東京都最南端のバス停には何がある?1日乗車券利用 小笠原・父島をバスで観光|2026 旅行記2

島旅

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今回は「2026年 小笠原諸島旅行記」その2をお届けします。

★前回の記事は こちら ★

小笠原・父島を村営バスで観光

2026年6月22日、小笠原諸島・父島に滞在中です。この日は村営バスに乗って、島を観光します。

9時30分、始発のバス停「村役場前」にやって来ました。まずは、そばにある村営バスの事務所で1日自由乗車券をゲット。料金は500円で、バスの車内でも購入できます。

村営バスは、区間にかかわらず1回の乗車につき200円。3回乗れば元が取れる計算なので、島内をあちこち巡るなら、なかなかお得です。

■参考:父島を村営バスで観光

移動手段は徒歩と村営バス!小笠原諸島・父島をお得に楽しむ1日観光|2023 旅行記4
2023年7月2日、この日は1日かけて小笠原諸島・父島を観光します。移動手段は徒歩と村営バス。島の南部にある絶景スポット・中山峠から向かったのは、貴重な小笠原コーヒー飲むことが出来るUSK COFFEE。亜熱帯農業センターや水産センターなどは見学無料。お得に観光を楽しむことが出来ました。

9時40分発「小港海岸行」のバスがやって来ました。よく見ると、品川ナンバーです。伊豆諸島や小笠原諸島で車を持つと、ナンバーは「品川」になります。

東京都内の数あるバス路線のうち、最南端を走るバスからの景色がこちら。進行方向右側に二見湾の海を見ながら走ります。

■参考:父島を歩いて1周

所要時間7時間 小笠原・父島を時計回りに歩いて1周! コスパ最強の観光|2025 旅行記15
父島を歩いて1周し二見港に到着しました。所要時間は7時間。いざとなったら帰りは村営バスを利用することが出来るので、時計回りがおすすめ。なお、島を1周する道路は1本しかありません。小笠原の絶景・自然・歴史・生物多様性を無料で楽しめる、コスパ最強の観光です。

東京都最南端のバス停には何がある?

10時、終点の小港海岸に到着しました。東京都で最南端のバス停です。

父島の南にある母島には路線バスがないため、都内で最も南に位置するバス停は、ここということになります。バス停の看板にも「東京都最南端のバス停」と記されていました。

ちなみに父島は、沖縄本島北部とほぼ同じ緯度に位置しているため、「小港海岸」が日本最南端のバス停というわけではありません。日本最南端のバス停は、沖縄・西表島の「豊原」です。

■参考:日本最南端のバス停に行ってみた

沖縄・西表島 日本最南端の路線バスに乗車!日本最南端のバス停にも行ってみた|2021 旅行記7
日本最南端の路線バスは沖縄・西表島を走る西表島交通です。今回はこのバスに乗車し、日本最南端のバス停「豊原」に行ってみたので、その様子をお届けします。石垣島行きの船が出ている大原港で皆さん降りてしまい、このバスに終点の豊原まで乗車していたのは私だけでした。途中には日本最南端の信号機もありました。

そして、バス停から3分ほど歩くと真っ白な砂浜が広がります。こちらがバス停の名前にもなっている「小港海岸」。人影もまばらで、まるでプライベートビーチのようです。

この砂浜にはウミガメも上陸します。小笠原はアオウミガメの日本最大の繁殖地。ウミガメの保護は徹底されており、砂浜に立てられた3本の枝は、「この下にウミガメの卵がある」という印です。

■参考:ウミガメ観察のルール

感動!夜の沖縄でウミガメの上陸と産卵を見る 観察のルールも徹底解説|2021 沖縄旅行記
沖縄では【大潮の日の満潮時刻が夜】の場合、ウミガメ上陸の可能性が高まります。ということで、5月下旬の夜、沖縄本島のとある砂浜へやって来ました。今回はアカウミガメが上陸し、産卵している様子を見ることが出来たので、その様子をご紹介します。観察のルールやウミガメ保全が重要である理由についても解説します。

水着を持参していたので、さっそく着替えて、しばし海水浴。遠浅のため、サンゴや魚の姿は見られませんが、そのぶん波は穏やか。子ども連れでも、安心して楽しめるビーチです。

日本とは思えない雰囲気

しばらく遊んだ後、海岸にある東屋で、濡れた身体を乾かしがてら昼食。なお、お手洗いはあり、スマホの電波も入りますが、近くにお店や自動販売機はないので、食事と飲み物は持参していました。

中山峠から見た小港海岸

小港海岸は中山峠やブタ海岸、ジョンビーチへの玄関口でもあります。今回は登りませんでしたが、中山峠から見る小港海岸は、小笠原でも屈指の絶景といえるでしょう。

小笠原コーヒーが飲めるカフェ

時刻は12時になりました。

昼食の後は、小港海岸から歩いて10分ほどの場所にあるUSKコーヒーへ。貴重な小笠原コーヒーが飲めるカフェです。

■参考:国産コーヒーについて

コーヒー栽培の世界史~コーヒーの発見から日本に伝わるまで|観光アイデアノート vol.19
日本では一部の地域でコーヒーの生産が行われていますが、コーヒーベルトから外れており、コーヒー栽培に適した地域ではありません。一方、コーヒー生産量が多い国々でも、コーヒーは自生していませんでした。コーヒー栽培はどのように世界中へ広がったのでしょうか。今回はコーヒー栽培がコーヒーベルト地域へ伝播した歴史をご紹介します。

