冬の能登半島 雪道ドライブ!富山発 最北端~千枚田|2020年→2021年 年末年始旅行記23

2020年→2021年 年末年始の旅

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今回は【2020年→2021年 年末年始の旅】旅行記23をお届けします。

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冬の能登半島をドライブ

2021年1月4日、福井県敦賀で新日本海フェリーを下船し、富山にある友人の家に到着しました。

翌朝5時半。友人が朝ごはんに中華丼を用意してくれました。お米を食べるのは、年越しを過ごした、根室のゲストハウス以来かもしれません。

6時過ぎには友人の家を出発。この日は友人の運転で、能登半島をドライブです。

「ここへ行きたい!」というような場所もなかったので、とりあえず下道を走って、能登半島最北端・禄剛崎を目指します。

富山市内は雪が少なめでしたが、外が明るくなるにつれて、雪が多いエリアに入りました。

車を運転する友人は埼玉生まれ、埼玉育ち。そして、富山に住んでまだ1年ということで、雪道の運転にはそれほど慣れていないようですが、何とか安全に車を走らせます。

直線は何ともありませんが、やはりカーブは所々で車が滑り、あらぬ方向へ行ってしまいそうになります。友人は、雪道には慣れていませんが、車の運転自体には慣れているので、滑る車をうまくコントロール出来ていました。

目の前に除雪車が現れました。恐らくこの道を走る車の量はかなり少ないと思われますが、日中もこまめに除雪をしてくれているようです。

山を越え、北海道で見たような銀世界の中へ。私は雪道の運転が出来ないので、こうして車に乗せてもらい、電車やバスが無い地域の冬の景色を見ることが出来るのは、とてもありがたいことです。

富山市を出発してから約3時間。能登半島の最北端周辺までやってきました。

間違えて聖域の岬と青の洞窟に到着

私は以前にも禄剛崎を訪れたことがあり、今回も同じ場所を目指していましたが、何だか雰囲気が違います。

「聖域の岬」と書かれた案内図がありました。

聖域の岬はインドの聖地?この案内によると、714年、天竺(インド)からやって来た仙人が、日本の天皇の息子の病を治したそう。その後仙人は、この岬でウルトラパワーを習得し、天へ昇って行ったとか…

スピリチュアル要素強めな聖域の岬。正式名称は「金剛崎」というそうで、能登半島最北端・禄剛崎は、まだもう少し先でした。

冬の日本海を象徴するような景色ですが、金剛崎の海沿いには、値段が少しお高めの「ランプの宿」が並びます。

さらに、ここには源義経が迷い込んだ「青の洞窟」もあるようです。大人1人1500円というなかなかのお値段。少し迷いましたが、調べてみると「青くない」という口コミが多かったのでパス。

ちなみに、青の洞窟とセットになっている空中展望台がこちら。今回は男2人、しかも寒いので、展望台に行ったとしても、滞在時間は10秒もいらないはずです。

能登半島最先端は日本の中心だった

ということで、金剛崎から再び車を走らせ、ようやく禄剛崎へとやってきました。

道の駅狼煙(のろし)」という、日本一かっこいいであろう名前の道の駅に車を停めて、少し歩きます。海沿いのため雪はほとんどな、歩くのに苦労することはありません。

能登半島の最果てですが、それなりに人が訪れるようで、木にWELCOMEと書かれていました。

禄剛崎に到着。ネットでは、ここが「能登半島最北端」と紹介されており、私も禄剛崎が最北端であると思っていましたが、よく見ると【最先端】と書かれていました

もうひとつ、ここには「日本列島ここが中心」という碑も置かれています。日本列島のシルエットに、能登半島を中心とした円が書かれていますが、どう見ても、能登半島が日本の中心ではないことが分かります。「本州の中心である」としたら、正しいのかもしれません。

東京・上海・釜山までの距離が書かれた看板がありました。こういうのを見ると、確かに果てまで来た感じがします。ただ、今回私は沖縄から、日本の東西南北端の駅を訪れた後にここまで来ているので、中途半端な果てではもう何とも思わないのです。

雪がない?冬の白米千枚田へ

うっすらと青空も見えてきてました。時刻は10時。いい天気になることに期待して、ここから能登半島を南下します。

続いては、能登観光の定番スポット「白米千枚田」へ。

白波が打ち寄せる、冬の日本海を感じさせる光景です。

珠洲の海」という塩が作られている製塩所の横を通過。

到着しました。棚田に雪が降り積もっている景色を期待していましたが、雪は全くありませんでした。海からの冷たい風が吹いているだけで、観光客もゼロです。

沖合を流れる対馬暖流の影響で、冬でもあまり雪が降らないようです。夜はイルミネーションが行われているので、冬の白米千枚田は、日中よりも夜がおすすめかもしれません。

★参考:あぜのきらめき旅行記★

白米千枚田には売店があるので少し見物。ここでは、棚田で取れたお米のおにぎりを食べることが出来ます。

お土産にお米そのもの(確か500g)をゲットしました。後日、このお米で作ったおにぎりを食べましたが、なかなか美味しかったです。

「千枚田コロッケ」は置いといて、気になったのは「かかし」。その名の通り、かかしの形が特徴で、揚げたうずら・ウインナー・フランクフルトが串に刺さっています。40年ほど前、輪島市内のお肉屋さんで作られたことをきっかけに、今では輪島のソウルフードになっています。

舳倉島の塩が売っていました!この塩が、島唯一のお土産であると思われますが、島で買うことは出来ません。

レモンケーキは沖縄ならではのお菓子であると思っていましたが、ここでも販売されており、どうやら全国区の商品のようです。

売店を出ると、青空は消え雨が降ってきました。次は昼食を求めて、氷見へ移動します。

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今回はここまで。本日もありがとうございました。

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