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今回は【2020年→2021年 年末年始の旅】旅行記22をお届けします。
★前回の記事★
冬の日本海を体験したい
23時30分、北海道・苫小牧東港を出港した新日本海フェリー・すいせん。

出港後は、お風呂に入ってすぐに寝て、翌朝は8時に起床。外の風を感じたいと思いましたが、強風の影響でデッキは封鎖されていました。

寝ている間も、揺れで何度か目を覚ましました。今回この船に乗船したのは、冬の日本海がどれだけ荒れるのかを、身をもって体験してみたかったからです。到着がどれだけ遅れてもいいように、翌日の予定は何も入れておらず。
確かに揺れはしましたが、船が大きいからか、結局終点の敦賀に到着するまで、そこまで激しく揺れることはありませんでした。
★参考:冬の太平洋側の荒れた海は体験済み★

まずは朝食。レモンサワーとおつまみ。船酔いをする前に、お酒に酔ってしまうという、私がよくやる作戦です。お酒は船内で買うことが出来ます。船に強くなりたいので、酔い止め薬は飲んでいません。

敦賀到着は20時。この日は朝から晩まで船の中ですが、この時はWi-Fiも繋がらず… こうなると、出来ることは非常に限られてきます。

船内に、オリジナルクロスワードなるものが置かれていたので、挑戦してみることに。こちらに正解し抽選に当たると、景品が貰えます。問題はなかなか難しく、ネットが繋がらないので、答えを調べることが出来ません。

正直これはいけると思いました。揺れる船内で、クロスワードに挑戦する人は少ないはず。そもそも、乗船しているお客さんが少ないです。そして私は、正解を導くことも出来ました。当選結果は夕方、船内に掲示されるようです。

クロスワードは30分で解いてしまい、そこからはずっと寝ていました。
想像と全然違う 全然揺れない

お昼を過ぎに起きると、佐渡島の沖まで来ていました。何となく起きてみましたが、やることがないため退屈です。こうした時間の過ごし方が贅沢なのかもしれませんが、いまいち性に合いません。

船の揺れはほとんど無くなり、海に白波も立っていない状況です。とりあえず、お風呂へ行ってからまた仮眠。

14時に起きると、船は能登半島の沖まで来ていました。ここでデッキが開放され、久しぶりに外へ出ることが出来ました。寒いは寒いですが、やはり、北海道の寒さとは質が違います。

見えている島は舳倉島。船内放送でも「舳倉島が見えています」という案内があり、私しかいなかったデッキにも、ちらほらと人がやってきました。知名度ゼロの舳倉島が、ここまで注目を浴びることは、滅多にないことでしょう。
★参考:舳倉島旅行記★

反対側には、うっすらと能登半島も見えていました。

舳倉島を通過したあたりから、Wi-Fi使えるようになったので、しばしPC作業。敦賀到着まではまだ6時間あります…

16時半、そろそろ夕焼けの時間ですが、空は焼けず、徐々に暗くなっていきました。

船内を歩いていたら、クロスワードの当選者が掲示されていました。しかし、そこに私の名前はありませんでした。どれくらい人が正解を導いて、抽選にエントリーしたのか気になるところです。

この船に乗船してから、3回目のお風呂に入った後で夕食。北海道のセイコーマートで買った生姜かまたまそば。お湯は船内で入れることが出来ます。
定刻通り敦賀に到着 普通列車で金沢へ

そして、街の灯りが近づいてきました。
定刻通り20時半、フェリーすいせんはあっさりと敦賀に到着。10時間遅れ!などを期待していましたが、思いの外、冬の日本海を快適に過ごすことが出来ました。
敦賀は港から駅まで少し離れているので、バスで移動します。

バスはフェリーの到着に合わせて出発します。港から駅までの運賃は350円です。

21時前、敦賀駅に到着。船が定刻通り敦賀に到着し、さらに、下船からここまでとてもスムーズに移動出来たので、この日のうちに金沢まで行けることになりました。

金沢までは2310円。青春18きっぷの1回分とほとんど同じ金額です。

まずは20時57分発の北陸本線で福井、そこで乗り換えて、金沢まで約2時間半の列車の旅です。

2両編成の列車ですが、乗っている人はまばら。沿線に人家の灯りも少ないため、真っ暗な中を走ります。

福井駅に到着しました。ここで富山に住む友人に連絡し、金沢まで迎えにきてくれることとなりました。

福井からは、最終電車で金沢へ向かいます。時刻は22時過ぎ。船を降りてからまだ1時間半しか経っていません。

ちなみに、ネットカフェに泊まる場合、金沢駅周辺よりも福井駅周辺の方が安く、敦賀から金沢までの乗車券は翌日まで使えるので、その日のうちに金沢まで行かない方がお得です。

23時40分、金沢に到着しました。

札幌を出発したのが、まだ前日であることを忘れるくらい、ここまで移動を続けてきましたが、ここからさらに、友人の車で富山へ向かいます。

向かいのホームに止まっていたIRいしかわ鉄道線。

行き先は「高松」でした。石川県にも高松という地名があるのは知りませんでした。

金沢は雨。雪が積もっておらず、この旅で初めて傘を出しました。近くのコンビニで待っていた友人と合流した後、無事、富山市にある友人の自宅に到着しました。
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今回はここまで。本日もありがとうございました。
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