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今回は「2022年 多良間島旅行記」その3をお届けします。
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下地島空港から宮古島へ
2021年1月25日、下地島空港から歩いて17endへ向かい、また空港に戻ってきました。
下地島空港と宮古島市街地を結ぶ路線バスは、全て飛行機の到着に接続しており、飛行場が欠航するとバスも運休となります。この日下地島に到着する飛行機は、私が乗ってきた便以外全て欠航。17endへ行っている間に、私が乗ってきた飛行機に接続するバスは行ってしまいました。
下地島空港から宮古島市街地までは約15km。この距離を歩くのは大変なので、2km歩いた先にあるバス停「ヤング理髪店前」を目指して歩きます。
こちらは下地島と伊良部島を繋ぐ橋。下地島と伊良部島は計6本の橋で繋がっています。
島と島が非常に近いので、一見すると川のように見えますが、一応これも海です。干潮の時間には歩いて渡ることも出来そうです。
30分ほど歩き、伊良部島の「ヤング理髪店前」に到着。宮古島市内には4つのバス事業者があります。下地島空港と宮古島を結ぶのは【宮古協栄バス】、ヤング理髪店前にやって来るのは【共和バス】です。
こちらがバス停の名前の由来にもなっているヘアーサロンヤング。バスが来るまで時間があったので、少し先のバス停まで歩いてバス代を節約します。
道沿いに山積みのカボチャがありました。カボチャは伊良部島の主力品目のひとつ。「栗五郎」という品種が栽培されているそうです。
ヤング理髪店前から20分ほど歩いて、2つお隣のバス停「仲地入口」に到着。これによりバス代を10円節約することが出来ました。
伊良部大橋を渡る絶景路線バスに乗車
島の路線バスは時刻表なんてあってないものだと思っていましたが、ぴったり時間通りにやってきました。バス停にはバスの現在地を見ることが出来るQRコードも用意されています。
バスは前乗り前降り。後方にある「入口」と書かれたドアが開くことはありません。これは宮古島に限らず、那覇市内を走る路線バスも同じです。
さらにこのバスには運賃表や案内放送もありませんでした。自分が下りるバス停は、乗車時に運転手さんへ伝えます。自分が降りるバス停を逃さないため、バスに乗っている間も、念のためGoogleMapのGPSで現在地を把握しておくのがおすすめです。
伊良部島と宮古島を繋ぐ伊良部大橋が見えてきました。
こちらは宮古島・平良港にあった写真。この写真にはまだ伊良部大橋がありません。
2015年に橋が出来るまで、人々はこちらの佐良浜港(伊良部島)と平良港(宮古島)を結ぶ旅客船で行き来をしていました。
バスはいよいよ伊良部大橋へ。橋の長さは3,540m。無料で渡ることが出来る橋としては日本一の長さです。
車窓には海の絶景が広がりますが、このバスに乗っている観光客は私だけ。
伊良部大橋は宮古島旅行の定番の観光スポットですが、車や自転車、徒歩で渡るのが一般的で、路線バスの車窓からの景色はあまり知られていません。
伊良部大橋を渡り宮古島へ上陸。
そして無事、目的地だったバス停「実業高校前」で下車することが出来ました。本当に「実業高校前」で降ろしてもらえるか不安でしたが、これで一安心。下地島空港からはちょうど2時間かかりました。
直行便 エアポートライナーに乗車
なお、ここまでご紹介した移動方法は一般的ではなく、ほとんどの観光客は下地島空港から直行バスで宮古島へ移動します。
宮古島・平良港前にあるバス停「マティダ市民劇場前」にやって来ました。
ここから中央交通バスのみやこ下地島エアポートライナーに乗車すると、下地島空港へ直行することが出来ます。
空港までは約20分、運賃は600円です。乗車時に運賃を支払うと、写真の乗車券が渡されます。
伊良部大橋に差し掛かりました。バスは自由席で、私が座った席は進行方向右側。
一方、左側の景色がこちら。沖縄らしい水色の海が広がっています。
バスの座席は自由席ですが、宮古島から下地島空港へ向かうときは進行方向左側、下地島空港から宮古島へ向かうときは進行方向右側の前方座席がおすすめです。
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今回はここまで。本日もありがとうございました。
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