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今回は「1泊2日!弾丸沖縄旅行」前編をお届けします。
夜着昼発 弾丸で沖縄旅行
東京に住む友人Kさんが沖縄へ遊びに来ることとなりました。

しかし、Kさんのスケジュールは以下の通り。
- 9月7日(土)18時30分 到着
- 9月8日(日)12時00分 出発
滞在時間18時間30分という、超弾丸沖縄旅行なのです。

沖縄滞在中のプランはお任せということで、高校の修学旅行以来、人生2回目の沖縄というKさんに『沖縄で何をやりたいか』を、事前に聞いてみると…
- 酒が飲みたい
- 琉球ガラスを見たい
予算は2万円。私の家に泊まるので宿代は不要です。

果たして、弾丸でやって来るKさんに、沖縄を楽しんでもらうことは出来るのでしょうか。

迎えた当日。私はKさんと那覇空港で合流し、まずは予約していたタイムズレンタカーへ。

沖縄旅行ではレンタカーを借りるのが一般的。旅先でレンタカーを借りるとき、私はタイムズを利用することが多いです。その理由は、事故を起こしても、こちらが負担は一切発生しない「安心保障コース」があるからです。
那覇空港から、まず向かうのは「琉球ガラス村」。ちなみに、この時点でKさんはどこへ行くのか、何をするのか、全く分かっていない状況です。
レンタカーで沖縄南部へ
Kさんが楽しみにしていた琉球ガラスは、沖縄が米軍統治下だった時代、アメリカから持ち込まれた色付き瓶を、再利用して作られたものです。

ガラスの色鮮やかさと、ガラスに混ざった気泡による柔らかな雰囲気が特徴で、今では沖縄の定番お土産となっています。

沖縄県内最大のガラス工房で、グラスやアクセサリーといった商品はもちろん、吹きガラス体験も楽しむことも出来るのが、これから向かう琉球ガラス村なのです。

空港から約30分、琉球ガラス村へ到着しました。しかし時刻はすでに20時半。私は『営業時間が18時まで』と知っていましたが、「Kさんの希望を叶えるために努力はした」ことを示すための茶番です。

続いてやって来たのは、琉球ガラス村にも近い、八重瀬町の巨大ピカチュウ。私はKさんがポケモン、特にピカチュウが好きということを知っていました。しかし、微妙なリアクションを示すKさん。
★参考:場所など詳細はこちら★

私「どこか他に行きたい場所とかないの?」
Kさん「もうこの時間(20時半過ぎ)ですからねえ」
私「沖縄で知ってる場所とかないの?」
Kさん「何すかね?美ら海水族館とか?」

私「それだけ?」
Kさん「あとはソーキそばしか知らないです」
私「君は全然沖縄のことを知らないようだな」
Kさん「あ、はい」
私「じゃあ、今から〈沖縄を知る旅〉へ出かけよう」
深夜の沖縄本島を1周
ここまでの流れは、完全に私の狙い通りでした(笑)

時刻はすでに21時前ですが、次は沖縄本島最北端の地「辺戸岬」へ向かいます。約120km、沖縄南部から3時間近くかかるようです。
Kさん「マジっすか?本気で言ってるんすか?」
私「君が沖縄のことを全然知らないというから」
Kさん「確かに言いましたけど…」
私「沖縄本島1周すれば何か分かるはずだ」
Kさん「wwwwwww」

出発から1時間で、沖縄市のあたりまでやってきました。夜なので、車窓の写真などもありません。Kさんが弾丸で沖縄へ来ると決まったときから、私の頭の中には、沖縄本島1周することしか選択肢がありませんでした。

出発から約2時間で宜野座村付近。夜に来て、翌日の昼に帰るという弾丸スケジュールで沖縄を知ってもらうには、寝ている時間なんかありません。どこにも立ち寄らず、ひたすら沖縄本島を北上します。

原付で沖縄本島を1周したときと同様、反時計回りで(国道329号線を北上し、国道58号線で南下)、沖縄本島を1周しようとしましたが、名護市から東村へ向かう途中で通行止め。
★参考:原付沖縄本島1周★

来た道を少し戻り、国道58号線経由で辺戸岬を目指すことにします。

ということで、出発から3時間半、沖縄本島最北端「辺戸岬」に到着しました。

相変わらず外は真っ暗で、Kさんが到着した時から降っていた雨も、止む気配はありません。

一方で、辺戸岬へ来たところで、特にやることもないので、私の自宅がある沖縄本島の南部まで戻ります。辺戸岬では車外にも出ず、滞在時間は5分もありませんでした。

辺戸岬から国道58号線を走ること約2時間、北谷町まで南下してきました。せっかく沖縄旅行に来ているKさんを寝かせるわけにはいかないので、運転しながら「『北谷』の読み方はか分かりますか?」というような、ご当地ネタの解説などもこなします。

私の自宅に到着したのは、午前3時半。約6時間半かけて、深夜の沖縄本島を1周することが出来ました。朝8時に国際通りで車を返すため、それまでは私の家で仮眠。

翌朝は、前日までの雨を忘れさせるような、青空が広がりました。朝7時ころに家を出発し、車を返しに行きます。Kさんはこの日、お昼の飛行機で帰ります。

無事、朝の渋滞に巻き込まれることもなく、レンタカーを返却することが出来ました。メーターには315kmと表示されており、1晩でなかなかの距離を走ったことが分かります。

315kmは、東京から名古屋間と同じくらいの距離です。沖縄本島の大きさを実感するドライブ旅となりました。
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今回はここまで。本日もありがとうございました。
★続きはこちら★
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