おがさわら丸・ファミリールームで小笠原諸島・父島へ!子どもと行く24時間の船旅|2026 旅行記1

島旅

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今回は「2026年 小笠原諸島旅行記」その1をお届けします。

おがさわら丸・ファミリールームで小笠原諸島・父島へ!

2026年6月19日の10時過ぎ、東京諸島への玄関口・竹芝桟橋(東京都港区)にやって来ました。

こちらが乗船する船。小笠原諸島・父島行きのおがさわら丸です。他の公共交通機関に比べても、子連れで長距離を移動するなら船が圧倒的に楽。竹芝桟橋に着いてしまえば、あとは乗り込むだけです。

インターネットで予約をしていたので、予め「搭乗券引換書」を印刷しておく必要があります。

印刷していた搭乗券引換書を窓口で提出し、搭乗券をゲット。券に表示されている等級は「2等和室」ですが、私が予約していたのは「ファミリールーム」です。

こちらがファミリールーム。隣の人との間に仕切りが無く、全体的に広々としています。乗下船口やキッズルームと同じ4デッキにあり、近くに多目的トイレがあるのも安心のポイントです。

■参考:2等和室で小笠原へ

台風の海へ出港!欠航しないおがさわら丸乗船 揺れる船で船酔いと闘う|2016 小笠原旅行記1
この日は台風が接近しているにも関わらず、定期船・おがさわら丸は欠航せず、通常通り竹芝桟橋を出港。東京湾を出ると船が揺れてきました。途中からは船酔いとの闘い。横になって何も飲まず食わず朝を迎えました。小笠原諸島へのアクセス方法はこの船しかないので、誰もがこの24時間の船旅を乗り越えなければなりません。
小笠原海運のホームページより

しかし、おがさわら丸のインターネット予約サイトを見ると、キッズルームの予約枠がありません。インターネット予約でキッズルームを希望する場合、まずは2等和室の予約を完了させた後、小笠原海運に電話をして、リクエスト予約をする流れです。

■参考:おがさわら丸の予約が取れない

予約が取れないおがさわら丸!連休に小笠原諸島へ 乗船券をゲットする手順とコツを徹底解説
小笠原諸島へ行くための交通手段は「おがさわら丸」という船だけ。しかしこの船、予約を取るのがなかなか難しいのです。ゴールデンウイークやお盆、年末年始など、長期休暇を取りやすい繁忙期は、おがさわら丸の乗船券は争奪戦となります。今回は小笠原諸島に行くために、おがさわら丸の予約手順やコツを徹底解説します。
ファミリールームのそばにある多目的トイレ

あくまでリクエスト予約なので、ファミリールームが割り当てられる保証はなく、恐らく先着順なのでしょう。こうした特殊な予約方法なので、ファミリールームの利用者は、ほぼリピーターや島民の子連れ家族です。

多目的トイレにシャワーも付いている

父島までの所要時間は24時間。子どもたちが暴れないわけがありません(笑)多少騒いだり泣いたりするのはお互い様というのが、ファミリールームの大前提です。利用するのも、それを承知のリピーターや島民の方々なので、あまり気を遣わずに過ごすことができます。

■参考:赤ちゃん連れで小笠原諸島へ

赤ちゃん連れで小笠原諸島へ!おがさわら丸&ははじま丸 船旅の様子をご紹介|2025 旅行記
2025年4月13日、東京の離島への玄関口・竹芝桟橋へやって来ました。今回は赤ちゃんを連れて小笠原諸島の父島と母島へ!おがさわら丸の2等和室で行く24時間の船旅の様子と船内の設備、おがさわら丸のファミリールームやははじま丸についてもご紹介します。

11時、おがさわら丸は父島・二見港に向けて、竹芝桟橋を定刻通りに出港しました。今回の料金は、インターネット予約割引が適用されて片道28,530円。なお、ファミリールームが割り当てられても、2等和室料金からの加算はありません。

