観光バス ホワイトピリカ号で冬の北海道を観光!釧路~摩周湖~屈斜路湖~阿寒湖|2018 旅行記

北海道

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今回は「2018年 冬の北海道旅行記」をお届けします。

冬の北海道を観光

2018年1月下旬、夜の成田空港へやって来ました。今回はバニラエアを利用し、冬の北海道へと旅立ちます。

22時30分、イルミネーションに照らされた札幌駅に到着。この時間になると駅周辺を歩いている人はまばらです。

23時30分、深夜バスに乗車しました。札幌からは道内各地へ高速バスが出ており、「雪で運休」ということも少ないので、冬の移動にはとても便利です。

翌朝7時過ぎ、釧路駅に到着。北海道といえばドライブ旅が定番ですが、冬の雪道は慣れていないと危険。公共交通機関の利用がおすすめです。

■ 参考:冬の北海道 ドライブ旅行記

定期観光バス ホワイトピリカ号

釧路駅からは定期観光バス・ホワイトピリカ号を利用し、道東を1日観光します。ちなみにピリカはアイヌ語で「かわいい」という意味です。

バスがまずやって来たのは釧路湿原の北側にある「鶴見台(鶴居村)」。その名の通りツル目ツル科ツル属の鳥「タンチョウ」を観察することが出来るスポットです。

記念撮影用のパネルも置かれていました。白・赤・黒のコントラストがタンチョウの特徴。一度は絶滅したとされ、現在も絶滅危惧種にも指定されている、日本で唯一の繁殖するツルです。アイヌ語では「サロルンカムイ(湿原の神)」と呼ばれます。

運が良かったのか、この日はたくさんのタンチョウの姿を見ることが出来ました。夏は釧路湿原の奥地で過ごし、冬はここに集まるそうです。

タンチョウの夫婦は片方が死ぬまで共に過ごすそうで、夫婦円満の象徴とも言われています。

続いてバスがやって来たのは「摩周湖」。

写真では伝わらない青と白の鮮やかなコントラスト。この景色を見るためだけでも、冬の北海道を訪れる価値があると思います。

着雪し真っ白になった木と摩周ブルー。絵に描いたような景色ですが、カメラをズームして木を撮影しただけです。

滞在時間はそれほどありませんでしたが、今でも非常に思い出深い景色となっています。なお、寒さ対策は必須。晴れてはいますが、冷たい風が吹き、まさに「しばれる」寒さでした。

鶴見台、摩周湖の次にバスがやってきたのは屈斜路湖。Wikipediaによると、屈斜路湖は「日本最大のカルデラ湖で、全面結氷する淡水湖としても日本最大の面積」と紹介されていますが、この日は全く凍っていませんでした。

凍るはずの湖が凍っていないのは、風の影響で湖面が波立っているからだと思います。湖岸で羽を休めているのは白鳥です。

彼らは毎年シベリアから飛んでくるそうで、シベリアの寒さに比べたらこの寒さもどうってことはないのでしょう。

1973年以降、未確認生物「クッシー」がいるとされる屈斜路湖。湖畔のお土産屋さんには目撃証言が書かれた新聞記事のスクラップと、恐竜のような見た目の人形が販売されていました。

釧路~摩周湖~屈斜路湖~阿寒湖

私もクッシーを探してみましたが、見つけることは出来ず。観光バスなので、自分で滞在時間を決めることは出来ず、時間きっかりに出発します。

続いてやって来たのは、摩周湖と屈斜路湖の間にある「硫黄山」。

山肌から勢いよく煙が湧き出ており、その煙の近くまでは行くことが出来ますが、登山は出来ません。写真だけ撮ってバスへ戻りました。

ツアーには昼食代も含まれています。昼食は道の駅・摩周温泉の豚丼弁当でした。豚丼といえば十勝帯広のイメージが強いですが、摩周駅の定番駅弁としても人気のようです。間違いのない美味しさでした。

午後は阿寒湖へ。一面凍っている阿寒湖の東にそびえるのは標高1,370mの雄阿寒岳です。日没が早い冬の北海道。昼食を食べたばかりですが、もう暗くなりつつあります。

コロポックルは「幸せを呼ぶ」とされるアイヌの伝承に登場する小人。阿寒湖畔に並ぶお土産屋さんでは定番の北海道土産だけでなく、アイヌに関連する雑貨等も販売されています。

そして、ツアーは阿寒湖で終了!ここからバスは釧路駅へ直行し、解散となりました。冬の北海道は非常に美しいですが、慣れていない観光客が雪道をドライブするのは危険。こうしたツアーに参加するのがおすすめです。

ちなみに、今回のツアーは中国人の方が非常に多く、バス2台で催行され、1台は全員中国の方でした。

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今回はここまで。本日もありがとうございました。

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