東海汽船・橘丸 出港後に台風で欠航!全額返金になった船旅の様子|2022 伊豆諸島旅行記2

船旅

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今回は【台風の東海汽船・橘丸に乗船した】旅行記その2をお届けします。

★前回の記事は こちら

東海汽船・橘丸 出港後に台風で欠航

2022年9月17日、台風14号が接近する中、私は東海汽船・橘丸で八丈島を目指していました。

橘丸が寄港する三宅島・御蔵島・八丈島はいずれも条件付き運航でしたが、三宅島は錆ケ浜港に接岸。そして定刻通りに出港し、御蔵島へ向かっている途中で船内放送が始まりました。

『最終寄港地・八丈島行きのお客様にご案内申し上げます。先ほど、現地係員よりこの船内の方に連絡がありまして、八丈島につきましては現地港内不良に伴い欠航とさせていただきます』

東海汽船のホームページにも、「途中引き返し」という珍しい案内が表示されており、私は八丈島へ行くことが出来なくなってしまいました。ただ、多少波も風もありますが、思ったより船は揺れていません。

橘丸は御蔵島で折り返し、東京へ戻るようです。しかし、御蔵島に接岸出来るかどうかもまだ分かりません。

東京港湾局ホームページより

こちらは伊豆諸島各島々の橘丸・さるびあ丸・ジェット船の就航率。御蔵島の近5ヶ年平均就航率は62%と、青ヶ島と並んで就航率が低いです。

■ 参考:難易度S級の青ヶ島に船で行く

御蔵島港

御蔵島には港がひとつしかありません。島の北側にあるこの港が波や風で使えなければ、御蔵島に接岸することは出来ないのです。

橘丸は港を素通りし、一旦御蔵島の西側を南下。

どこまで行くのかと思っていたら、島の南端まで来た所でUターン。

風と波の様子を見て、接岸出来るかどうかを確認していたのでしょうか。

Uターンした橘丸は、御蔵島港へのアプローチを開始しました。

御蔵島で折り返し

海上不良で八丈島が欠航し、御蔵島に接岸するというのはレアなケースです(その逆が一般的)。

こちらは2018年10月に八丈島・底土港で撮影した橘丸。この海況でも接岸することが出来るので、この日の八丈島はよっぽど天気が悪かったのでしょう。

船員の方々の入港作業が始まりました。

しかしまだ分かりません。ここまで来て接岸を諦めることも往々にしてあります。あとは船長さんの判断です。

港は台風が来ているとは思えないほど穏やかでした。30分遅れで御蔵島に到着

乗下船と荷役が終了次第、すぐに東京へ向けて折り返し出港するとのこと。この日八丈島まで向かう予定だった乗客は、船から降りることが出来ません。

東海汽船の歴史は1891年、印鑑材料である御蔵島のツゲ材輸送から始まりました。それから130年以上、台風の荒波にも負けず、伊豆諸島の生活と経済を支えています。

停泊時間は10分もありませんでした。橘丸は6時40分に御蔵島を出港。再び条件付きの三宅島へ向かいます。

天気予報に反し、御蔵島上空には青空も広がっていました。

波の影響で使用停止となっていたエレベーターも運転再開。相変わらず船は対した揺れではありません。

三宅島到着直前、水平線の先に見えたのは神津島と式根島でしょうか。

就航率が低い利島にも就航

この日のさるびあ丸もまた各島で条件付き運航でしたが、全ての島に接岸することが出来たようです。

7時30分、再び三宅島・錆ケ浜港へ入港。こうして見ると、だいぶうねりが入っている様子が分かります。この日は午前中が干潮で潮が引いていましたが、もし潮が高かったら接岸出来なかったかもしれません。

動画で確認すると、乗下船客用のタラップが掛けられるより先に荷役が始まっており、相当急いでいることが伺えます。

そして土曜日の朝にも関わらず、台風で島に閉じ込められるのを回避するため、多くの人たちが船に乗り込んできました。

三宅島には20分ほど停泊し出港。

新島の白ママ断層が見えました。繰り返しになりますが、海の様子を見ていると台風が来ているとは思えません。

こちらは無人島・鵜渡根島と利島。

10時前には伊豆大島を通過しました。

船旅の運賃は全額返金

11時前、東京湾に戻ってきました。

竹芝桟橋到着予定は14時半。

それに伴い、船内レストランの営業時間も11時半~13時という特別仕様になっています。

13時40分、川崎市の「風の塔」を通過。穏やかな東京湾を黄色の船体が進みます。

通常、橘丸が東京・竹芝桟橋に戻ってくるのは19時半頃。その3時間後には八丈島へ向けて出港するという運航をほぼ毎日行っているので、明るい時間の東京湾に橘丸がいるのは珍しいことです。

海の色もすっかり茶色くなりました。

14時半過ぎ、竹芝桟橋に到着!そしてこの日も22時半に、橘丸は三宅島と御蔵島へ条件付き(八丈島は欠航)で出港することになっていました。

下船後すぐに向かったのは竹芝桟橋の東海汽船窓口。八丈島へ行くことが出来なかったので、払い戻しの手続きをしなければなりません。

全額返金となり、台風の海を行く17時間の船旅を無料で楽しむことが出来てしまいました。しかし、さすがに申し訳ない気がしたので、東海汽船へのお布施としてこの日の夜も船に乗ります

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今回はここまで。本日もありがとうございました。

★続きはこちら★

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