■参考:小笠原諸島に安く行く方法

船が片道3万円? 小笠原諸島の旅行にかかる費用を解説 格安ツアーがおすすめ|2018 旅行記2
小笠原諸島へ行くためには最低5泊6日必要です。そしてもうひとつ、小笠原旅行に欠かせないのがお金です。往復の船代3万円に加えて、小笠原ではキャンプや野宿が禁止されているため、観光には最低3泊分の宿泊料金と食費がかります。そこで今回は旅費を節約するため、小笠原海運が実施する「謝恩ツアー」に参加してみました。

子どもと行く24時間の船旅

いよいよ24時間の船旅が始まりました。

船内に掲示されている天気図を見ると、航路上は高気圧に覆われているので、外洋に出ても揺れる心配は無さそうです。私も子どもも、酔い止めは飲んでいません。

■参考:地獄の定期船・おがさわら丸

船酔い注意!地獄の定期船・おがさわら丸乗船 揺れる船内での過ごし方をご紹介|2019 旅行記1
東京湾を出る辺りから大きく揺れ始めたおがさわら丸。相変わらず天気はいいものの、船の揺れと猛烈な風で、デッキに立っているのがやっとの状態。私は「立ったら吐く…」というところまで追い込まれていました。しかし小笠原諸島はまだ遥か彼方。船酔いに耐える地獄のような船旅の様子をお届けします。

出港後しばらくは、長女とデッキで過ごしていました。東京湾の海は「赤潮」の影響で、かなり汚く見えます。この海の色が、24時間後にはどのように変化しているでしょうか。

12時になったので、デッキにあるベンチで昼食を食べます。私は持参したカップ麺とビール。長女はパックご飯+幼児向けの野菜マーボー丼です。

無料の水とお湯

船内には備え付けの電子レンジがあり、お湯と水は無料で頂けます。

我々が昼食を食べた最上階のデッキはこんな感じ。レストランやラウンジは混み合うので、子どもが多少食べ散らかしても、デッキのほうが気楽です。5デッキ・6デッキには屋根もあります。

午後は、長女と船内をひたすら散策。これが船旅の良さです。所要時間こそ長いものの、船は大人も子どもも自由に歩き回って、身体を動かすことができます。

■参考:24時間の過ごし方

2等寝台で小笠原諸島へ!おがさわら丸の船内と24時間の船旅の様子をご紹介|2023 旅行記1
今回は小笠原諸島へ向かうおがさわら丸の船内と、2等寝台で行く父島・二見港までの24時間の船旅の様子をご紹介します。おがさわら丸は「フェリー」ではなく「旅客船」。最近の長距離フェリーの豪華な船内に比べて少々シンプルな造りです。船内売店では御船印もゲット。他の乗客との交流や船からの景色も楽しむことも出来ました。

こちらはキッズルーム。さらに、私自身は使ったことがありませんが、4,000円を支払えば船内Wi-Fiにも繋がるので、いざとなればデジタルデバイスに頼ることも可能です。

■参考:小笠原諸島に育休移住

小笠原諸島に育休移住してみた!父島に15泊 島での過ごし方と費用は?|2025 旅行記1
今回は育休を活用し、小笠原諸島に「育休移住」をしてみたので、その様子をご紹介します。滞在先は小笠原ユースホステル。素泊まりで15泊です。一般に小笠原への移住はハードルが非常に高いとされています。散歩をしたり集落を歩いたりしながら過ごしました。果たして、小笠原育休移住にかかった費用の総額は…

しばらくして外へ出ると、船の周囲は霧に包まれていました。この様子だと夕陽を見るのは難しそうです。天気はいまいちですが、この日は黒潮が流れるエリアに入っても、船の揺れはありませんでした。

■参考:おがさわら丸はなかなか欠航しない

欠航しない定期船・おがさわら丸!台風でも小笠原諸島へ向けて出港?他の船と比較してみた
台風が発生し、本土から離れた島へ向かう定期船たちが軒並み欠航している中、唯一運航していた船が小笠原諸島・父島へ向かうおがさわら丸です。2022年度は1度も欠航がなく、『日本一欠航しない定期船』と言えるでしょう。欠航しない代わりに、大荒れの海を行くことになるのでかなり揺れます。

