小笠原旅行の4つのポイント!観光客同士が仲良くなりやすい仕組み|初めての小笠原諸島 旅行記5

初めての小笠原諸島

ブログをご覧いただきありがとうございます。

今回は【初めての小笠原諸島旅行記】その5をお届けします。

★前回の記事★

おがさわら丸に合わせて行動する

小笠原諸島・父島上陸初日。

夜のコペペ海岸で行われた「子ガメの放流体験」から、大急ぎで、宿泊先の小笠原ユースホステルへ戻りました。

急ぎの理由は、ミーティングに参加するため。

小笠原ユースホステルでは、おがさわら丸入港日の毎晩夕食後に、ミーティングという、宿泊者(や島民)が集まり、自己紹介をする時間が設けられています。

今回私は1人旅、しかもノープランで来てしまったこともあり、情報収集のためにも、ミーティングにはどうしても参加したかったのです。

また、本土からこれほど遠く離れた、絶海の孤島とも言えるような場所には、どんな人が来ているのかということにも興味がありました。

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小笠原諸島(父島)へのアクセス手段はおがさわら丸しかないので、 小笠原に来る人は全員、おがさわら丸に乗って島へやってきて、おがさわら丸に乗って帰ります

おがさわら丸の運航スケジュールは、繁忙期を除いて6日に1便。そして、片道の所要時間は24時間。よって、おがさわら丸の動きは以下のようになります。

1日目 東京・竹芝桟橋 出港
2日目 小笠原諸島・父島 入港
3日目ー4日目 父島 停泊
5日目 父島 出港
6日目 竹芝桟橋 帰港

この6日間を、小笠原では『1航海』と呼び、旅行者も島民も、おがさわら丸の運航スケジュールに合わせて行動する必要があります。

小さな島でみんな一緒に動くので、交流が生まれやすく、タイトルにもある通り、誰かしらと仲良くなりやすいのです。

小笠原旅行では観光客と仲良くなりやすい

小笠原旅行には、おがさわら丸という制約に加えて、他の旅先にはない、4つの面白いポイントがあります。

ポイント1. スケジュール調整が難しい

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例えばこちらは、小笠原諸島のラッピングがされた埼京線。

これを見て「小笠原諸島に行ってみたいな」と思っても、おがさわら丸のスケジュールに合わせて、6連休を獲得することは、多くの人にとって難易度が高いことです。

そんなわけで、お盆やGWは予約が殺到し、受付開始から数分で乗船券が売り切れてしまうのが通例です。

また、東京ー父島間は、一番安い二等和室でも往復で約5万円かかります(写真は学割の値段)。これに、3泊分の宿泊費や食費、体験ツアー代が必要です。

この金額の高さから、小笠原に行ってみたいと思っても、躊躇してしまう人が多いようです。

ポイント2. ひとり旅が多くなる

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自分の日程と、家族や友人の予定と、おがさわら丸の運航スケジュールを合わせるのは至難の業。安い旅行先でもないので、一緒に行く相手も選ぶ必要があります。

そんなわけで、2016年度の統計調査によると、小笠原諸島を訪れる観光客のうち、4分の1以上が1人旅となっています(2016年度)。

ポイント3. 同じ宿で3連泊

小笠原諸島を旅行する人の多くは、父島に3泊します

父島は、原付で30分ほど走れば周れるような島です。

滞在中にわざわざ宿を変える方はほぼおらず、多くの方が同じ宿で3連泊します。

ポイント4. 小さな宿が多い

小笠原諸島には、宿は多くありますが、大きなホテルはありません。

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小さな宿に3連泊もしていれば、他のお客さんと顔を合わせる機会が多くなります。

そして皆さん、何とかスケジュールを調整して、24時間の船旅を乗り越えて、やっと小笠原へやってきた1人旅の方々。結果として、仲良くなりやすいのです。

島民ももともとは小笠原好きの観光客

ここまでは、小笠原を訪れる観光客の特徴をご紹介してきましたが、島民の皆さんにも、共通点があります。

こちらは1970年の国勢調査の結果。小笠原村の人口は782人となっています。

ここで注目すべきは、1965年の結果との差。小笠原村の増加数が782ということは、1965年の人口はゼロだったことになります。

太平洋戦争中の1944年、小笠原諸島に疎開命令が出され、全島民が島を引き揚げ本土に疎開。戦後は米軍統治下となり、多くの島民が帰島を認められませんでした。

こちらは小笠原村の人口推移。いわば、人口ゼロの状態から、50年で3000人近くまで増えた背景には、移住者の存在があります。

小笠原には、観光で初めて島に訪れて、そこからはまって移り住んでしまったという人が、本当に多いです。

小笠原が好きで移住した人の多くは、観光客の気持ちを理解してくれているので、観光客に対してフレンドリーに接してくれます。

宿だけでなく、飲食店や体験ツアーでも、1人旅同士で仲良くなったという話をよく聞きますが、そういう場合は、間に島民の方が入っていたりもします。

島が好きで移住した人が、また次のファンを作っていくような循環が、小笠原にはあるのです。

小笠原ユースホステルのミーティングには、移住者島民の方も参加したりするので、まさにその循環機能を果たしているイベントです。

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世界自然遺産にも登録され、その自然が注目されがちな小笠原諸島ですが、観光客同士が仲良くなる、つまり「出会い」が一番の特徴かもしれません。

もちろんこれは、初めて小笠原諸島を訪れた時には知らなかったことで、何度か通っているうちに、気が付いたことです。

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今回はここまで。本日もありがとうございました。

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