冬服必須!北風が強く、曇りの日が多い沖縄の冬は結構寒い|観光アイデア教科書 vol.21

観光アイデアノート

沖縄に咲く桜と言えばカンヒザクラ(寒緋桜)。この桜は1月から2月に満開を迎えるため、沖縄では卒業・入学シーズンに桜を見ることが出来ません。『暖かくなるのが早いから桜の開花も早い』と思われがちですが、冬の沖縄は結構寒いです。今回は冬の沖縄が寒い理由を解説します。

沖縄の冬は結構寒い

「日本一早い桜まつり」と言われるのが、沖縄県本部町の桜まつり。2020年は1月18日から開催されており、「さっぽろ雪まつり」より早いです。しかし、沖縄には「お花見」の文化がありません。その理由のひとつに、巷では「寒さ」があると言われています。

私が沖縄の寒さを知ったのは、3月下旬に日本最南端の有人島・波照間島を訪れたときのことです。2泊3日の滞在中、服装は東京を出発した時と変わらず。せっかくなので海水浴もしましたが、凍える寒さだったため、罰ゲームでしかありませんでした

■ 参考:2016年 波照間島旅行記

気象庁ホームページより

こちらは1年で最も寒かった月の平均気温(最寒月平均気温)。沖縄県の県庁所在地・那覇市の冬は、夏より10℃近く気温が下がります。赤道から離れている沖縄は決して常夏ではなく、しっかり冬があるのです。

桜前線発信の地 本部町

そうは言っても5月の東京と同じくらいの気温。「なんだ、やっぱり暖かいな」と思われるかもしれませんが、冬の沖縄には、実際の気温よりも寒さを感じさせる2つの要素があります。

北風が強い

私は沖縄に移住してから、原付に乗って生活していました。

冬の原付は、東京の真冬と同じ服装でないと耐えられません。一方、部屋にいると、寒さは大したことがなく、暖房を付けるのは年数回だけでした。実際の気温よりも寒さを感じさせる要素のひとつが「」です。

気象庁ホームページより

冬の沖縄には、北北東から風速5m程度の風が吹いています。また、12月から2月における那覇市の平均湿度は70%を超えており、他の地点と比べても湿度が高いです。

気象庁ホームページより

そして、気温・風・湿度によって決まるのが体感温度。一般的には、湿度が高いと暑く感じる(蒸し暑い)と言われますが、風が吹いている場合は別。風速5mで気温15℃以下になると、湿度が高くなるほど、体感温度は下がります

体感温度を計算してくれるサイトを利用して作成したのがこちらの表。沖縄でも冬の朝晩は15度を下回ります。湿度70%で風速5mには、体感気温が5℃を下回るのです。原付に乗っていると、通常よりも強い風を受けるため、体感気温はさらに下がります。

■ 参考:冬の沖縄で北風が強い理由

曇りの日が多い

沖縄周辺には、赤道周辺で温められた海水が北に向かって流れています(=暖流黒潮)。

大陸から吹く乾いた空気は、暖流の海を通過する過程で、海から湯気のように昇ってくる水蒸気を多く受け取ります。この水蒸気を多く含んだ空気が、上空で冷やされることで雲が発生。その雲が北風に乗って沖縄へやってくるので、冬の沖縄は日照時間が少ないです。

冬の日本海側で雪が多い理由

冬の日本海側では、この雲が山にぶつかることで大雪となりますが、沖縄には山がありません。その結果、冬の沖縄は空一面が雲で覆われることが多くなります。太陽の光が無く、冷たい風が吹いていると、外はかなり寒いです。曇りの日は部屋の中でも冷えるので、暖房は付けなくても、冬服は欠かせません。

旅行の際は冬服必須

沖縄に咲く寒緋桜

冬の沖縄に旅行で訪れて「暖かいな」と感じるのは、きっと旅行でテンションが上がっているから。1週間も滞在した頃には「思ったより寒いな」と感じてくるはず。沖縄の冬が寒いと感じない人は、まだまだ沖縄初心者かもしれません。

沖縄のスーパーでも冬はカイロが売っている

冬の沖縄旅行は冬服必須。内地の冬と同じ寒さ対策をしていれば、何ら問題はないでしょう。南国気分を上げるため、冬の沖縄に半袖短パンで訪れたり、さらには海へ入ったりするときには、少々覚悟が必要とアドバイスさせていただきます。

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今回はここまで。本日もありがとうございました。

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