そして、あっという間に夕食の時間。メニューは昼食とほぼ同じです。持参したものを長女とデッキで食べました。その後はシャワーを浴びて、再び船内を歩き回った後にファミリールームへ。

船内の消灯は22時ですが、キッズルームは部屋の明かりも自分たちで調節できます。皆さんの「もう、消していいよね」的な雰囲気により、20時頃には消灯となりました。

過ごして見るとあっという間

慣れない船内泊ですが、子どもたちはよく眠ってくれました。翌朝私は4時30分に起床。

早起きした目的は「日の出」です。船内案内所の横に「日の入」と「日の出」の時間が書かれており、日の出は4時37分でした。

デッキは船内の消灯に合わせて閉鎖され、朝は日の出に合わせて開放されます。せっかく早起きをしましたが、外へ出るとこの景色。日の出を見ることは出来ませんでした。

■参考:おがさわら丸から見る初日の出

元旦の小笠原諸島・父島へ!おがさわら丸で年越し&絶景の初日の出を見る|2019 旅行記2
おがさわら丸の大みそか出港便が設定されることは滅多にありません。船内で年越しをした後、初日の出を見ることが出来ます。空の色が海にも反射し、周辺一帯がオレンジ色になりました。これは船で一晩を過ごす旅をしないと見られない絶景です。カツオドリが飛んできたらいよいよ小笠原諸島。約20分遅れで元旦の父島に到着しました。

その後、二度寝をして、朝食も長女とともにデッキへ。長女は持参したバナナとやさいパン。私も持参したブランデーケーキです。

7時30分、久しぶりに鳥の姿が見えました。こちらはカツオドリ。おがさわら丸に驚いて飛び跳ねる魚を狙って、船と並んで飛ぶのが名物となっています。そして、この鳥がやって来たということは、小笠原諸島の海域に入ったということです。

父島が近づくにつれて、空も晴れてきました。小笠原には明確な梅雨がありませんが、5月から6月中旬までは雨が多くなります。天気予報は晴れ続き。雨の時期も終わったようです。

■参考:小笠原の天気について

東京都心よりも雨が少ない!小笠原諸島の気候と過ごしやすい理由を解説|2016 小笠原旅行記2
プレートの動きとマグマが引き起こす海底火山活動によって、太平洋上に点々と誕生した海洋島・小笠原諸島。周囲に陸地がないため、島の生態系だけでなく気候も特徴的。年間の気温差が小さく、東京都心よりも雨が少ないため、沖縄とは全く異なります。日の出と日没の時間も早く、とても過ごしやすいです。冬は花粉症もありません。

海はベタ凪。「ボニンブルー」と称される、深く澄み切った蒼い海を、おがさわら丸は滑るように進みます。

よほど海況が良かったのか、定刻よりも早く父島・二見湾に入りました。おがさわら丸の父島入港は基本的にいつも定刻通り。たまに遅れることはありますが、早く到着するのは珍しいです。

10時45分、定刻より15分早く小笠原諸島・父島に上陸しました。24時間と聞くと、大変な移動のように聞こえますが、過ごして見るとあっという間。私も子どもも船酔いはありませんでした。

島に到着して、まずはお世話になる宿『小笠原ユースホステル』にチェックイン。初めて小笠原にやって来たという方は「揺れて大変だった」と話をしていました。船の揺れの感覚は人によって異なるので、注意が必要です。

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今回はここまで。本日もありがとうございました。

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おがさわら丸のファミリールームで小笠原諸島へ!多少騒いだり泣いたりするのはお互い様というのが、ファミリールームの大前提です。利用するのも、それを承知のリピーターや島民の方々なので、あまり気を遣わずに過ごすことができます。他の公共交通機関に比べても、子連れで長距離を移動するなら船が圧倒的に楽です。

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