レンタルバイクで沖縄観光!原付で那覇空港から万座毛へ 御菓子御殿も見学|2021 沖縄旅行記

南国日記~沖縄移住の記録~

ブログをご覧いただきありがとうございます。

今回は「原付をレンタルして万座毛に行ってきた旅」の旅行記をお届けします。

レンタルバイクで沖縄観光!

普段乗っている原付が壊れたので、修理に出している間、レンタルの原付を借りることにしました。

さっそく『沖縄 原付 レンタル』でYahoo検索。一番上に出てたきた「プレジャー沖縄」というお店を利用します。那覇空港から比較的近い場所にあるので、旅行のときにも便利です。

壊れた原付の修理がいつまでかかるか分からなかったので、原付は9日間借りました。料金は保険なしで9,830円。別途ヘルメットも借りることが出来ます。空き状況は事前に電話で確認していました。

しかし、出発後すぐに原付の速度計が動いていないことに気付き、お店にUターン。原付はたくさんありましたが、動かないものもあるようで、その場で何台か試してから、出てきたのがこちらの原付です。

年間契約プランは1ヵ月3,000円で点検も無料。年間にすると3万6千円。新しい原付を買うよりも、レンタルしたほうが安い場合もあるかもしれません。

コンビニに貼ってあったポスター この場所が万座毛

せっかくなので、このままレンタル原付でふらっと出かけることに。目的地は沖縄旅行の王道スポット「万座毛」です。有名な場所ですが、旅行の時にも、沖縄に移住してからも、これまで行ったことがありませんでした。

万座毛までは那覇空港から約50km、2時間ほど走ります。沖縄旅行ではほとんどの方がレンタカーを利用しますが、ひとり旅で天気がいいときは、のんびりと原付の旅もおすすめです。

■参考:原付で沖縄本島を1周してみた

ただし、国道58号線を北上する場合、恩納村に入るまで海沿いを走ることはありません。那覇市から読谷村までは市街地、その先は丘に囲まれた道を走ります。

しばらく走ると「万座毛 3km」の看板があるので、こちらを左折。

海に棒が刺さっていますが、これらは恩納村名物「もずくの養殖」です。また、奥に見えている島々は無人島(ヨウ島)。近くにあるムーンビーチホテルからのツアーで上陸することが出来ます。

原付を借りて那覇空港から万座毛へ

那覇を出発してから約2時間、「万座毛」に到着しました。さすがは沖縄の一大観光地。平日にも関わらず、たくさんの車が止まっています。

この建物の中を通過しないと、万座毛の景色にはたどり着けない仕組みです。

施設への入場は無料ですが、2020年10月から万座毛観覧に100円がかかるようになりました。100円は周辺の環境保全に活用されるそうです。

ということで、こちらの券売機でチケットを購入。いよいよ絶景スポットとしてよく紹介されている「万座毛」とご対面です。

万座毛の景色を見るため100円のチケットを購入し、整備された遊歩道を歩きます。

万座毛の由来は『万人を座するに足る毛』。「毛」とは沖縄の方言で「原っぱ」のこと。現代語訳すると「万人が座れる広い原っぱ」となります。18世紀(1700年代)前半、この地を訪れた琉球王朝・尚敬王が、そう称賛したと言われています。

写真右奥の石には、尚敬王の時代に活躍した琉歌詩人・恩納ナベ(ナビー)が詠んだ歌、その左にある石には、昭和時代に【恩納ナベ歌碑】を訪れた童話作家、巌谷小波氏が詠んだ歌が刻まれています。

こちらが万座毛を代表する景色!琉球石灰岩の絶壁の先にある岩が「象の鼻」に見えると言われていますが、像の鼻…? 見えなくもありませんが、いや見えたとしても、正直微妙な景色です。

万座毛が定番スポットになっている理由

万座毛一帯は国立公園に指定され、自然が守られています。

沖縄県公文書館「沖縄観光のあゆみ」によると、1879年の琉球処分以降、沖縄と日本本土の間で人やモノの往来が盛んになり、その当時から万座毛は観光地だったそうです。ナビーの碑が建立されたのも1928年です。

1963年には、琉球新報社創立70周年記念事業で新沖縄観光名所にも選ばれています。昔から有名だからという理由で、今も人気の観光地となっているのでしょう。例えば、沖縄本島では「果報バンタ」や「ザネー浜」の方が、綺麗な海を見ることが出来ます。

そもそも地名の由来を考えると、海ではなく、本来はこの「原っぱの景色」が万座毛の醍醐味であるはず。完全に忘れ去られてしまっています。

水平線の向こうには、伊江島の尖った山・タッチューが見えていました。

■参考:2019年 伊江島旅行記

岬の上に建つのは「ANAインターコンチネンタル万座」。1983年6月17日に開業した、全客室オーシャンビューを楽しめるリゾートホテルです。

万座毛周辺活性化施設を見学

万座毛の滞在時間は10分くらい。

万座毛の景色はいまいちでしたが、併設されている万座毛周辺活性化施設は綺麗なので、少し見物していくことに。

サーターアンダギーや沖縄そば、海ぶどうなど、沖縄らしいグルメは一通り揃っています。

沖縄旅行の定番土産が揃ったようなお店もあります。

沖縄の共同売店巡りを楽しんでいる人もいますが、ここに共同売店があることはあまり知られていないはず。恩納共同売店では軽食などが販売されています。

自動販売機には「やさ水」という、恩納村のオリジナル商品がありました。沖縄の水とサンゴの化石を使った製法で作られているそうです。

そして、今回私が万座毛周辺で一番綺麗だと思ったのがトイレ(笑)

個室トイレの利用状況まで分かるトイレに、沖縄で初めて出会いました。

紅いもタルトの御菓子御殿も見学

という感じで、万座毛にもお土産は揃っていますが、近くには沖縄で一番知られたお土産・紅いもタルトの工場直売店「御菓子御殿」もあります。車だと10分もかかりません。

御菓子御殿恩納店に到着。入口は首里城の守礼門のような形になっています。本店は読谷村にあり、そちらは「第40回プロが選ぶ観光・食事・土産物施設100選」の土産物施設部門で、全国1位にも選ばれています。

店内はこんな感じ。御菓子御殿の商品が揃っています。紅いもタルトは、北海道の「白い恋人」的なポジションです。空港や国際通りに行くと「紅芋たると」「べにいもタルト」など、漢字やカタカナの組み合わせを変えて、元祖を模した商品が並んでいるので注意が必要です。

工場も併設されており、製造ラインを見ることが出来ます。通常であれば、1日10万個の紅いもタルトが製造されるようですが、コロナで旅行者が減り、お土産も売れないので、ラインは動いていませんでした。

店舗は首里城の正殿が模されている

万座毛と御菓子御殿はセットで訪れるのがおすすめです。沖縄のド定番観光を楽しむことが出来ます。

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今回はここまで。本日もありがとうございました。

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