道の駅・安波へ!シャワーも洗濯機も完備 やんばるの観光にもおすすめ|2022 沖縄旅行記

南国日記~沖縄移住の記録~

ブログをご覧いただきありがとうございます。

今回は「道の駅やんばるパイナップルの丘 安波」に行ってきたので、その様子をお届けします。

沖縄の道の駅・安波へ

2022年3月末、沖縄県国頭村に道の駅「やんばるパイナップルの丘 安波」がオープンしました。

沖縄県で10番目の道の駅です。かつて、トリップアドバイザー社が行っていた『旅好きが選ぶ!日本人に人気の道の駅ランキング』では、2019年に道の駅いとまん、2020年に道の駅許田が全国1位に輝きました。ドライブ観光が一般的な沖縄で、道の駅は人気の観光スポットとなっています。

■ 参考:ドライブと沖縄旅行

道の駅安波(あは)があるのは、那覇空港から高速を使っても2時間以上かかるやんばるの森の奥地。国頭村にあるもうひとつの道の駅「ゆいゆい国頭」や、沖縄本島最北端「辺戸岬」と合わせて、今後やんばる観光の拠点になることが期待されています。

■ 参考:やんばるを路線バスで旅する

東村から辺戸岬へと続く県道70号線はこれまで、途中にコンビニもなく、海沿いの区間も少なく、ひたすら山の中を走るような道でした。県外からの観光客だけでなく、週末は多くのライダーで賑わう道なので、休憩がてら立ち寄る人も増えるでしょう。

ちなみに、道の駅に設置されていた自販機は、売上の一部が、やんばるの森の環境保全活動に還元される仕組みとなっています。

シャワーも洗濯機もコワーキングスペースも完備

私が訪れたのはオープンから約2か月後の2022年5月下旬。

道の駅全体はこんな感じ。主に4つの施設がありますが、この時はまだ完成しておらず。落成式は、オープンから約9か月後の2022年12月23日に行われました。

どうやらコロナの影響で、芝生広場にあるテントサイトの準備に時間を要していたようです。この時もまだ工事用のビニールシートが見えていました。

キャンパー向け?の全自動洗濯機(500円)がありました。全自動洗濯機がある道の駅は珍しいはず。さらに、有料シャワーやレンタルタオルもある充実っぷりです。

この先は有料エリア。入場料300円がかかるため今回は見学しませんでしたが、遊歩道を歩いた先に、大自然に囲まれたリラックススペース(観察棟)があるそうです。

こちらは無料で見学出来る「海と丘の展望台」からの景色。曇っていたので、海はうっすらとしか見えませんでしたが、目の前に広がる森の緑は大迫力です。この景色を見るためだけでも、立ち寄る価値はあると思います

この環境でお仕事が出来るように、交流棟にはコワーキングスペースも設置されています。もちろんWi-Fiもあり、道の駅のほとんどの場所で繋がるように整備されているそうです。

コワーキングスペースの利用料は1日1000円で、1か月1万円のメンバーシップ制度も用意されています。しかし、近くに宿泊施設が少ないので、長期利用をする場合は、キャンプをしながら滞在するか、名護市内のホテルから車で通勤するような形になるはずです。

また、交流棟には「木工房」という、国頭村の木材を加工したり、研修やワークショップを行ったりする空間も用意されています。

生活出来る道の駅

そして観光で立ち寄る時のメインとなるのは本体棟です。

雰囲気はこんな感じ。沖縄の定番お土産だけでなく、ここでしか買えないようなやんばるの特産品も並んでいます。

黒糖は沖縄各地で販売されていますが、こちらはやんばるで採れた「シナモン(カラキ)」「シークワーサー」「パイナップル」の黒糖。

こちらは国頭漁業で水揚げされた冷凍イセエビです。

沖縄土産の定番・泡盛。かつて安波地区は、森林資源を船に載せて、沖縄中南部と交易をしていました。その時に持ち込まれた、まさひろ酒造(糸満市)の泡盛が、安波地区で愛されるお酒となったという背景から、ここでもまさひろ酒造の泡盛が販売されています

■ 参考:まさひろ酒造を見学

寝る場所(テント)もあって、シャワーもあって、全自動洗濯機もあって、Wi-Fiもあって…となると、生活をする上であと必要なのは食事です。お土産と並んで、レトルト食品やカップ麺も販売されていました。

お湯や電子レンジもサービスとなっています。野菜が少ないので栄養面に不安は感じられますが、テレワークが出来る環境であれば、仕事をしながら本当にこの道の駅で生活することが出来そうです。

三線も自由に触る(弾く)ことが出来る

例えばここで1か月のワーケーションをするとしたら、沖縄の楽器・三線も弾くことが出来るようになるでしょう。

■ 参考:ワーケーションとは

やんばるの観光にもおすすめ

カフェもあるので、観光でふらっと立ち寄っても、のんびりと過ごせます。

しかし、カフェのメニューを見ても、道の駅の名前に入っている「パイナップル」は無く、ここまでご紹介したお土産にも、パイナップル関連の商品は黒糖だけです。

施設が新しいことに加えて、パイナップルの収穫時期から外れていたこともあり、今回は「パイナップルの丘」をほとんど感じることは出来ませんでした。

道路を挟んで、道の駅の向かいにパイナップル畑があります。ただ、規模はそれほど大きくなく、看板もないので、この畑に気が付く人はほとんどいなさそうです。そもそも、パイナップル畑がこのような形状であることを知っている人自体が少なはず。

■ 参考:パイナップル収穫を体験

本当にパイナップル関連の商品が無いのか、念入りに探してみましたが、この時は果実酒と…

カンボジア産のパイナップルを使ったドライフルーツしか見当たりませんでした。ということで、道の駅安波はパイナップルの収穫時期に訪れるのがおすすめです。

道の駅のホームページには『地域住民・産業や、大手事業会社、新進気鋭ベンチャーと連携し、ここでは新たな挑戦や実証実験が日々行われています』とあるので、今後の進化に期待です。

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今回はここまで。本日もありがとうございました。

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