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今回は【結家（むすびや）】に行ってきたので、その様子をご紹介します。
なきじんゲストハウス結家がおすすめ
2022年2月下旬のある日、この日午後から沖縄本島北部・今帰仁村にあるゲストハウス「結家」に行ってきました。
私は沖縄移住当初から、沖縄本島で通いたくなるような宿を探しており、そこで見つけたのが結家。美ら海水族館や古宇利島からは車で約20分。海沿いにあるゲストハウスです。
この砂利道を抜けた先に宿はあります。路線バスの場合は、最寄りのバス停まで迎えに来てもらえるそうです。
到着しました！3方を草原に囲まれて目の前は海。海風で草木がそよぐ、とても素敵な環境に佇む手作りの宿です。
予約方法は電話のみで、じゃらんなどの宿泊予約サイトなどには掲載もされていません。宿のスタートから20年以上の歴史があるため、ファン（リピーター）が多く、口コミで多くの人がやって来るようです。
結家には何度か通っていますが、いつも玄関を開けて一番に迎えてくれるのは、リピーターさんや長期滞在の方のような気がします（笑）ヘルパーさんに宿を案内してもらい、料金を支払ったらフリータイム。ちなみに、私が利用したドミトリーは1泊2,200円です。
チェックインの時、滞在中の「あだ名」を聞かれました。結家では基本的に、ヘルパーさんや他のゲストの方からあだ名で呼ばれます。そういう雰囲気の宿です。伝わる人には伝わるはず。
沖縄一人旅で出会いと交流を楽しむ
そして、そういう雰囲気の宿に泊まる一番の楽しみは「出会いと交流」です。
「安いから」という理由で泊まっている人もいますが、如何せん宿泊予約サイトには掲載されていないので、金額だけで結家を選んでいる人は少ないでしょう。旅行好きな人はもちろん、普段は気を遣われている立場の人（＝偉い人）が無礼講のコミュニケーションを求めて泊まっていることも多いので、色々なお話を聞くことが出来ます。
時刻は17時半、すでに連泊している人たちは宴会を始めていましたが、いきなりそうした輪に入っていくのはハードルが高め。また、無理に輪へ入ったところで、全く興味のない会話が展開されていたら、話を合わせるのに疲れるだけです。
■ 参考：私が苦手な宿の雰囲気
私は一人旅なので、スマホをいじったりしながら、話しかけられるのを待っているうちに、夕陽の時間になりました。この建物（オーナーさんの家）の屋上から眺める景色がおすすめということで、はしごを使って屋上へ。
確かに綺麗な夕焼けです。他のゲストさんも一緒にこの景色を眺めていますが、会話はなかなか発生しません。交流を求めて、旅先の宿にゲストハウスを選ぶ人も多いですが、何かきっかけが無いと、交流を楽しむのは難しいような気がします。
「○日間いるけど、今日が一番きれいな夕焼けだ」というような会話が聞こえてきました。長期滞在している方とヘルパーさんを中心に、すでに輪が出来てしまっているようです。こうなると交流の難易度はさらに高くなります。
毎晩行われる「おかず交換会」が面白い
しかしまだ急ぐ必要はありません。結家には毎晩20時から開催される名物「おかず交換会」があります。
おかず交換会は各自おかずを持ち寄って、夕食をシェアする時間です。テーブルを囲んでご飯を食べながら、自己紹介等もあるため、宿泊者同士が交流を楽しむきっかけとなります。
参加は強制ではありませんが、ほとんどの人が参加するイベントです。むしろ、おかず交換会を楽しみにして、結家を選んでいる人も多いはず。皆さんで「いただきます！」をして、会がスタートします。
夕陽が沈んでから皆さん調理をし始めて、20時時点のテーブルの様子がこちら。皆さんお手製のおかずがずらっと並んでなかなか豪華です。キッチンや調味料は自由に使うことが出来ます。
私が持参したおかずはスーパーで買った鳥天。沖縄の天ぷらは「サクッ」ではなく「しっとり」しているのが特徴的。沖縄移住当初からよく食べている個人的におすすめの沖縄グルメです。
食事が落ち着いてから自己紹介タイム。オーナーさんが場を仕切っているので、とても和やかで温かい雰囲気。年齢層も幅広く「パリピ感」はありません。気付けばあっという間に日付が変わる時間。もちろん食事の片付けも全員で行います。
翌朝は朝焼けの空の下、海風を感じながらの作業。夜は星も綺麗でした。Wi-Fi環境が整っているので、ワーケーションで長期滞在する人もいるそうです。
毎朝「ヨガ（自由参加）」が行われており、その様子は結家のインスタライブでも配信されています。本格ヨガは初体験でしたが、青空と海を眺めながら、芝生の上で身体をほぐしていくのは、とても気持ちがいいものです。
そしてチェックアウトの予定でしたが、他のゲストさんからの「延泊しちゃいなよ」という誘惑に負け、この日の夜も結家に泊まることに。移住3年目にして、ようやく沖縄で面白いゲストハウスを見つけました。
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今回はここまで。本日もありがとうございました。
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