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今回は2019年8月「与論島旅行記」その1をお届けします。
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朝5時過ぎ、原付で那覇新港へやって来ました。

写真はマルエーフェリー・波之上と私の原付。この船は午前7時に那覇を出港し、約2時間後に本部港へ寄港します。今回私は本部港からこの船に乗船し、与論島へ向かいます。
那覇から本部港までは、原付で3時間ほどかかりますが、1回の給油(500円程度)で行くことが出来ます。

本部港から乗船することで、船代を節約することが出来るのです。ちなみに、繁忙期は島民の方でも船に乗れず、キャンセル待ちになることがあるようなので、事前に予約しておくのが無難です。

ということで、朝8時過ぎ、本部港に到着しました。

今回の乗船券は、WILLER TRAVELのサイトから予約・購入しました。こちらから購入すると「奄美・沖縄交流割引プラン」が適用され、通常よりも安くなります。乗船券は1か月前から購入可能。キャンセル料は3日前までかからないので、予定が決まったら、とりあえず予約するのがおすすめです。

フェリー波之上も時間通り本部港へやって来ました。待合室から乗船口まではマイクロバスで移動します。本部港から乗船する人は少なめ。ほとんどの方が那覇から乗船しているようです。
沖縄~奄美群島~鹿児島を結ぶ船
沖縄~奄美群島~鹿児島を結ぶ航路は、4つの船によって、ほとんど毎日運航されています。

■ その1 マルエーフェリー
・フェリーあけぼの
・フェリー波之上

■ その2 マリックスライン
・クイーンコーラル8
・クイーンコーラルプラス(2021年11月からはクイーンコーラルクロス)

時刻表は4船ともに共通です。午前7時に那覇を出港し、本部港へ寄港した後、鹿児島県に入ります。

与論島、沖永良部島、徳之島の順に、奄美群島の有人島へ寄港し、20時半に奄美大島へ到着します。天気がいいと、徳之島~奄美大島の間で、水平線に沈む夕陽が見られるかもしれません。

奄美大島を出港すると、トカラ列島の島々は全て通過して、翌朝8時半に鹿児島へ到着します。また、フェリー波之上は、出港4日前の時点で「下船予約が1人以上いる」場合、屋久島にも寄港します。この場合、屋久島到着は4時40分です。

運賃もまた4船とも全く同じ。沖縄から鹿児島までは15,030円と、飛行機よりも高い場合が多いです。
★参考:鹿児島航路の歴史★
フェリー波之上の船内を散策

乗船したらまずはエスカレーター。私の記憶の限りだと、乗船していきなりエスカレーターがある船は珍しい気がします。

自分が下船する島ごとに部屋が分けられています。

こちらがこの日、与論島で下船する人向けの部屋(二等和室)。マットレス・枕・毛布があります。ここでの座席指定はありません。

本部港から与論島までは2時間半の船旅。マルエーフェリーの沖縄から与論島間では、船内Wi-fiも繋がります。一方で、マリックスラインも船内Wi-fiはありますが、ほとんど繋がらない印象です。

客室には窓がありませんが、船内には写真のように、椅子やソファーがあるので、のんびり海を眺めながら、優雅な気分で船旅を楽しむことが出来ます。

船内売店にやって来ました。お酒やおつまみはもちろんですが…

奄美の新聞も販売されています。「月間奄美」と「奄美新聞」という、2つの新聞があるようです。

こちらは手作りのおにぎりといなりずし。

船会社のオリジナルグッズもあります。他にも鹿児島や奄美、沖縄のお土産など、なかなか珍しいラインナップで面白かったです。

船内売店は入港中と出港直後にしか営業していませんが、自動販売機も充実しています。
シャワーの水圧を確認する

温泉や銭湯にある暖簾を見つけました。

24時間無料で利用することが出来ます。

シャワー室が並んでいます。

石鹸やシャンプー、タオルは無いので、あらかじめ用意しておくか、船内売店で購入する必要があります。
シャワーの水圧もばっちりでした(笑)
★船内解説動画★
与論島に上陸

ファンネルマークは「マルエーフェリー」という会社の名のとおり、「○+A」のマーク。

いよいよ与論島が見えてきました。しかし、強めの雨が降っており、先が思いやられます。

それほど揺れはしませんでしたが、フェリー波之上は定刻から15分以上遅れての到着となりました。

下船した人の多くが、港へ迎えに来ている宿の送迎の車に乗って去っていきますが、私はこの日、まだ宿を予約していませんでした。

野宿(テントや寝袋はなし)をする予定でしたが、野宿など出来ないほどの嵐。この日は飛行機も欠航していました。だからといって、高いお金を払って宿に泊まっても、この雨だと外に出ることはできません。

まず考えたのは、前日に鹿児島を出港し、14時に与論島へやって来る沖縄行きの船で帰ることです。この船で沖縄に帰れば、本当に何もせずに与論島を去ることになります。

ただ、さすがにそれでは船代がもったいないので、雨の中、とりあえず集落を目指して歩くことにしました。
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今回はここまで。本日もありがとうございました。
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