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今回は「YKB888(やんばる急行バス)で今帰仁村に行ってきた」時の様子をご紹介します。
沖縄北部に高速バスで行く
2021年9月某日、私はこの日沖縄本島北部・今帰仁村に用事がありました。
こちらの美ら海水族館行きのバスの時刻表を見て分かる通り、那覇から沖縄本島北部までは高速バスがいくつかあります。今回乗車するのは一番安い「やんばる急行バス」です。
GoogleMapの表示はYKB888。那覇空港から名護市役所や美ら海水族館を経由し、今帰仁村の運天港までを結びます。今回下車する今帰仁村役場までの運賃は1,900円。ちなみに名護バスターミナルから美ら海水族館へ行く場合も、路線バスよりYKB888の方が安いです。
正午までに今帰仁村役場へ行く必要があったので、8時30分に那覇空港を出発する第3便に「県庁北口」から乗る予定でした。しかし、県庁北口へ向かうために乗っていた路線バスが遅れ、YKB第3便の出発に間に合わなくなってしまいました。
やんばる急行バス(YKB888)が安い
まだバスに追いつけるかもしれません。
8時35分、途中で路線バスを降りて、ゆいレールの赤嶺駅(日本最南端の駅)にやって来ました。
車内はそれなりに混んでいて、満員電車にも近いような状態。そして混雑の影響か、この列車も遅れていました。バスも列車も「遅れている」というアナウンスがないので、時計を見て「あら、あ、マジか」という感じになります。
古島駅にて下車。ここでYKB888に追いつけるだろうという計算でしたが、時刻は8時59分。バスの出発は9時です。
バス乗り場には他にも人がいたので、まだバスは来ていないようですが果たして…
9時6分、バスがやって来ました。何もない快晴の平日ですが、この日は那覇市内を走る全ての公共交通が遅れていたようです。とにもかくにも、間に合ってよかったです。
バスへ乗車するにあたって、事前に予約をしたり、乗車券を購入しておく必要はありません。乗車時に運転手さんへ行き先を伝えて料金を支払います(現金・カード・電子マネー・QRコード)。
この便の乗客は20名ほどでしょうか。那覇市街地を抜けると、バスは日本最南端かつ最西端の高速道路、並走する国道58号線にちなんでE58というナンバーが割り当てられている沖縄自動車道(総延長57.3km)へと入ります。
日本最南端のSA「伊芸SA」で休憩
古島駅を出発してから約30分、金武町にある「伊芸サービスエリア」で10分間の休憩。
ヤシの木の向こうに青い海が広がる、南国の雰囲気に包まれたサービスエリアです。
建物も沖縄らしさ全開。沖縄自動車道唯一のサービスエリアということで、ここが日本最南端かつ最西端のサービスエリアとなります。ちなみに、パーキングエリアは下り線「中城」にあり、そちらは日本最南端かつ最西端にパーキングエリアです。
入口にあったのは「ふわふわシーサーキャッチャー」。これは沖縄にしかないものでしょう。
飲み物の棚もかなり個性的です。シークワーサーのジュースがあるだけでも珍しいのに、その種類も豊富。写真は棚の1段だけを映していますが、他にも珍しい飲み物が並んでいました。
サービスエリアといえば、小腹が空いた時のグルメが揃っていますが、ここはさすが沖縄。色々な種類のポークたまごおにぎりがありました。こちらもまた具材の種類が豊富です。
金武町の名物「田芋」を使った「田芋パイ」もありました。甘さ控えめなずっしりとした餡が入っていて、美味しいのでおすすめです。
■ 参考:金武町で田芋の収穫を体験してきた
那覇から沖縄本島北部へ!
バスは伊芸サービスエリアを出発。
島の北部と南部で地質が異なる沖縄本島。北部に入ると、車窓には緑の山々が広がります。
沖縄自動車道の終点・許田を通過。高速を降りてすぐの場所には、日本一の道の駅に選ばれた「道の駅許田」があります。YKBのバス停もあるので、時間があるときは立ち寄ってみるのもおすすめです。
■ 参考:道の駅許田に行ってきた
名護市街地を通過した後は本部半島を時計回りに走り、美ら海水族館やリゾートホテル、本部港などを経由しながら今帰仁村へ向かいます。
11時13分、定刻よりやや遅れて今帰仁村役場に到着。那覇から約2時間のバスの旅でした。
ちなみに、終点・運天港からは伊平屋島・伊是名島へ向かうフェリーも出ているので、島へ行くときにもYKBがおすすめです!
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今回はここまで。本日もありがとうございました。
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