琵琶湖に浮かぶ・沖島に上陸!1時間で島を歩く|2019年→2020年 年末年始の旅 旅行記22

2019年→2020年 年末年始の旅

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今回は「2019年→2020年 年末年始の旅」その22をお届けします。

★その21はこちら★

1家に1隻 車ではなく船を持つ景色

旅の8日目、時刻は朝8時前。

琵琶湖に浮かぶ有人島「沖島」に上陸しました。

港には、写真の通り、船がずらりと並びます。

沖島は織田信長の時代からの漁村です。

淡水湖水の島で、漁業を生業としているのは日本でここだけ

島には、自家用車やバイクが1台もなく、その代わり、1家に【船】を1隻を所有しているそうです。

小規模な農業も行われており、いわゆる「半農半漁」の生活様式となっています。

島の生活様式全てが重要な文化遺産ということで、日本遺産「琵琶湖とその水辺景観-祈りと暮らしの水遺産」にも登録されています。

最近は琵琶湖の水質悪化や、外来種の増加により、獲高が大幅に減少、農業はイノシシによる被害が増えているとか。

イノシシについては、駆除する人がいないというのもありますが、イノシシが琵琶湖を泳いで島に上陸するそうです。

イノシシは泳ぎが得意で、全国の離島でイノシシの被害は問題となっています。

滞在時間1時間!歩いて島を巡る

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沖島の周囲は約6.8km。

島を1周する道路はありません。

今回は9時の船に乗って帰るので、滞在時間は1時間しかありません。

住所は近江八幡市沖島町。

バス停がありますが、バスは走っていません。このバス停には、対岸にある堀切港バス停の時刻表が書かれています。

島民の方の主な移動手段は三輪車。

荷物をたくさん運べる上に、安定性も高く、高齢の方が多い島では重宝されています。狭い道も三輪車であれば問題ありません。

私は三輪車ではなく、歩いて島を巡ります。

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沖島は、無人島の時代から「琵琶湖の航行の安全を守る神の島」として崇拝されていました。

そこでまずは、港から奥津嶋神社を目指していましたが、歩いていても神社は見つからず…

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途中で「ケンケン山」という看板を見つけたので、そちらへ行ってみたいと思います。

ケンケン山からノスタルジック集落へ

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八朔(はっさく)」がたわわに実っています。

季節によっては「夏みかん」も栽培されているそうです。

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木々とコケに覆われた細い道を登っていきます。

幸い雨は止んでくれました。

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港から歩いて約10分、「ケンケン山 登り口」到着しました。

写真では分かりづらいですが、この先は枯れ葉で覆われた、道なき道となっています。

ケンケン山の標高は210mあるということで、ここで引き返すことにしました。

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ちなみに、ケンケン山は「見景山」が訛った言い方なのだそう。

登山道はケンケン山から、さらにその先にある「尾山(標高220m)」まで続いており、尾山の山頂付近からは、琵琶湖を一望出来るそうです。

ここからは、眼下に見えている、瓦屋根の集落へと入っていきます。

沖島の名物は「フナズシ」。

春先に琵琶湖で獲れる「ニゴロブナ」から作られており、チーズに似た芳醇な香りと酸味が特徴です。

今回は食べていませんが、以前、アイランダーの時に試食で頂いたことがあります。お酒のおつまみにはもってこいの一品です。

集落に入りました。

保元・平治の乱(1156年)の後、源氏の落武者が山裾を開拓したところから、沖島に人が住み始めました。

島には平地が少ないので、家々はこのように、港周辺の狭い範囲に密集しています。

時代を感じさせる、ノスタルジックな雰囲気です。

どの三輪車にも、サドルに缶や鍋が被せられています

どうやらこれは「雨に濡れないため」だそうです。

サドルにビニール袋を被せた自転車を目にすることがあるかもしれませんが、それと同じです。

家と家の間に洗濯機が置かれています。

土地が狭い島では、このように、空間が有効活用されています。

イスの上に置かれた漁具、空き缶を土台にした洗濯物干し

こうした、普段の生活ではあまり見かけないモノが、道端置かれているのも離島ならではのことです。

【島旅】沖島の集落を歩いてみた~琵琶湖に浮かぶ離島~

沖島には、年間2万人ほどの観光客が訪れているそうです。

なお、沖島の漁は深夜に行われるため、漁師さんは日中寝ています。観光の際も十分な配慮が必要です。

また、民宿はあるので、島に泊まることも出来ますが、キャンプはNGとなっています。

沖島幼稚園・小学校へ

1958年には800名以上が住んでいた沖島。

平成30年の国勢調査による人口は278名で、そのうち65歳以上の割合は56%。

人口は減少していますが、離島にしては高齢化率が低いようです。

沖島幼稚園・小学校にやって来ました。

学校のホームページによると、生徒の数は10名前後。

沖島の子供だけが通っているのではなく、近江八幡市内在住であれば通学出来るということで、島外から通っている生徒もいるそうです。

離島では、小学校と中学校がひとつになっており、高校から島外というパターンが多いですが、沖島には中学校がないので、小学校卒業と同時に、島外へ通学することとなります。

そして、学校のそばで、この島で唯一と思われる自動車を発見しました。

地図を見ると、この先には「厳島神社」があるようですが、船の出港までは残り30分。

港の方へ戻ることにします。

沖島小学校から港までは約1kmです。

さらば沖島!

近くに陸地が見えている様子は、まるで瀬戸内海のような景色です。

もちろんこれは海ではなく琵琶湖です。

ちなみに、琵琶湖が標高84mに位置していることから、沖島は、日本で最も標高が高い場所にある有人島でもあります。

港へ戻ってきました。

ちなみに、ネットでは、沖島が「猫の島」と紹介されていたりもしますが、猫は一匹も見かけませんでした。

離島はどこも猫が多いものです。

★参考:ここは本当に猫の島でした★

船が到着すると、数名が下りてきました。

年間の船の利用客数は、調べても出てきませんでしたが、それなりに需要があるようです。

この船を運営しているのは沖島の自治会

このまま島の高齢化と人口減少が進行すると、航路の維持も困難になるはずです。

航路維持のためには、一定数の観光客は必要となります。

船にも三輪車。

荷台には「ホテーパン」と書かれたケースが、かご代わりに設置されています。

そしてやはり、サドルには缶が被せられています。

船内には沖島町離島振興推進協議会が発行している「もんて新聞」のバックナンバーが置かれていました。

「もんて」とは、「戻ってくる」という意味がある沖島の方言。

そして、新聞の下部、小川さんの文章の中に「学生さんもお手伝いしてくれました」とありますが、それは私とその友人のことです(笑)

アイランダー2019に出展した様子もありました。

アイランダー2019には、私も沖縄から足を運び、この時に、沖島の「フナずし」を試食させていただきました。

★参考:アイランダー2019の様子★

そんなわけで、以前から気になっていた島・沖島に上陸することが出来てよかったです。

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今回はここまで。本日もありがとうございました。

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