ブログをご覧いただきありがとうございます。
今回は【2021年→2022年 年末年始の旅】その31をお届けします。
★参考:前回の記事★
熱海出港 デッキから見える景色
富士急マリンリゾートが運航する、初島航路の御船印をゲットしたついでに、初島へも渡ります。

10時、熱海港を出港し、初島までは約30分の船旅です。

船内は思っていたよりも混雑していたので、デッキで過ごすことに。
山の斜面には、白を基調としたホテルなどが並び、熱海がリゾート観光地であることを感じさせる光景です。

この写真には2つの島が写っていますが、左に見えているのが初島。
初島航路のホームページには、「首都圏から一番近い離島」というキャッチコピーが使用されていますが、正しくは「首都圏から一番近い有人島(離島振興法対象)」となります。
右に見えているのは伊豆大島です。

この日はさらに、利島の姿も見えていました。
★参考:利島旅行記★

熱海を出港してから、しばらくすると、熱海の山々の向こうに富士山も見えていました。

こちらは操舵室の様子。
電車では、窓越しに運転席の様子を見ることが出来ますが、船の操舵室はあまり見ることが出来ないので、面白いポイントかもしれません。
ウミネコとユリカモメが舞う
冬は、冷たい海風が吹き付けるため、デッキで過ごすのはなかなか過酷ですが、この時はそれほど寒くなく、デッキにも多くの人がいました。

船の後方には、たくさんの海鳥たちが付いて来ています。

船内には「ウミネコとユリカモメの見分け方」というは張り紙もありました。
- くちばしが赤色
- 目の後ろに黒い斑がある
というのが、ユリカモメの特徴で、それ以外はウミネコと判断していいようです。

こちらの軍団をよく見ると、目の後ろに黒い斑があるので、ユリカモメと思われます。
ユリカモメは渡り鳥の一種で、11月中旬から3月下旬によく見られるとのこと。

そしてこの鳥たち、船の後方から付いて来るだけでなく、デッキにいる人々のすぐ近くまで接近してきます。

その理由はこちら。
餌付けをしている観光客がいるからです。禁止はされていないようですが、あまりいいことではありません。
この船にはファミリーも多く乗船していたので、餌付けをしている様子を見ると、当然、ちびっ子たちは「やりたい!」となります。

餌付けに対する注意の案内はありませんでしたが、「トンビ注意」の張り紙はありました。
もし、子どもが餌付けをして、トンビがやってきたら大変なことになります。また、海鳥たちがトンビに狙われる可能性もあります。

と、思いましたが、初島航路のホームページを見ると、海鳥への餌やりが、おすすめの過ごし方として紹介されていました。
その地域の魅力を維持するため、環境に対する配慮は心がけたいものです(これを考えられない事業者・観光客が多すぎる!)。
揺れない!あっという間に到着
場所としてはこんな感じ。
東京から熱海までは新幹線で40分、駅から港までの移動時間を15分とすると、東京から最速1時間半で行くことが出来ます。
ちなみに、竹芝桟橋から伊豆大島へは、東海汽船のジェット船で1時間45分です。
この時期の伊豆諸島航路は、かなり揺れますが、この船は揺れがほとんどありませんでした。あっという間に初島へ到着します。
★参考:冬の伊豆諸島は揺れる

初島に接岸した船のデッキから。
熱海の街並みも、まだはっきりと見えるような距離感です。

しかし、海の透明度はぐっと上がります。
港の海でこれは凄い。
島に砂浜はありませんが、シュノーケルやダイビング、釣りを通じて、初島の海の豊かさに触れることが出来ます。

そんな日常に近い非日常を求めて、この日もこれだけ多くの人が初島を訪れていました。
私が乗船した「イル ド バカンス 三世号」号の定員は868名。座席はそこそこ埋まっていたので、数百名が上陸していたことは間違いありません。

WELCOME TO HATSUSHIMAという門もあり、島も観光客に対応するため、綺麗に整備されています。

この日私は、あと2つ、御船印をゲットする必要があったため、初島の滞在時間は50分しかありませんでした。
大きな島ではないため、急いで島を巡ります。
.
今回はここまで。本日もありがとうございました。
.
コメント