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今回は「2022年 徳之島旅行記」その6をお届けします。
★前回の記事★
フェリーで徳之島から沖縄へ
2022年5月20日、この日は1日船に乗り、徳之島から沖縄へ帰ります。
沖縄行きの船が亀徳新港に入港するのは9時10分。8時半には港へ到着し、乗船手続きを済ませていました。今回は事前にネット予約をしていたので、運賃は割引されて5,260円(2等)でした。
この日乗船するマリックスラインのクイーンコーラルクロスは、定刻通りやって来ました。
徳之島から沖縄までの所要時間は約10時間。飛行機の場合、那覇空港へ直行する便がないため、鹿児島空港などで乗り継ぎが必要となります。
そしてこの日のクイーンコーラルクロスは、沖永良部島・和泊港と与論島・供利港に接岸しないかもしれない「条件付き運航」でした。
前日夕方に出ていた天気予報では、奄美大島が大雨の予報になっており、船が欠航にならないか心配していました。
徳之島の天気は1日雨。風も9m~10m吹く予報になっていましたが、定刻通り船が入港出来たのは、亀徳新港の立地と風向き的に問題が無かったからでしょう。
宿から港へ向かう道中も雨は降っていましたが、風はそれほど感じず、海も荒れている様子はありませんでした。
悪天候で条件付き運航の船に乗船
乗船しました。クイーンコーラルクロスは2021年に就航したばかりの新しい船なので、船内は綺麗です。
★参考:クイーンコーラルクロスについて★
2等室の自分の座席に荷物を置いて、やって来たのはビューシート。全面展望を楽しむことが出来る特別席です。
停泊中は荷役の様子を見物。
9時40分、亀徳新港を出港!と思ったら、少しだけ船が動いて、元の位置に戻ってしまいました。
結局、徳之島を出港したのは30分後。船内放送によると、風の影響で出港することが出来ず、タイミングを待っていたようです。
この悪天候で船はどれだけ揺れるでしょうか。全面展望ならではの、迫力ある景色が期待出来ます。もちろん今回も酔い止めは飲んでいません。
★参考:船旅で酔い止めを飲まない理由★
沖永良部島までは約2時間の船旅。徳之島出発遅れの影響で、各島への到着も遅れることが見込まれます。
しかし、船は全くと言っていいほど揺れず。海も白波が立っているような様子は見られません。
30分遅れのまま、12時に沖永良部島へ到着。普段は島の南東にある和泊港ですが、この日は北東の伊延港に入港しました。
そしてまた荷役をして…
12時40分に出港。遅れは40分に拡大しました。次の与論島までは約1時間半です。
船内レストランもありますが、昼食は持参したカップ麺(とお酒)。お湯は船内で手に入れることが出来ます。
14時20分、与論島に到着。
普段は与論空港の南にある供利港ですが、この日は空港の北にある茶花港への入港でした。恐らく東から波風の影響があったのでしょう。伊延港・茶花港が島の西寄りであるのに対し、出港に苦戦した亀徳新港があるのは島の東側です。
与論島を出港したのは15時前。45分ほどの遅れで沖縄へ向かうこととなりました。
寄港地変更&遅れも発生
与論島から沖縄北部・本部港までは約2時間半。
ここまで来ると、期待していた「荒れる海」は見られそうにないので、自分の座席に戻り仮眠。
「条件付き運航」の場合、島へ行けるor行けないではなく、今回のように普段とは違う港に接岸することもあるのです。島の人も慣れているので、直前の予定変更にも対応することが出来るのでしょう。
目が覚めると沖縄県に入っていました。あと15分ほどで本部港へ入港です。
到着しました。
徳之島(鹿児島県)から約150km以上離れていると、流石に天気も変わります。沖縄北部は雨が降っておらず、風もありません。
再びビューシートへ移動。18時前になり、空はすでに暗くなりつつあります。
本部港から那覇港までは約2時間。遠くの空は晴れているようで、本部から那覇の間ではうっすらと夕焼け空を見ることも出来ました。
19時44分、約45分でクイーンコーラルクロスは沖縄・那覇港へ到着。
これにて5泊6日、トカラ列島&徳之島の旅は終了です。
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今回はここまで。本日もありがとうございました。
★参考:今回の旅の始まりはこちら★
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