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今回は2016年「北海道&東日本パスの旅」その7をお届けします。
★前回の記事★
神の子池が青い理由
北海道を車で巡るとき、注意したいのはシカとの衝突です。
北海道のレンタカーには「鹿笛装着車」というのもあるようです。

そして北海道といえば「クマ」にも注意する必要があります。
世界には8種類のクマがおり、北海道に生息しているのがヒグマです。クマの被害は日本各地で発生していますが、本州以南に生息しているのはツキノワグマという、別の種類になります。

クマに注意しながらやってきたのは清里町にある「神の子池」です。
水源は1日12,000tも湧き出す摩周湖の伏流水。
池の底に沈んだ倒木が見えていますが、水深は5mにもなるそうで、透明度が非常に高いことが分かります。

美瑛の青い池に続き、こちらも「青い池」といえるでしょう。

「透明な湧水」「白色の水底」「微粒子の動きによる光の錯乱」という3つの要素によって、神の子池は青く見えているそうです。

水面の白い点は雨粒。雨が降っていても、これだけ青く見えるのです。
周囲を木々に囲まれて陰になっているので、晴れていてもそれほど青さは変わらないと思われます。
知床横断道路でヒグマに会いたい
前日は神の子池から網走へ向かい1泊。この日は世界自然遺産「知床」へ向かいます。

相変わらずの雨。
オホーツク海側の斜里町から、太平洋側の羅臼町に抜ける「知床横断道路(国道334号線)」を走ります。目的は「ヒグマを見る」こと。
そしてさっそく、霧の中にうっすらと生き物が見えています。

車が接近しているにも関わらず、逃げる素振りを一切見せないキタキツネ。むしろこちらに寄ってきてしまいました。
きっとエサを与えている観光客が多いのでしょう。こうした動物が轢かれてしまう「ロードキル」も問題となっています。

知床峠に到着しました。
峠から景色は全く見えず、そしてヒグマを見ることも出来ず。
知床峠到着
ヒグマは国内で北海道にのみ生息する、日本最大の陸生哺乳類です。写真を撮りたいとかではなく、その姿をちらっとでも見ることが出来たらよかったのですが…

この日は網走の宿に戻ることにしました。
こちらは知床から戻る途中の道沿いの景色。雨は止む気配がありません。

こちらは斜里の道の駅にあった張り紙。
車では行くことが出来ない場所ですが、トドを捕食していたクマがトレッカーに突進する事故があったという内容です。
船からヒグマを見ることが出来るツアーもあるので、そちらに参加すると遭遇率9割とも言われています。
★参考:知床のヒグマツアー★

せっかくの旅行の1日「何もなかった」で終わりにするのはもったいないので、夕食は宿の近くでジンギスカンを食べました。
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今回はここまで。本日もありがとうございました。
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~続く~
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