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今回はマリックスラインの新造船「クイーンコーラルクロス」の就航初日に乗船した時の様子(前編)をご紹介します。
マリックスラインに新造船が就航
2021年11月16日、1999年から沖縄と鹿児島を結んでいたマリックスラインの「クイーンコーラル8」が引退しました。
私も以前、原付が故障した時にお世話になった船です。奄美群島に住む人はもちろん、自転車で日本1周を経験した人なども、お世話になった船だと思います。
■ 参考:クイーンコーラル8に乗船
クイーンコーラル8が引退してから4日後、2021年11月20日に新造船「クイーンコーラルクロス」が就航しました。20日夜に鹿児島を出港した船は、21日夜に那覇へ到着した後、22日朝に折り返し鹿児島へ向けて那覇を出港するスケジュールです。
ということで、2021年11月22日朝6時、那覇新港へやって来ました。クイーンコーラルクロスの就航初日、沖縄を出港する第1便に乗船します!
受付窓口に書かれている船の名前はまだ「クイーンコーラル8」。乗船した船内でも、スタッフの方がまだ慣れていない様子でしたが、それもまた今しか出来ない体験です。
乗船申込書にも新しい船の名前はなかったので、とりあえず「クイーンコーラルプラス」にチェック。今回は沖縄本島北部・本部港まで乗船します。
■ 参考:クイーンコーラルプラスに乗船
世界自然遺産登録記念キャンペーンでサイダーが配布されており…
シークワーサーサイダーをいただきました!ビンなので、船の揺れで割れないように注意しなければなりません。
クイーンコーラルクロス乗船!
那覇出港は7時、乗船開始は6時半からです。
貨物の積載量が増加したことで、クイーンコーラル8に比べ1.6倍大型化したそうですが、外装デザインが同じこともあり、見た目の印象はそれほど変わりません。
冬の沖縄は夜明けが遅いです。朝6時半の月明かりの下、いよいよ新しい船に乗船します。
階段から船内に入り、エスカレーターで客室へ。船内は新車と同じような匂いします。
船のデザインコンセプトは「Origin(原点)」「Odyssey(知的探求)」「Overture(序曲)」。シンプルな内装の綺麗な船です。
こちらは船内にあった笠井統太氏による船の完成イメージ図。3代目おがさわら丸のデザインをされた方でもあり、どことなく船内の雰囲気は似ているような気がします。
釣りを目的に島旅をしている人も多いからか、釣りバカ日誌の作画担当・北見けんいち氏の直筆イラストとサイン色紙も飾られていました。
この航路は沖縄と鹿児島を行き来する観光客やトラックの輸送よりも、奄美群島の人々が移動したり、モノを運んだりするための利用がメイン。奄美で農作物の出荷がピークを迎える時期は、船の遅延が見込まれるというこちらの案内は、まさにその象徴と言えるでしょう。
この日も早速、徳之島の高校生たちが乗船していました。写真を撮っている生徒も多く、きっと彼ら・彼女らにとっても「新しい船に乗った」ことは、思い出になることでしょう。
新しくなった船内売店とレストラン
ここからは新しい船内を散策します。
レストラン・売店・案内所の営業時間はこの通り。朝の沖縄から乗船した場合、売店と案内所は朝から営業しています。
新造船就航に合わせて、売店ではマリックスラインの新しいグッズが販売されていました。
こちらも就航記念グッズのひとつ、日付入りのお酒です。
奄美の島々の黒糖焼酎も並んでいます。
こちらは手作りのおにぎり。
売店で販売されている商品はそれほど多くありません。長い船旅になる場合は、事前に買い込んでから乗船するのがおすすめです。
すでにマリックスラインの御船印はゲットしていましたが、 就航記念バージョンの御船印をゲット。
さらに船内では就航記念のノベルティ(キーホルダー)も配られました。こうした記念品を頂くのは、2020年にPeach【那覇~仙台便】の就航初日に搭乗した時以来です。
売店の向かいにあるのが船内レストラン。那覇発鹿児島行きの便は与論島入港前後、お昼からレストランの営業がスタートします。
こちらが船内レストランのメニュー。食券で購入するスタイルです。
レストランは営業時間外も開放されており、コンセント付きのテーブルもありました。
また、こちらはおつまみとカップラーメンの自動販売機。ビールの自動販売機もあります。なお、お湯とお茶は給湯器があるので飲み放題。
カップラーメン用のお湯はこちらの蛇口で注ぐことが出来ます。
朝の那覇から船に乗る場合は、船内で朝食を探すよりも事前に済ませるか、港近くのコンビニ(GoogleMap参照)などで購入したものを持ち込むのがおすすめです。
続いては、私が今回利用する部屋・2等室へと向かいます。
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今回はここまで。本日もありがとうございました。
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