夕方に行く滋賀の絶景 メタセコイア並木と白髭神社へ|2019年→2020年 年末年始旅行記12

2019年→2020年 年末年始の旅

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今回は「2019年→2020年 年末年始の旅」その12をお届けします。

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青春18きっぷで西へ

旅の6日目。年末年始の旅も残り3となりました。

この日は朝6時過ぎの大宮駅からスタート。18きっぷを利用して上野東京ラインに乗車。西へと向かいます。

多摩川を渡り神奈川県に入る頃、太陽が昇ってきました。実はこの日、はっきりとした予定は決まっていませんでした。前日の夜、行き先を色々と調べているうちに、夜が明けてしまったのです。

前日も寝ていないので、睡魔と戦いながら、ようやく「この日」と「翌日」の予定が決まった頃、静岡県・熱海に到着。

しばらくすると、車窓に綺麗な富士山が見えてきました。年明けに富士山が見えるのは、何だか縁起がよさそうです。ただ、18きっぷユーザーにとって静岡は難所。富士山が見える区間はほんの一部で、あとは車窓も地味で、さらには横長な県なので、寝ても覚めても静岡県なのです。

11時半、浜松駅に到着しました。静岡県の入口である熱海に着いたのは8時半過ぎ。3時間電車に乗ってもまだ静岡にいます。

お昼を過ぎたころ、ようやく愛知県・豊橋に到着。ここからは新快速で一気に愛知県を通過します。

で、岐阜県の大垣に到着。時刻はもう14時前です。観光をする間もなく、また電車を乗り換えてさらに西へ。

途中で雪山が見えました。岐阜県~滋賀県にかけては雪が多い地域。例年であれば、車窓には雪景色が広がりますが、今年は全く雪がありません。

15時前に滋賀県の米原に到着。ここで東海道線を外れ、湖西線に乗り換え。

電車を降りたのは滋賀県・マキノという駅です。

グーグルマップを見ると「滋賀県高島市マキノ町」と書かれており、学校も『マキノ中学校』となっています。高島市は合併して出来た市で、合併前は『マキノ町』という、カタカナが用いられた全国初の自治体でした。現在、自治体名でカタカナが用いられているのは、北海道・ニセコ町だけとなっています。

滋賀県の絶景・メタセコイア並木へ

マキノ駅前から出ている、一律220円の高島市コミュニティバス国境線に乗車し、この日最初の目的地「メタセコイア並木」に向かいます。

バスに揺られること約5分、「マキノ支所前」というバス停で降車。

バス停から歩いて約5分、滋賀県の絶景スポットとして有名なメタセコイア並木に到着しました。

並木道は写真で見るよりも綺麗でした。

観光協会のホームページなどを見ると、並木道の途中にある「マキノピックランド」まで、車かバス(マキノ高原線)で行くのが一般的なアクセス方法として紹介されています。

しかし、マキノ駅からマキノピックランドまでのバスの本数は1日5本くらい。私がマキノ駅に着く時間とバスの接続が悪く、「何とかならんかな」と地図を眺めていたところ、「マキノ支所前」バス停から歩くという方法を見つけたのでした。

メタセコイアは和名を「アケボノスギ」と言い、スギの木の仲間になります。最大で木の高さは115m!その姿が『世界一巨大な木・セコイア』に似ていることから、メタ(変形した)セコイアと言われています。

1981年の事業で植樹されてから、マキノ町果樹生産組合を中心に地域の方に大切に育てられ、今のような形になったとのこと。

マキノ高原・マキノスキー場へと続く、全長2.4kmの街道沿いに約500本のメタセコイアが並んでいます。冬なので、葉っぱもない「裸樹」という姿でしたが、新緑や紅葉、雪景色の並木道も人気です。

一般道なので、車の往来はあります。道路の真ん中で三脚などを使って撮影をするのは、危険なので止めましょう。

マキノ駅まで走って近江高島駅へ

16時を過ぎました。この日の滋賀県の日没は16時57分。

黄昏時でいい景色が見られる時間ですが、この日はここからがメイン。あと3つ、観光名所を巡ります。

帰りはマキノピックランドから出ているバスに乗る予定でしたが、まだバスが来るまで20分近くありました。

こちらはマキノ駅の時刻表。1時間に1本しかありません。バスに乗ると、マキノ駅に着くのは17時36分。電車の時間は18時26分なので、50分も電車を待つことになります。その1本前の電車は17時27分。

一方で、メタセコイア並木からマキノ駅までの距離は約3km。「行けるぞ!」ということで、メタセコイア並木からマキノ駅まで走ることにしました。

そして、間に合いました。こちらは駅に貼ってあった白銀のメタセコイア並木のポスター。

次はマキノ駅から5駅、滋賀県・近江高島駅に到着。

近江高島駅前は「ガリバー像メルヘン広場」として整備されています。『ガリバー旅行記』におけるガリバーの夢や冒険心、チャレンジ精神をまちづくりに生かそうという方針から、高島のまちづくりには「ガリバーチャレンジタウン」というテーマがあるそうです。

近江の厳島 湖上に浮かぶ白髭神社

ここから向かうのは、琵琶湖に浮かぶ白髭神社です。

近江高島駅からは約3kmなので歩いて向かいます。こちらもメタセコイヤ並木同様、「駅チカの絶景」を探していた時に見つけたスポット。

暗い道を歩くこと約30分。こちらが白髭神社を代表する、湖上に浮かぶ鳥居です。私以外にも人はちらほらといましたが、皆さん車で訪れているようです。

通常の土日と大晦日、年始、お祭りがある毎年9月5日は日没後に鳥居がライトアップされます。まるで広島の「厳島神社」のような光景から、「近江の厳島」とも言われています。

国道161号線を挟んで、湖上に浮かぶ鳥居の対岸に白髭神社の境内はあります。創建から約2000年の歴史を持つと言われる、近江最古の神社。全国にある「白髭神社」の総本山でもあります。

時刻は18時半過ぎ。社務所はすでに閉められていましたが、「自動おみくじ」なるものは使えるようでした。最近はパワースポットとしても人気ということで、ご利益を調べたのですが、公式ホームページを見てもあまり分からず… 他のサイトを見ても、サイトによって異なった書かれ方をされていてあまり信用出来ません(笑)

電車の時間があるので、白髭神社の滞在時間は15分ほど。駅へ歩いて戻る途中、除雪車がありましたが、道中雪は全くありませんでした。

近江高島駅に戻ってきました。この駅も電車の本数は1時間に2本程度。今度は京都へと向かいます。

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今回はここまで。本日もありがとうございました。

★動画はこちら★

【2019→2020 年末年始の旅】各駅停車を乗り継いで西へ vlog #13
【2019→2020 年末年始の旅】滋賀・琵琶湖周辺を散策 vlog #14

★続きはこちら★

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