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今回は2016年「北海道&東日本パスの旅」その4をお届けします。
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透明度全国1位 摩周湖へ
2016年8月上旬、ヒグマを探して知床半島をドライブしましたが、その姿を見ることは出来ず。
キタキツネはどこにでもいるので、もう何も思いません。野良猫と同じような感覚です。
一方、こうした北海道らしい景色はずっと見続けていても飽きません。
知床からやって来たのは摩周湖。ロシアのバイカル湖に次いで、世界で2番目に(=日本では1番)透明度が高い湖です。
なお摩周湖には流入する河川がないため、厳密には「湖」ではありません。火山の噴火によって出来た巨大なカルデラに、雨や雪がたまった結果が今の姿。「巨大な水たまり」と言う方が正しいかもしれません。
水深は最も深いところで212m。急激に深くなっているため、青以外の光の反射が少なくなるそうで、摩周湖の青さは「摩周ブルー」と呼ばれています。
摩周湖の売店の横にリスがいました。ヒグマには出会えませんでしたが、色々な野生動物を見ることが出来たのはよかったなと思います。
ここからは大移動。翌日午前中に室蘭でレンタカーを返すため、夜のうちに苫小牧まで移動します。なお、節約のために有料道路は使いません。
透明度全国2位 倶多楽湖もカルデラ湖
夜のうちに無事「道の駅ウトナイ湖」に到着。
車中泊をして迎えた翌朝は水辺からスタート。夏とは思えない寒さで目が覚めました。
室蘭へ行く前に立ち寄ったのは白老町にある倶多楽湖。
周囲約8kmのカルデラ湖で、流出入する河川が無く、透明度は摩周湖に次いで全国2位。綺麗な円形をしており、映画「君の名は」の舞台になったとも言われています。
「河童(カッパ)の横断あり」という看板がありました。倶多楽湖と河童の関係は不明ですが、念のため注意しながら車を走らせていると、飛び出して来たのはシカでした。
北海道レンタカーの旅 室蘭から函館へ
最後にやって来たのは室蘭市内にある地球岬。地名の由来はアイヌ語。断崖を意味する「チケプ」が訛って「ちきゅう」と呼ばれているスポットですが、今では地球が丸く見える景勝地として紹介されています。
高さ100m前後の断崖絶壁が約14kmも続く景色は圧巻。これから向かう道南・函館の恵山岬や対岸の青森県下北半島が見えることもあるそうですが、この日は見えませんでした。
ということで、レンタカーの旅はここまで。5日間北海道を駆け巡った走行距離は1642km。東京~鹿児島間以上の距離となりました。
東室蘭駅からは北海道&東日本パスを利用。普通列車と船を乗り継いで東京まで帰ります。
まずは室蘭本線に乗車。噴火湾の波打ち際を走り長万部へ。
その途中では「日本一の秘境」と言われる小幌駅に停車。この駅に停車する列車は1日5本。何度も廃止の話が出ている駅ですが、秘境を求めて多くの鉄道ファンが訪れるため、豊浦町の観光資源として2022年現在も存続しています。
長万部駅では函館本線に乗り換え。
「いかめし」で有名な森駅では、鉄道と噴火湾と標高1131mの駒ケ岳の3ショットを見ることが出来ました。
そして函館に到着。青森から北海道に上陸した時と同様、深夜の青函フェリーに乗船するため、船の時間まで夜の函館を散策します。
函館山からの夜景は見たことがあったので、今回は山の上には行かず、夜景の中に入ってみることにしました。
夜は多くの建物がライトアップされていることに加えて、観光客が少ないので、ゆっくり落ち着いて散策を楽しむことが出来ます。
一方で暗い中での撮影は手ぶれしやすく、綺麗な写真を撮るのは難しいです。
こちらの写真もブレてしまっていますが、 深夜2時に函館港を出港する青函フェリーで撮ったさらば北海道の図です。
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今回はここまで。本日もありがとうございました。
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