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今回は「仮設営業中の牧志公設市場」に行ってきたので、その時の様子をご紹介します。
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絶滅危惧種・ヤシガニが見られる場所
まずは本日、衝撃的なことがありました。それは…

野生のヤシガニです!!!
一時、沖縄本島では絶滅したとも言われていたそうですが、今回ヤシガニを発見した場所の周辺は住宅街。ローソンやファミマ、セブンイレブンも近くにあるような場所です。そして今でも、ヤシガニは絶滅危惧種です。
そんな貴重なヤシガニですが…

こんな感じで、展示?販売?されている場所が、那覇市にあるのです。

その場所は那覇市の第一牧志公設市場。老朽化による建て替え工事のため、2019年から2023年までは、こちらの仮設市場で営業中です。

もともと牧志公設市場は、戦後から、上の写真のこの場所で営業されていました。
【那覇市民の台所】とも言われ、米軍統治下から復興の歴史を経て、色々な人の想いが詰まっている市場です。営業最終日は私も現地にいましたが、その場にいることが出来てよかったなと今も思います。

現在の仮設市場があるのは旧にぎわい広場。
もともとあった公設市場から徒歩5分程度の場所です。
新しくなった公設市場(仮設)

以前の公設市場は独特の空気や匂い、じめっとした感じから異国情緒たっぷりでしたが、今はかなり綺麗になっています。

こちらが以前の牧志公設市場。
現在は仮設ですが、リニューアル後も、現代風の綺麗な市場に生まれ変わるのでしょう。

ちなみにこちらはマレーシアの市場。以前雰囲気は似ています。

仮設の建物は1階と2階に分かれています。
2階は飲食スペースになっており、1階で購入した食材を2階で食べることが出来る「持ち上げ」という仕組みがあります。

1階はこんな感じ。日本人の方よりも東アジアの方が多い印象を受けました。
外観はきれいですが、中のごちゃごちゃした雰囲気は以前とあまり変わりません(いい意味で)。冷房はしっかり効いているので涼しいです。
沖縄ならではの食材が並ぶ
店先にはヤシガニだけでなく、沖縄ならではの、かなり独特な食材が多く並んでいます。

こちらは何かの貝です。

普段のスーパーでは見ることが出来ないような、カラフルな魚たちが並んでいます。

魚以外にはお肉もあります。
沖縄といえば「豚」。沖縄で豚は捨てる部分が無いとも言われており、ミミガーやチラガーといった名称で、様々な部位が販売されています。

沖縄ならではのごはんのお供もあります。
こうした食材たちを眺めていると、お店の方から試食を出していただけることが多く、ここでのコミュニケーションも楽しみのひとつ。ただ、しつこく売ろうとしてくるお店もあるので、そんな時は「またあとで来ますね」と言って立ち去りましょう(笑)

2階の飲食店の様子。賑わいも前とあまり変わらないような気がします。

ということで、今回はヤシガニの流れから、牧志公設市場の仮設市場の様子をお届けしました。
新しい公設市場がオープンするのは3年後の2022年春(から先延ばしになり2023年)。ある意味、今は仮設市場を楽しむことが出来る貴重な機会です。沖縄へ来た際は足を運んでみてください。
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今回はここまで。本日もありがとうございました。
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