八ツ瀬川沿いに整備された遊歩道を歩きます。

USKコーヒーに到着。道路沿いにあるものの、知らなければ、そのまま素通りしてしまいそうなお店です。建物らしい建物はなく、木々に囲まれたウッドデッキがそのまま客席。木陰になっていて風通しもよく、暑い日でも心地よく過ごせます。

注文したのは、看板メニューの小笠原コーヒー「ボニンアイランド」のアイス(1,500円)に、コーヒーチェリーサイダー(700円)、コーヒー豆のクッキー(300円)、そしてモモタマナのクッキー(200円)。

お土産にコーヒーフラワーとコーヒーチェリーのティーバック、小笠原コーヒーの豆も販売されていました。

■参考:沖縄のコーヒー農園に密着

コーヒー農園に密着!1杯の国産コーヒーが出来るまで 栽培の様子をご紹介|沖縄コーヒー3
沖縄北部にある安里コーヒー農園。ここでは日本では貴重なコーヒーの露地栽培が行われています。今回は農園の主・安里おじいに密着し、1杯の国産コーヒーが出来るまでの流れをご紹介。山の開墾から苗と土作り、台風対策などの様々な過程を経て、収穫までにかかる期間は4年~5年。手作業ということもあり収穫量は少なめ。貴重な1杯です。

1日乗車券の元を取ることはできたのか

村営バスは、市街地エリアを外れると「フリー乗降制」になります。決まったバス停でなくても、好きな場所から乗り、好きな場所で降りられるのです。

12時55分に小港海岸を出るバスに合わせて店を出て、道路沿いで手を挙げて、バスを止めます。村役場ー二見港ー小港海岸を結ぶ扇浦線は、平日の日中なら1時間から1時間半に1便ほど。最果ての秘境にしては、なかなか便利です。

そして、車内もしっかりクーラーが効いていて、快適に過ごすことができます。

乗車時に降りたい場所を伝えて、やって来たのは小笠原海洋センター。通称「カメセンター」と呼ばれる、島のウミガメ保護の拠点です。

■参考:ウミガメを食べる島

父島の居酒屋でウミガメを食べる!小笠原諸島とアオウミガメの歴史|2016 小笠原旅行記5
小笠原諸島はアオウミガメの日本一の繁殖地。毎年5月下旬から7月上旬にかけて、多くのウミガメが産卵のために上陸します。今回はウミガメの保護・飼育・展示が行われている小笠原海洋センターを見学し、夜は子ガメの放流体験に参加したので、その様子をお届けします。小笠原とウミガメの歴史についてもご紹介します。

保護・飼育されているウミガメたちは、無料で観察が可能。

一緒に写真を撮ったり、餌をあげたりといった体験(有料)もできます。小さな子どもでも楽しめる施設です。

■参考:ウミガメの解体に参加

小笠原諸島でウミガメの解体に参加!ウミガメを食べる島の新亀シーズン|2025 旅行記5
おがさわら丸が停泊する港にある青灯台で休んでいたらアオウミガメが頭を出しました。ちょうどこの時期は新亀シーズン。ウミガメを食べる文化がある小笠原諸島では、飲食店で様々なカメ料理が提供されます。今回は捕獲したウミガメを解体する作業に参加したので、その様子をお届けします。

なかには、頭がふたつある珍しい個体の姿もありました。

海洋センターからは、バスではなく歩いて、小笠原水産センターへ。こちらも入館無料で楽しめる、島の小さな水族館です。

こちらは海洋センターの横にある製氷海岸。見た目は地味ですが、シュノーケルをすると群生する枝サンゴや、その上で休憩するウミガメを見ることができます。海中は圧巻の景色です。

■参考:父島でおすすめのビーチ

父島のビーチ巡る!おすすめは釣浜と製氷海岸 シュノーケルで沈没船も|2016 小笠原旅行記6
小笠原諸島滞在3日目。この日は原付で父島のビーチを巡ることにしました。私のお気に入りは透明度が高く、美しいサンゴの景色が広がる釣浜と製氷海岸。ビーチから数十mの場所にある沈没船をシュノーケルで見物することが出来る境浦海岸もおすすめです。中山峠から見る小港海岸の景色は、父島随一の絶景として知られています。

漁港から、発泡スチロールを積んだトラックが出てきました。中に入っているのはメカジキ。父島でとれた農作物や漁獲物も、こうしておがさわら丸に載せられ、本土へと運ばれていきます。

水産センターに到着しましたが、あいにく老朽化にともなう改修工事中で営業しておらず。もともとは東京都の水産研究施設で、その一角が水族館として開放されており、小笠原の海や川にすむ魚たちを見ることができました。

水産センターからも歩いて、14時半前、二見港に帰ってきました。船の入出港がない日でも、船客待合所は開放されていて、おがさわら丸の乗船券を買ったり、自由に休んだり、お手洗いを使ったりすることができます。

我が子は絵本コーナーにすっかり夢中

ということで、結局今回は村営バスに2回しか乗車していない(村役場前→小港海岸&USKコーヒー→小笠原海洋センター)ので、1日乗車券の元を取ることは出来ませんでした。

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今回はここまで。本日もありがとうございました。

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1日乗車券を購入し、小笠原諸島・父島をバスで観光。向かった先はバスの終点「小港海岸」。東京都最南端のバス停です。バス停から歩いて2分の場所には、白砂の美しいビーチが広がり、近くには貴重な小笠原コーヒーが飲めるカフェもありました。そして、500円で購入した1日乗車券の元を取ることは出来たのでしょうか。

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