生産量全国2位!沖縄のパッションフルーツハウスを見学 お土産にもおすすめ|2021 沖縄旅行記

沖縄県

ブログをご覧いただきありがとうございます。

今回は「パッションフルーツのハウス」を見学してきたので、その時の様子をご紹介します。

沖縄県が生産量全国2位

『パッションフルーツ』という名前を聞いたことがある方は多いのではないでしょうか。

写真は宝酒造が販売している「小笠原パッションサワー」。オリオンビールの『WATTA』にもパッションサワーがあります。世界で生産される9割のパッションフルーツが生の果実ではなく、加工品として利用されているそうです。

生産量は鹿児島県が日本一。沖縄県のパッションフルーツ生産量は全国2位となっています。伊豆諸島や小笠原諸島でも生産が行われているため、東京都の生産量が全国で3番目に多いのも特徴的です。

今回は沖縄で農家さんを紹介いただき、パッションフルーツのハウスを見学させていただけることになりました。

パッションフルーツハウスを見学

沖縄県産パッションフルーツは、2月から7月にかけて収穫が行われます。

こちらがパッションフルーツの果実。果実の表面はつるつるでテカテカと輝いています。食べごろはテカテカの果実がシワシワになってから。収穫後、常温で追熟させるのが一般的です。

小さな果実の先に伸びているのがめしべ。こちらはすでに受粉を終え、花が枯れ、果実が出来ている状態です。

こちらが別日に撮影したパッションフルーツの花。花の形が時計の文字盤を思わせることから、パッションフルーツの和名は「クダモノトケイソウ」。この花が咲くのは1日、しかも午前中だけ。花が咲いている間に、おしべに付いた花粉を手作業でめしべに付けて受粉させるのが一般的です。

パッションフルーツの「パッション」とは

パッションフルーツの「パッション」は「情熱」ではなく、「キリストの受難」を意味します。

受難とは、イエス・キリストの裁判と処刑における、精神的および肉体的な苦痛のための言葉(Wikipediaより)。かつて、宣教師たちが布教の際にパッションフルーツの花を使い、「受難」の説明を行ったそうです。

受粉に成功すると2週間ほどで果実がここまで大きくなります。

パッションフルーツの大きさは4cmから8cmが一般的ですが、このハウスで育っている果実は、それよりも大きいサイズばかりです。

色が付いた果実は、熟すと自然落下するので、傷が付かないよう果実にネットを被せます。そして、収穫したパッションフルーツはJAに出荷しているそうです。

お土産もいただきました

ハウスの外に捨てられている果実を発見しました。

大きさに対して中身が少ないため、出荷出来ないないそうです。普通に美味しそうだったので、その場で食べさせていただきましたが、やはり味は間違いありません。

ちなみにパッションフルーツは、果実を半分に割って、スプーンなどで黄色い果肉と黒い種をすくって食べます。

いかにもトロピカルフルーツという感じのさわやかな香りと、甘酸っぱい味を楽しむことが出来るだけでなく、βカロテンなど栄養も豊富で、健康や美容にも良いそうです。

こちらは農家さんの手作りのパッションフルーツパウンドケーキ。出荷できない果実は、このように農家さんも加工して食べているそうです。

こちらはクッキー。パッションフルーツを加工したお菓子などは、旅行用のお土産としても販売されているのでおすすめです。

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また、パッションフルーツの葉っぱには、睡眠に有効な成分が含まれており、リーフティーにして飲んでいるという人もいます。

美味しいのにもったいない」ということで、捨てられてしまう予定のパッションフルーツをお土産にいただきツイート。

すぐに反応をいただけて、捨てられるはずの果実を、無事に食べたいという人へ届けることが出来ました。かき氷として活用していただいたようです。

パッションフルーツは、生産地以外であまり販売されていません。沖縄ではこれからの時期、ファーマーズマーケットや道の駅でも売られていたりするので、ぜひ探して食べてみてください。南国を感じるのにぴったりの果物です。

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今回はここまで。本日もありがとうございました。

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