同様、転入手続きをしたいと伝えると、流れを教えてもらえます。
住民登録の時に必要な物
住民登録に必要な持ち物は以下の通り。
・本人確認書類
・マイナンバーカードまたは通知カード
・印鑑
・転出証明書
転出届を出した時にもらう転出証明書は、引っ越し後14日以内に、新住所がある役場へ提出する必要があります。
免許証の住所を変更する
市役所で新しい住所が書かれた住民票をゲットし、そのまま警察署へ。

今度は免許証の住所変更です。新しい住所は免許証の裏側に印字されます。
原付をゲットする
新しい住所が印字された免許証を持って、バイクショップへ。ネットで沖縄の中古原付の相場を確認すると、安くても5万円から9万円台。

この予算をお店の方に伝えて、数台紹介していただき、8万円の原付を購入しました。納車は1週間後くらいだったので、それまでは徒歩圏内で過ごしていました。
事務手続きについての記事は少ない
沖縄移住の手続きで、発生した費用の総額はざっくり45万円です。違約金と新居の前払い金が大きく影響していますが、結構お金はかかります。

移住を紹介する記事はたくさんありますが、その多くは、こうした事務的なことが書かれていないような気がします。
想いだったりストーリーだったり、「沖縄の青い海に魅せられて移住しました」的な内容が多いです。移住前の私にとって、こうした記事は全く役に立たず、「いや、どうやって移住したの?」とつっこみを入れていました。
この記事が今後、沖縄に移住される方の参考になれば幸いです。
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今回はここまで。本日もありがとうございました。
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