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今回は「弾丸往復運賃で行く!日帰り北海道の旅」旅行記 前編をお届けします。
Peach 弾丸往復運賃で冬の北海道へ
2024年12月11日の朝7時、成田空港第1ターミナルにやって来ました。
搭乗する飛行機は7時30分発のPeach MM563便。行き先は北海道・新千歳空港です。平日の朝ですが、Peach専用に設けられた搭乗ゲート周辺は、旅行者らしい人々でそこそこ賑わっていました。
こちらは成田空港で飛行機へ搭乗する前に撮影した写真。
そしてこちらが離陸から約2時間後の景色。一面銀世界となった新千歳空港に到着しました。
天気予報では「晴れ」でしたが、しっかり雪が降っており、除雪車も忙しそうです。
今回はPeachの「往復弾丸運賃」を利用した日帰りの旅。夜の飛行機で東京へ帰るので、北海道での滞在時間は約10時間半です。
さらに今回は赤ちゃん(我が子)も一緒。機内ではPeachオリジナルのペーパークラフトをプレゼントしていただきました。到着後まずは空港内の授乳室へ。ちなみに、成田空港ではPeachの搭乗ゲート付近にも授乳室があり、搭乗直前までミルクを飲ませることが出来たので、機内での我が子は終始ご機嫌でした(笑)
空港のローソンで菓子パン等を調達し、10時20分発の快速エアポートに乗車。終点の小樽までしばし鉄道の旅です。
11時、札幌駅を通過。事前にYoutubeで「日帰り北海道旅行」の動画を色々と見ましたが、そのほとんどが札幌観光でした。私たちは札幌では下りず、余市まで向かいます。
ホームに積もる雪は5cmほど。北海道の冬はまだまだこれからです。
■ 参考:2020年 冬の北海道旅行記
銭函駅~朝里駅~小樽築港駅間で、函館本線は石狩湾沿いを走ります。
11時47分、快速エアポートは定刻より6分遅れで小樽駅に到着。ホームを歩いている人の多くは外国人観光客です。列車が遅れた理由は分かりませんが、次に乗るバスの出発は11時49分なので、時間がありません。
幸いバスもまた遅れていました。小樽駅前6番乗り場から、定刻11時49分発の高速ニセコ号(予約不要)に乗車。
小樽駅から30分ほどバスに揺られ、「中の川橋(余市町)」で降車。小樽駅からの運賃は630円で、支払いには交通系ICを使うことが出来ました。
余市ワイナリーで日本ワインをゲット
時刻は12時半過ぎ。ここから向かうのは余市ワイナリーです。中の川橋バス停からは20分ほど歩きます。
函館本線を跨ぐ橋の上からの景色。少し天気が良くなってきたと思ったら…
ワイナリーに到着すると強めの雪が降ってきました。太陽が隠れて、風も吹いてきたので、かなり寒いです。広い駐車場に車は1台も止まっておらず、観光客は私たちだけです。
ワイン用ブドウの一大産地・余市町最古のワイナリーで、敷地内にはレストラン、カフェ、ワインショップ、ワイン醸造所などがあり、営業時間中は無料で見学することが出来ます。
ということで、まずはワイン醸造所(工場)へ。ガイドツアーではないので予約も不要です。
醸造所内では、窓越しにワインを保管する樽を見られることに加えて、パネル展示を通じて余市ワインについて知ることが出来ます。なお、醸造所はそれほど大きくないので、10分ほどで退散。
ワインショップでは、試飲もさせていただきながらお土産用のワインを購入。農林水産省によると、国内で流通するワインは(1)日本ワイン(2)国内製造ワイン(3)輸入ワインの3つに区分されており、ここにあるのは余市産のブドウを使った日本ワインです。
最後にカフェでホット赤ワイン(550円)と余市ワイナリーソフト(600円を)購入。余市ワイナリーには約1時間滞在し、時刻は14時となりました。帰りの飛行機まで残り5時間45分です。
ニッカウヰスキー蒸留所見学ツアーに参加
続いて向かうのは、余市を代表する観光スポット「ニッカウヰスキー 余市蒸留所」。片手にホットワイン、もう片方の手にソフトクリームを持ちながら30分ほど歩きます。
さらに雪が強くなってきましたが、14時45分からの蒸留所見学ツアーを予約していたので、それまでには到着しなくてはなりません。
ギリギリ間に合いました。こちらがニッカウヰスキー創業の地。正式名称はニッカウヰスキー北海道工場余市蒸溜所です。
昭和10年代に建設された施設で現在もウイスキー製造(原材料の加工→仕込み→発酵→濾過→蒸溜→貯蔵)が行われており、1日数回行われている無料ガイドツアーでは、その敷地内を見学することが出来ます。
まずはビジターセンターで映像を視聴。ちなみに、ガイドツアーの動画撮影はNGでしたが、写真はOK。また、一部予約不要で見学出来るエリアもあります。
古い工場だからだと思いますが、各工程が別の建物で行われているため、基本的に外を歩くツアーです。事前に全く調べていなかったので予想外でした…という人が一定数いるようで、500円で傘も売っていました。
こちらはウイスキーの香りが漂う蒸留塔。ちょうど石炭を焚べる様子を見ることが出来ましたが、ツアー途中から我が子が泣き始めたため途中離団。残りの時間は施設内の授乳室で過ごしていました。
最後は試飲。この日は「シングルモルト 余市」「スーパーニッカ」「アップルワイン」の3種類でした。これもまたツアーに参加する特権でしょう。
ロックやハイボールとして飲むための氷や炭酸水の他、お酒が飲めない方向けにジュースも用意されていました。
さらにこちらはおつまみの自販機。本当はゆっくりとお酒を味わいたいところですが、そろそろ帰りの時間を気にしなければなりません。
日帰りでも十分楽しめる
試飲のお酒を急いで飲み干し、余市駅へ走ります。お土産を見る時間もありませんでした。
余市駅は蒸留所からすぐの場所にありますが、IC乗車券を使うことが出来ない区間なので、券売機で切符を購入しなければなりません。
予定していた16時03分発の列車にギリギリ間に合いました。
小樽駅で快速エアポートに乗り換え。
そして、新千歳空港駅の2つ手前、千歳駅で途中下車。余市駅↔新千歳空港駅間の距離は100.3kmということで、ギリギリ切符の有効期間は2日間。途中下車も出来るのです。
お土産と夕食を購入するため、駅前のイオンへやって来ました。この数時間前まで、大雪の中でニッカウヰスキーの蒸留所見学をしていましたが、千歳駅前には全く雪がありません。
こちらがイオンで購入したお土産。知る人ぞ知る北海道限定の調味料で、お土産屋さんやアンテナショップでも販売されていますが、やはり地元のスーパーの方が安いです。
いろはすのハスカップ味も北海道限定。今でこそ全国で販売されている堅あげポテトも、もともとは北海道限定商品で、北海道バターしょうゆ味は今も北海道限定です。割引されていた海鮮丼とチーズグラタンもゲット出来ました。
飛行機の時間までは約1時間半。ここまで来れば列車の時間を気にする必要もそれほどありません。
手荷物検査を済ませた後で我が子の授乳。新千歳空港も搭乗ゲート付近(手荷物検査場通過後)に授乳室があります。飛行機も定刻通りで一安心です。
■ 参考:夜のPeachは遅れることがある
21時半、成田空港に到着。日帰りかつ赤ちゃんを連れての旅でしたが、冬の北海道(お酒の旅)を十分に満喫することが出来ました。ちなみに、同じ飛行機を使って日帰り登別温泉も可能です。
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今回はここまで。本日もありがとうございました。
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