太平洋フェリーで40時間!優雅な船旅の様子 朝食と昼食バイキングをご紹介|2020 旅行記2

2020年→2021年 年末年始の旅

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今回は【2020年→2021年 年末年始の旅】旅行記その2をお届けします。

★前回の記事★

優雅な気分で食べる朝食

旅の2日目は、太平洋フェリー・いしかりの船内からスタートです。

時刻は7時前。船は九十九里沖を航行しているようです。

朝焼けのことをまったく意識しておらず、目覚ましをかけずに寝てしまい、さらには船の揺れも全く感じられず、よく寝ることが出来ました。デッキに出ると、遠くの水平線と雲の切れ間から太陽の光が差していました。

まるで、海上に雪山が現れたような、雲が不思議な焼け方をしています。こうした景色を見ることが出来るのも、船旅の楽しみのひとつです。

水平線の先には房総半島が見えています。

ここが恐らく、関東平野の最東端・銚子のあたりです。

朝焼けの時間が終わるとが出てきました。いつの間にか時刻は8時を過ぎており、デッキに出てから1時間が経っています。それほど寒くなく、風もなかったので、じっくりと景色を楽しむことが出来ました。

レストランは7時半から9時までの営業。バイキング形式で、メニューも充実していますが、朝食に1,100円はちょっと高め。

8時から10時の間はヨットクラブという軽食屋さんも営業しており、こちらにはレストランよりもお手頃なモーニングセットがあります。せっかくだからとは思いますが…

私の朝食はこちら。前日にGoTo商品券1,000円分を使って、船内売店で購入した宮城名物・ずんだを使った饅頭と、北海道のミルククッキー。

さらに、2等室の部屋で向かいにいたおっちゃんから、鹿児島の「丸ぼうろ」と野菜ジュースもいただきました。丸ぼうろは、カステラをルーツにした九州の和菓子です。

朝食を食べるのは2等室ではなくこちら。海見ながら、パソコンで作業しながら、全国の名産品お菓子をつまみながら… 船内も静かで、最高に優雅な気分になれます(笑)

朝9時過ぎ、船は茨城県沖を航行。

水平線の先に筑波山が見えました。陸に近い場所を航行しているため、電波も入り、船内で電話をしている人もいました。

シアタールームでは、前日の夜とは違う映画が上映されていました。相変わらず船が全く揺れないので、午前中は引き続きパソコン作業をしていました。

昼食はバイキングでプチ贅沢

12時からは船内レストランのランチバイキングがスタートします。

料金は1,100円とお手頃なお値段です。しかし、旅はまだ2日目。これから各地でこうした誘惑がやってくるはず。ここで負けたら今後も誘惑に勝てな…

はい、負けました。昼食はバイキングにします。太平洋フェリーで名古屋から北海道・苫小牧へ向かう場合、朝食と夕食は船内で2回食べることになりますが、昼食はこの1回だけです

コロナ対策もばっちり。各自マスクとビニール手袋着用して、料理を皿に取っていきます。

サラダバーもあります。貧乏旅をしていると、栄養が偏りがちなので、野菜を沢山食べることが出来る貴重な機会です。

料理には寄港地の名物もあったりします。

こんな感じで整いました。左のお茶碗は豚骨ラーメンです。レストランの営業終了は13時半。約1時間半、のんびりと昼食を楽しむことが出来ました。

★参考:名門大洋フェリーのバイキングもよかった★

フェリーいしかりと原発 東日本大震災

午後は船から見える景色で、見逃せないポイントがありました。

それは福島第一原子力発電所です。

こちらが廃炉作業が進む福島第一原子力発電所。私は2019年の年末にも、常磐線の代行バスですぐそばを通過しているため、図らずも2年連続、原発のそばを通過することとなりました。

★2019年 常磐線代行バス★

私が乗船しているフェリーいしかりも、東日本大震災と関わりのある船です。こちらは船内にあったフェリーいしかりのイラスト。左下には「2011-3-11」という、まさに東日本大震災当日の日付が記されています。

この日は東京で、まだ就航前のフェリーいしかりの内覧会があり、その内覧会の後に震災が発生したそうです。

2021年で震災から10年。もし今、この船に乗っている状況で、当時のような地震と津波が発生したらどうなるのだろう… そんなことを思いながら、青海原を眺めていました。フェリーいしかりは穏やかな東北沿岸を航行し、寄港地・仙台へと向かっていきます。

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今回はここまで。本日もありがとうございました。

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