バスで行く納沙布岬の初日の出!根室の宿で年越し|2020年→2021年 年末年始旅行記14

2020年→2021年 年末年始の旅

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今回は【2020年→2021年 年末年始の旅】旅行記その14をお届けします。

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ゲストハウス・ネムロマンで年越し

2020年12月31日19時、北海道・根室に到着しました。

「朝日に一番近い街」「日本の太陽は根室から昇る」と紹介されています。根室には、一般人が行くことの出来る日本最東端・納沙布岬があります。2021年の初日の出を納沙布岬で見るために、沖縄から根室までやってきたのです。

綺麗な月が出ています。天気予報でも翌朝は晴れ!初日の出を拝むことは出来そうです。

根室駅から、この日泊まるゲストハウス「ネムロマン」まで歩きます。

到着しました。2020年7月にオープンしたばかりの、とてもきれいなゲストハウスです。共有スペースにあるスクリーンでは、年末らしく「笑ってはいけない」が放映されていました。

予約していたのは【朝食付きプラン(5450円)】ですが、チェックインの時に1000円分のギフト券とカイロをいただきました。

さらに、お雑煮・太巻き・みかんも無料でいただき、おにぎりやカップ麺も食べ放題。年越しならではお祭り感から、かなりお得なサービスを受けることが出来ました。

根室駅から初日の出詣バスに乗車

大みそかは早く寝たため、年越しの瞬間は夢の中。

2021年1月1日は4時半に起床。宿に荷物を置いたまま根室駅にやってきました。初日の出を見るため、納沙布岬へ向かいます。

★参考:2019年→2020年 年越しはおがさわら丸★

利用するのは根室交通が運行している【初日の出詣バス】。太陽が昇る時間に合わせて、根室駅と納沙布岬を往復してくれる便利なバスです。

料金は往復2000円。予約は不要で、出発時刻までに根室駅前のバス待合室へ行くと乗車券を買うことが出来ます。

乗車券と一緒に、ここでもカイロもいただきました。納沙布岬は風も強い場所。極寒であることは間違いありません。初日の出を見るためには、寒さ対策が必須です。

時間になると大型バスがやってきました。しかも2台。思っていたよりも人が多くの人が乗車します。

5時30分、根室駅を出発。途中いくつか停留所に止まりますが、根室駅出発の時点でほとんど席が埋まっていたので、このバスを利用する場合は、根室駅から乗車する方が確実です。

前方の窓から見える空が、少しずつオレンジ色に染まってきました。

GPSで現在地を確認すると、自分が「東」に居ることを、改めて実感することが出来ます。

6時20分、日本最東端・納沙布岬に到着。

位置としては北緯43度・東経145度。ちなみに日本最西端の地、与那国島・西崎は北緯24度・東経122度です。

日本最東端のお手洗いの案内には、ロシア語表記もあります。

すでに多くの人で賑わっています。ゲストハウスはドミトリーだったため、「早朝に目覚ましを鳴らすのは申し訳ない」と思っていましたが、泊まっていた皆さんも納沙布岬の初日の出が目的で、早起きでした。

納沙布岬の初日の出

風は思っていたよりも強くありませんが、じっと水平線を眺めている間、極寒であることに間違いはありません。

恐らくもう太陽は出ていますが、水平線は雲で覆われているため、まだ太陽の姿は見えていません。

そしてついに、太陽が昇ってきました! これが2021年の初日の出です。ただ、納沙布岬は日本で最初に太陽を見ることが出来ると思われがちですが、実際は違います

一般人が行くことが出来る場所で、一番早く初日の出を見られる場所は小笠原諸島・母島の乳房山と言われています。

そのため、根室市のキャッチコピーも【朝日にいちばん街】という、若干具体性に欠けるものとなっています。

★参考:初日の出を徹底解説★

例年であれば、お茶の配布やてっぽう汁の販売、伝統芸能「ねむろ太鼓」の披露などがあるそうですが、コロナ対策のため、そういったイベントの実施はありませんでした。

そろそろ帰りのバスの時間なので、納沙布岬を後にします。

滞在時間1時間 バスで根室駅へ

初日の出バスは1時間ほど納沙布岬に停車しているので、乗ってきたバスで帰ります。車内に戻ると、しっかり暖房が効いているのも有り難いです。

イベントの実施はありませんでしたが、納沙布岬ではオリジナル絵馬が無料で配布されており、いいお土産をゲットすることが出来ました。

バスは海沿いを走りながら、根室市街地へと入っていきます。

根室駅までは乗車せず、宿の近くのバス停で下車。こちらの標識にもロシア語表記があります。

気温はマイナス8.3度。数字にするとかなり低い気温ですが、太陽の日差があると、特別寒いという感じもありません。

ネムロマンに戻ってくると、いなりずしと豚汁が用意されていました。前日の夜に続いてこれも無料サービス。朝食をいただきながら、宿のオーナーさんからも色々とお話を聞かせていただきました。どうやら沖縄からの宿泊者は、私が初めてだったようです(笑)

ネムロマンさんのおかげで、いい年越しを過ごすことが出来ました。9時頃にチェックアウトし、この日は帯広まで移動します。

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今回はここまで。本日もありがとうございました。

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