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今回は「2023年 夏 青森・北海道旅行記」その5をお届けします。
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深夜便で青森から函館へ
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2023年8月12日の夕方、青森駅前にやって来ました。この日は深夜の船で津軽海峡を越えて、北海道・函館へと向かいます。
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青森↔函館間は青函フェリーと津軽海峡フェリーの2社によって1時間~2時間おきに、24時間体制で運航されています。私がこの日乗船するのは23時30分発の青函フェリー「はやぶさ」です。
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船の出港までは、青森駅から歩いて10分ほどの場所にある青森まちなかおんせんへ。
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料金は480円(2023年9月)。天然温泉やサウナだけでなく、Wi-Fiが飛んでいる無料休憩所を利用することが出来ます。24時まで営業しているので、夜の青函フェリー(津軽海峡フェリー)を利用するときにおすすめです。
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21時20分、青森駅前に戻ってきました。温泉で汗を流した後ですが、ここから青森港フェリーターミナルまでは歩きます。
青森駅からフェリーターミナルまで歩く
距離は約3km、GoogleMapでは40分かかる計算です。日中はバスで行くことも出来ますが、夜の時間は徒歩かタクシーしか交通手段がありません。
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まずは青森駅の北にある青森ベイブリッジの方面へ。
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この階段を上ると、橋の上に出ることが出来ます。
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青森ベイブリッジからフェリーターミナルまでの道はこんな感じ。暗めですが、歩道は確保されているので安全です。交通量は多い一方で、お店や民家などが少ないため、人通りはほとんどありません。
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GoogleMapの計算通り、約40分で青森港フェリーターミナルに到着しました。
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フェリーターミナルにはファミリーマートも併設されています。
青函フェリーに乗船
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青函フェリーと津軽海峡フェリーは、それぞれ別の建物に受付窓口があるので注意が必要です。
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夏の繁忙期ということもあり、乗船券は事前にweb予約していましたが、まずはここで乗船名簿を記入しなければなりません。
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乗船券をゲット!料金はWeb割引が適用されて、1人片道2,300円(通常2,700円)。割引が無くても、津軽海峡フェリーよりも青函フェリーの方が少しだけ安いです。
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新青森駅から新函館北斗駅までは北海道新幹線もありますが、あまりに早く到着してしまうため、函館で宿を探さなければなりません。青函フェリーのはやぶさが函館に到着するのは翌朝3時20分。船を宿代わりにすることが出来ます。
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待合室はこんな感じ。出港1時間半前にも関わらず、席は全て埋まっている状況でした。
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一方、函館のフェリーターミナル待合室はこんな感じ。青森も函館も24時間開放されていますが、仮眠をするなど長く時間を過ごすには、座席数の多い函館がおすすめです。
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待合室が空いていなかったので、22時55分の乗船開始までこちらで待つことに。奥に見えているのが「はやぶさ」。タラップではなく、車両甲板を歩いて乗船します。
はやぶさの船内の様子をご紹介
船内は自由席なので、早めに乗船した方がいい席(寝床)を確保することが出来ます。
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乗船しました。はやぶさが就航したのは2014年。トラックや自動車の輸送がメインの船であるため、乗客用のスペースは多くありません。
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それでも船内は綺麗です。1階と2階に2等室があります。
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こちらが2等和室。マットレスや貸し毛布のサービスはないため、基本的には固い絨毯の上で寝ることになります。コンセントも多くないので、確実に充電したい場合は早めの乗船がおすすめです。
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二等和室が混雑していた一方で、二等座席は出港後もガラガラでした。座席を倒すことも出来て、椅子も柔らかいので、二等座席よりもよく寝られるかもしれません。
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また、追加で6,500円を支払うと「ステートルーム」を利用することも出来ます。こちらの部屋はベットに布団付き。1名でも複数名でも料金は変わらないそうです。
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こちらは船内の共有スペース。船内はWi-Fiも繋がります。
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飲み物はソフトドリンクだけ。ドライバーさんが多いため、アルコールは販売されていません。並んでいるのはカップラーメンの自動販売機です。
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お湯と電子レンジもあります。
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船内売店や船内レストランはありませんが、菓子パンやおやつの自販機があるので、船内で食料に困ることはないでしょう。
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シャワーは無料で利用することが出来ます。シャンプー・ボディソープ・タオルの備え付けや船内での販売はないので持参が必要です。
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ということで翌朝3時13分、目が覚めると、はやぶさは函館の入港直前でした。およそ3時間50分の船旅。船の揺れもなく、よく寝ることが出来ました。
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まだ真っ暗な函館に上陸。そして、青函フェリーの函館港フェリーターミナルから函館駅までは、青森よりも歩かなければなりません。
その距離約5km。バスも無いため、青函フェリーのホームページでも、ターミナルまでのアクセスとして紹介されているのはタクシーか、五稜郭駅か函館駅まで歩く方法です。
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下船後はフェリーターミナルの待合室で仮眠。明るくなるのを待ち、函館駅まで歩くことにしました。
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今回はここまで。本日もありがとうございました。
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